古川太郎
略歴
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●1911年‥栃木県大田原市に生まれる。
●1916年‥両親に伴われ東京へ移住。
●1918年‥4月、東京市立根津尋常小学校に入学。
●1924年‥4月、開成中学校に入学。
●1929年‥3月、開成中学校卒業。宮城道雄に入門。
●1931年‥4月、東京音楽学校選科︵生田流箏曲選修︶に入学。
●1934年‥3月、東京音楽学校選科を修了。4月、東京音楽学校研究科へ進学。
●1936年‥3月、東京音楽学校研究科を修了。4月、東京音楽学校邦楽科に入学。
●1940年‥3月、東京音楽学校邦楽科を卒業。4月、東京音楽学校研究科に入学。
●1942年‥3月、東京音楽学校研究科を修了。4月、東京音楽学校教務嘱託を命ぜられる。
●1944年‥4月、東京音楽学校事務嘱託を命ぜられる。8月、東京音楽学校技手を命ぜられる。
●1946年‥東京音楽学校を辞職。
●1959年‥東芝レコード専属。
●1960年‥NHK作曲者専属。
●1964年‥東京都港区芝赤羽町の日本専売公社東京病院にて、午後11時50分逝去。享年53。
受賞等
編集代表作
編集- 箏曲
- 富嶽三十六景
- 深水描く
- 羊皮を着た召使
- 標題のある前奏曲
- 箏八重奏曲
- 僕の八段
- 牛乳列車(クニヨシ画伯の画による)
- 無窮動
- 光琳屏風(尾形光琳の燕子花図、紅白梅図)
- 越天楽による三つの祈り
- 一茶の句によるパラフレーズ
- 箏とフルート、クラリネット、バスクラリネット、ベースの為の五重奏曲
- 石庭
- 姐乙
- 地蔵浄土(東北民話)
- 伊勢物語
- 額田王
- 大和女
- 菊女(有吉佐和子詩)
- 三日月由来記(白金幼稚園園児作)
- 竹林幽居
- とうきび
- 米の白玉
- かをちゃん草
- 今度生まれたら(西条八十詩)
- 返事(深尾須磨子詩)
- 小坂橋(石上露子詩)
- 箏うた
- さんまの歌(佐藤春夫詩)
- 手紙(竹久夢二詩)
- 筬の音
- 河童(佐伯孝夫詩)
- 金魚(萩原朔太郎詩)
- 歳末閑居
- あご
- 勧酒(井伏鱒二詩)
- 牧水の歌
- こほろぎ(野口雨情詩)
- 都に雨の降る如く(ヴェルレーヌ詩)
- 平調子のうた(小曲集)
- 手まり
- 良寛の歌
- 実朝の歌(源実朝歌)
- 水汲
- 小傘(室町小唄)
- これやこの(後撰集)
- 百人一首
- 天地初発(三隅治雄詩)
- 足をはづされた客車(自作)
- 風
LP・CD
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門下生
編集古川太郎の門下生に、尺八家・作曲家として高名な船川利夫がいる。