会計ソフトウェア

会計ソフトから転送)

: accounting software使

1990

201612[1]使 [2]IT[3]2017[4]([5]

モジュール

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会計ソフトウェアは、会計に関わる特定部分を扱うモジュールの集合体となっていることが多い。典型的なモジュールとしては、次のようなものがある。

中核モジュール

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簿
















非中核モジュール

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調




導入

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多くの場合、TCOを考慮するとソフトウェアの機能そのものよりもその導入形態が重要な要因となる。中規模以上の大きなアプリケーションは、再販業者、開発業者、コンサルタントが独占的に販売している。この場合、ライセンス料はソフトウェアベンダーに渡るが、それ以外にインストール、カスタマイズ、サポートサービスについても料金が発生する。ソフトウェア本体以外の料金はソフトウェア本体の価格のだいたい50%から200%になる。

ソフトウェアベンダーが再販業者を介さずに、直接販売し顧客サポートを行う場合もある。

分類

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個人会計

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家庭で家計簿として使うもので、主に買掛金台帳(支出明細)の機能を中心とし、安価である。

ローエンド

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企業向けのローエンド製品は、一般的な会計機能のほとんどを安価に提供する。ベンダーは特定の国の会計方式のみをサポートしていることが多い。大規模ベンダーは様々な国の会計方式に対応した製品を出している。

中規模

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1



PostgreSQLMySQLMicrosoft SQL ServerOracle Database

 Crystal Reports

SDKVisual Basic for Applications (VBA) 

ハイエンド

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 (ERP) 

6


垂直型

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複合型

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技術の発展により、低価格で高機能な会計ソフトウェアが提供可能になってきた。そのようなソフトウェアは特に成長期の企業に適している。成長期の企業は小規模であっても急激に多数の拠点を持ったり売り上げが増大するため、中規模やハイエンドの会計ソフトウェアの機能(高度なカスタマイズとスケーラブルなデータベースなど)を必要とする。さらに、海外進出や在宅勤務を行う企業が増え、小型のクライアントを多数接続する必要が増した。このためにSaaSのようなインターネットを使って複数拠点から同時にアクセスできる技術を提供する方法もある。今日ではクラウドコンピューティングを用いたクラウド型会計ソフトが開発され、利用方法が簡単で、価格が低廉であることから普及が見込まれている。

主な会計ソフト

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商用製品

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オープンソース

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無料の会計ソフト

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  • JDL IBEX 出納帳 Major
  • Main財務管理
  • フリーウェイ経理Lite

無料のクラウド会計

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  • 円簿青色申告
  • ちまたの会計
  • やよいの白色申告オンライン

関連項目

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脚注

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