二見興玉神社
三重県伊勢市にある神社
二見興玉神社 | |
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所在地 | 三重県伊勢市二見町江575 |
位置 | 北緯34度30分32秒 東経136度47分16秒 / 北緯34.50889度 東経136.78778度座標: 北緯34度30分32秒 東経136度47分16秒 / 北緯34.50889度 東経136.78778度 |
主祭神 |
猿田彦大神 宇迦御魂大神 綿津見大神(境内社 龍宮社) 大若子命(飛地境内社 栄野神社) |
社格等 | 旧村社・別表神社 |
例祭 | 7月15日(二見大祭) |
主な神事 |
大注連縄張神事 藻刈神事 夏至祭 |
地図 |
概要
編集夫婦岩
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夫婦岩︵めおといわ︶は日の大神︵天照大神︶と興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしている。古来、男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていたが、いつの頃からか、夫婦岩と呼ばれるようになった。この名称がついた時期は定かではないが、江戸時代中期の﹃伊勢参宮名所図会﹄に大注連縄を張った夫婦岩の絵が載せられている。
夫婦岩の間から太陽が昇る写真が、初日の出のイメージとしてカレンダー等で使用することがあるが、冬季は方角的に夫婦岩の間から太陽が昇る光景を見ることはできないことから、これは夏季に撮影した写真を使用したものである。夏至の前後約4か月間は、夫婦岩の間から御来光が拝め、特に夏至の前後2週間ほどは、方位角約61度距離およそ200kmの彼方にある富士山山頂付近からの御来光となることから、梅雨の最中にもかかわらず、近隣の二見浦旅館街の宿泊客やカメラマンが多数訪れる。また冬至の頃には夫婦岩の間より昇る月を見ることもでき、満月の日には大勢のカメラマン・参拝者が訪れる。
根尻岩は1918年︵大正7年︶の台風によって根本より折れ、1921年︵大正10年︶に菅組が修理をしている[2]。その際、設置角度が変わったため、現在は片理の方向が立石とは異なっている。
ギャラリー
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夫婦岩
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夫婦岩(左)と拝殿(右)
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夫婦岩と満月
歴史
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1910年︵明治43年︶、猿田彦大神を祀る興玉社︵おきたましゃ︶と宇迦御魂大神を祀る三宮神社︵さんぐうじんじゃ︶を合祀したもので、その際に現社名に改称した。
興玉社の歴史は、夫婦岩に注連縄を張り、興玉神石の遙拝所を設けたのに始まるという。天平年間︵729年 - 748年︶、僧行基が興玉神の本地垂迹として江寺︵えでら︶を創建し、境内に興玉社を建てて鎮守社とした。後に現在の二見浦へと遷座した。
三宮神社は、元は現社境内の天の岩屋の中に祀られていたが、文禄年間に岩屋の外に移された。1910年︵明治43年︶に興玉社本殿に合祀された。古い参詣記には三狐︵さんぐ︶神社などとも記される。
1945年︵昭和20年︶に栄野神社を合祀した。
祭祀
編集境内社
編集浜参宮
編集交通アクセス
編集脚注
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(一)^ “観光地点等分類ごとの入込客数”. 三重県雇用経済部 観光・国際局 観光政策課. 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
(二)^ “おかげ横丁で企画展﹁二見浦に魅せられて﹂ 夫婦岩の修復工事秘話紹介も”. 伊勢志摩経済新聞. (2019年11月29日) 2022年2月11日閲覧。