唐津街道
古代の九州北部の要路
概要
編集宿場
編集
カッコ内は現在の市区町村。
●大里︵内裏︶
●小倉
●若松
●芦屋:筑前国遠賀郡︵福岡県遠賀郡芦屋町︶
●赤間:筑前国宗像郡︵福岡県宗像市︶
●畦町:筑前国宗像郡︵福岡県福津市︶
●青柳:筑前国糟屋郡︵福岡県古賀市︶
●箱崎:筑前国糟屋郡︵福岡県福岡市東区︶
●博多:筑前国那珂郡︵福岡県福岡市博多区︶
●福岡:筑前国那珂郡︵福岡県福岡市中央区︶
●姪浜:筑前国早良郡︵福岡県福岡市西区︶
●今宿:筑前国志摩郡︵福岡県福岡市西区︶
●前原:筑前国志摩郡︵福岡県糸島市︶
●深江:筑前国怡土郡︵福岡県糸島市二丈深江︶
●浜崎:肥前国松浦郡︵佐賀県唐津市浜玉町浜崎︶
●唐津 - 1586年九州平定時には島津の攻撃を逃れた。1602年唐津城。
●伊万里
●松浦
●平戸口
●平戸︵長崎県︶ - 平戸港。1599年平戸城、1609年平戸オランダ商館が設置された貿易港︵商館はのち出島に移転︶。
接続する街道
編集
●長崎街道
概要: 小倉から分岐し、筑前六宿を経由して長崎まで。
●日田街道
概要: 箱崎から大宰府、二日市、山家宿︵長崎街道︶経由で日田方面。
●篠栗街道
概要: 箱崎から金出、飯塚︵長崎街道︶。
●平戸街道
概要: 唐津から彼杵まで。約60キロメートル。唐津から平戸までの路は唐津街道と見る場合もある。
経由地: 唐津 - 伊万里 - 松浦 - 平戸口 - 平戸︵日の浦︶- - 彼杵宿︵長崎街道︶
●太閤道
概要: 唐津から名護屋城まで。約16キロメートル。豊臣秀吉の文禄の役以前からある。1586年名護屋城。
関連文献
編集- 丸山雍成「唐津街道と耳塚・鼻切り : 朝鮮侵略への道」『交通史研究』第46巻、交通史学会、1-20頁、doi:10.20712/kotsushi.46.0_1。
- 福岡市『古代から人々の往来を支えた唐津街道』
- アクロス福岡『街道と宿場町』