書簡 (新約聖書)

キリストの弟子たちが書いた手紙形式の文書
使徒書簡から転送)

: Επιστολή / : Επιστολές, : Epistula / : Epistularum, : Epistle / : Epistles使使使
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古代エジプト・ギリシャ・ローマでの書簡

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書簡の形式

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書簡の形式はおおむね、導入部と本文とでできている。「導入部」には簡単な挨拶があり、誰が、誰に宛てた書簡であるかを記している。また、自分の状況、相手の状況について簡単に触れている書簡もある。「本文」には、書簡の著者の主張、勧めなどを記す。

掲載順序

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新約聖書の書簡は、次の順序で掲載されている。新共同訳聖書での名称を使う。

その他の「書簡」

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外典書簡・失われた書簡

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Third Epistle to the CorinthiansEpistle to the Laodiceans

使徒教父の書簡

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新約聖書正典には含まれない使徒教父の書簡も伝えられている。聖イグナティオスの『トラレスの信徒への手紙』(Letter to the Trallians)などである。

中世の書簡

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ヨーロッパの中世には、手紙を書くことが盛んになった。沢山の神学者の手紙が伝えられている。

礼拝での使用

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ガラテアの信徒への手紙を開ける(中世の挿絵付き聖書中の絵画)

キリスト教各派では、それぞれにより、新約聖書書簡を礼拝の中で使っている。

西方教会

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西[1][2]使使

東方教会

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西使使

脚注

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  1. ^ 教会暦と聖書朗読2021年”. カトリック中央協議会. 2021年8月21日閲覧。
  2. ^ 主日と祝祭日の聖書日課”. 浩史牧師のページ 日本キリスト教会. 2021年8月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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