リディック
『リディック』(The Chronicles of Riddick「リディック年代記」)は、2004年に公開されたアメリカ合衆国の映画。2000年のSF映画『ピッチブラック』の続編であり、4年後の世界が舞台である。
リディック | |
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The Chronicles of Riddick | |
監督 | デヴィッド・トゥーヒー |
脚本 | デヴィッド・トゥーヒー |
原作 |
キャラクター創造 ジム・ウィート ケン・ウィート |
製作 |
ヴィン・ディーゼル スコット・クルーフ |
製作総指揮 |
テッド・フィールド デヴィッド・ウォマーク ジョージ・ザック |
出演者 |
ヴィン・ディーゼル タンディ・ニュートン カール・アーバン コルム・フィオール ジュディ・デンチ |
音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 | ヒュー・ジョンソン |
編集 |
マーティン・ハンター デニス・ヴァークレー |
制作会社 |
レーダー・ピクチャーズ ワン・レース・フィルムズ |
配給 |
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公開 |
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上映時間 |
118分 135分(ディレクターズ・カット版) |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $105,000,000[1] |
興行収入 |
$115,772,733[1]![]() |
前作 | ピッチブラック |
次作 | リディック: ギャラクシー・バトル |
ストーリー
編集銀河全体を支配しようとするロード・マーシャル率いる狂信的集団ネクロモンガーが武力と恐怖の力で星を次々と破壊し統治していく。はるかな暗黒の未来、氷の惑星で本能の命じるまま戦い続けるリディックはクールだが生きるためなら獣と化す。20件以上の超A級犯罪で5つの惑星から指名手配を受け、懸賞金がかけられ、トゥームズ率いる賞金稼ぎたちに執拗に追われていたリディックは、旧知のイマムが住むヘリオン星系・ヘリオン第一惑星へ飛ぶ。エーテル状の生命体エレメンタル族の預言者エアリオンは、リディックがロード・マーシャルによって撲滅されたヒューリア人の生き残りだと信じて探していたのだった。
ネクロモンガー艦隊の総攻撃が始まり、リディックは脱出するが、トゥームズに捕まり、惑星クリマトリアの刑務所でかつて自分に憧れていた女性キーラと再会する。ほかの囚人たちと脱出を図るが、司令官ヴァーコとピュリファイアが襲いかかる。ロード・マーシャルにネクロモンガーになれ、と言われて戦うが、リディックを助けたキーラは殺される。勝利したリディックはネクロモンガーの新しいリーダーとして迎えられる。
スタッフ
編集- 脚本・監督:デヴィッド・トゥーヒー
- 視覚効果:リズム&ヒューズ
- クリーチャーデザイン:パトリック・タトプロス
登場人物・キャスト
編集日本語吹替
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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劇場公開版 | ソフト版 | ||
リディック | ヴィン・ディーゼル | 大塚明夫 | |
ロード・マーシャル | コルム・フィオール | 大塚芳忠 | |
デイム・ヴァーコ | タンディ・ニュートン | 坪井木の実 | |
ヴァーコ | カール・アーバン | 宮内敦士 | |
エアリオン | ジュディ・デンチ | 池田昌子 | |
キーラ | アレクサ・ダヴァロス | 仲根かすみ | 本田貴子 |
ピュリファイア | ライナス・ローチ | 森田順平 | |
トゥームズ | ニック・チンランド | 辻親八 | |
イマム | キース・デイヴィッド | 辻よしなり | 稲葉実 |
ラジュン | キム・ホーソーン | LiLiCo |
前作との関係
編集その他
編集XboxとWindowsにて『The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay』というタイトルでFPSのゲームがあり、2009年にはPlayStation 3、 Xbox 360にて発売された『The Chronicles of Riddick: Assault on Dark Athena』というゲームもある。また『The Chronicles of Riddick: Dark Fury』というタイトルでDVD用のアニメ化もされている。
参考文献
編集- ^ a b “The Chronicles of Riddick”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年12月19日閲覧。
- ^ 2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟