和歌山県庁舎

和歌山県和歌山市にある建物群

和歌山県庁舎(わかやまけんちょうしゃ)は和歌山県和歌山市小松原通一丁目一番地及びその周辺にある和歌山県庁役所)の建物群の総称である。本館、北別館、東別館、警察本部庁舎(西別館)、南別館(防災センター)からなる。

和歌山県庁舎

和歌山県庁舎本館(正面玄関)
情報
用途 行政庁舎
主構造物 本館、北別館、東別館、
南別館(防災センター)、
和歌山県警察本部庁舎(西別館)
設計者 増田八郎
施工 清水組
建築主 和歌山県
事業主体 和歌山県
管理運営 和歌山県
構造形式 鉄筋コンクリート構造
敷地面積 23,000 m²
延床面積 (本館)30,434 m2
階数 (本館)地上4階、地下1階
着工 1936年(昭和11年)9月
竣工 (本館)1938年(昭和13年)4月
改築 1947年(本館裏の西側部分を増築)、
1962年(本館裏の東側部分を増築)
所在地 640-8585
和歌山県和歌山市小松原通一丁目1番地
位置 北緯34度13分33.5秒 東経135度10分3秒 / 北緯34.225972度 東経135.16750度 / 34.225972; 135.16750座標: 北緯34度13分33.5秒 東経135度10分3秒 / 北緯34.225972度 東経135.16750度 / 34.225972; 135.16750
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概要

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和歌山県成立以来、和歌山県行政の中心となっている。周辺には県庁舎群以外にも和歌山県民文化会館和歌山県立近代美術館和歌山県立博物館など、多くの県施設が集積している。

総面積は2.3ヘクタール。

年表

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1876年竣工の和歌山県庁舎
  • 1871年明治3年)8月29日 - 廃藩置県により和歌山県設置。
  • 1872年(明治4年)7月14日 - 和歌山城砂の丸に存在した旧藩庁に入居。
  • 1873年(明治5年) - 現在の和歌山市西汀町一丁目(現在の汀公園)に県庁舎を新築移転。旧朝比奈惣左衛門屋敷跡に建設された西洋式の木造建築であった。
  • 1938年昭和13年) - 紀州藩家老久野丹波守屋敷跡に現本館が完成。以後、周辺の隣接地に別館を増築して現在に至る。
  • 1947年(昭和23年) - 本館裏の西側部分を増築。
  • 1962年(昭和37年) - 本館裏の東側部分を増築。
  • 1964年(昭和39年) - 東別館完成。
  • 1966年(昭和41年) - 北別館完成。
  • 1968年(昭和43年) - 和歌山県警察本部本庁舎(西別館)完成。
  • 2006年平成18年) - 南別館(防災センター)完成。

庁舎

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2006年に完成した南別館以外の建物は建築から40~60年経ており、今後予想される南海東南海地震に備えて継続的に耐震工事が行われている。

本館

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19361191938134430,434

19452034

1938西194723西196237

20131224[1][2]

東別館

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東別館は1964年(昭和39年)に竣工した。鉄筋コンクリート造である。本館の東側に位置する。

北別館

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北別館は1966年(昭和41年)に竣工した。地上5階、地下1階の鉄筋コンクリート造である。延べ床面積は約11,751平方メートル。本館の北側に位置する。

警察本部庁舎(西別館)

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警察本部庁舎は1968年(昭和43年)に竣工した。地上5階の鉄筋コンクリート造である。延べ床面積は約4,948平方メートル。本館の西側に位置する。

新築以来、和歌山県警察本部の本庁舎となっている。なお、和歌山県警察本部交通センターにも関連施設がある。

南別館が完成するまで県庁舎群の中では一番新しい建物であった。

南別館(防災センター)

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2005178200618101050.1m11,7514240

7

23

所在地

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交通機関

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参考文献

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 平成25年12月24日文部科学省告示第161号
  2. ^ 産経WEST(2013年7月20日)

外部リンク

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