吉田庄司
経歴
編集
●静岡県立静岡中学校に学ぶ[1]。海軍兵学校︵78期︶在学中に終戦[注釈1]。旧制静岡高校卒業。
●1953年 旧制東北大学工学部 通信工学科卒、同大学特別研究生を経て、日本電信電話公社 入社。
●電子通信研究所にて研究活動に従事。1961年工学博士
●研究開発本部 通信網研究企画室長、武蔵野電気通信研究所長、厚木電気通信研究所長、基礎研究所長、研究開発本部 副本部長を歴任し、電子交換機、集積回路︵超LSI︶、超高速コンピュータ、ディジタル交換機、INSモデルシステム、ISDN等の開発を推進。
●日本電信電話株式会社 取締役。
●1988年 学校法人東海大学 理事・研究推進本部長に就任。
●文部省、郵政省、通商産業省の委員等を歴任。
●1991年 新設された東海大学開発工学部の初代 学部長を兼任。
●全国に先駆けて、産学連携機関﹁東海大学開発工学部 産学連絡協議会﹂︵IULA︶を創設。
●大学発ベンチャー企業︵東海ソフト開発︶を創設。
●1997年 IEEE Fellow
●2006年 瑞宝小綬章受章
●2008年7月17日 死去。叙従四位。
●株式会社 東海ソフト開発 取締役会長を歴任。
主な著書
編集- 「情報通信工学」丸善(木村英俊・吉田庄司 著)
- 「マルチメディア通信の発展と課題」 東海大学紀要開発工学部(1995.03)
- 「キャンパスの情報ネットワーク化に関する考察」 東海大学紀要開発工学部(1997.03)
所属学会
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 静中静高第63回の卒業生。おそらく静岡中学を3学年修了時の1945(昭和20年)3月に卒業し、海軍兵学校78期(同年4月3日に入校)に4ヶ月半在籍、終戦を迎え、その後旧制静岡高校に入学したと考えられる。
出典
編集- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 92頁。