国際興業バス川口営業所
国際興業バス川口営業所(こくさいこうぎょうバスかわぐちえいぎょうしょ)は、埼玉県川口市東本郷1-9-43に位置する国際興業バスの営業所である。
国際興業 川口営業所 | |
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所在地 | 埼玉県川口市東本郷1-9-43 |
営業開始 | 1950年 |
主な運行担当区域 | 川口市南部・東京都足立区南西部 |
沿革
編集現行路線
編集赤羽駅東口 → 東川口駅線(深夜バス)
編集赤羽駅着の京浜東北線最終電車に接続する深夜バスの一つで、赤羽駅発車後は末広一丁目まで無停車となり、その後は川13の経路で峯八幡宮へ向かい、そのまま直進して安行支所・戸塚安行駅方面へ向かう。川13-2(2代)の廃止後、峯八幡宮から安行支所方面へ向かう路線としてはみんななかまバスを除いた一般路線としては唯一となった。
2010年5月17日より、途中停留所からの乗車が不可能となり、降車専用扱い(乗車は赤羽駅のみ)となった。このため、戸塚安行駅から先の独自区間では時刻表の掲載を取り止めた。
赤羽駅東口 - 鹿浜橋 - 舎人団地線
編集- 赤26:赤羽駅東口 - 東十条四丁目 - 鹿浜橋 - 椿二丁目 - 加賀団地 - 入谷東 - 舎人団地
- 赤26-2:入谷南 → 加賀団地 → 椿二丁目 → 鹿浜橋 → 東十条四丁目 → 赤羽駅東口(始発のみ、休日運休)
赤羽駅東口から環七を経由し、足立区西部の鹿浜地区から舎人団地に至る路線で、全線が都区内均一区間であることから前乗り先払い方式を採用している。
1990年頃まで運行されていた旧・赤25を利用実態に合わせて短縮し、入谷東折返しの支線だった旧・赤26を統合、入谷町以北を都内北端部の舎人団地発着に経路変更した。
かつては赤羽が主管で毎時2回程度の運行を行い、赤羽:川口の比率は2:1だったが、2011年3月16日の改正で全便が川口営業所の担当になり、毎時3本に増回された(なお、乗降方式は前乗り中降りのままである)。但し舎人団地から京浜東北線の駅に向かう場合は川04の方が近いため川04の方が毎時4本と本数が多い。
川口駅東口 - 朝日三丁目線
編集- 川01:川口駅東口 - 市役所前 - 樋の爪 - 二軒在家 - 朝日三丁目
従来は川口市内循環(川口駅 - 朝日三丁目 - 中の橋 - 川口駅)として運行しており、市役所を先に経由する右回りを「北回り」、左回りを「南回り」と称して全時間帯を通じて両回りとも運行されていた。この市内循環は2001年3月28日の埼玉高速鉄道開業によって廃止されたが、2002年より川口駅発着の他系統の存在しない部分だけを運行する形で復活した。
川口駅から市役所停留所を通る路線は他に川05や川07があるが、川口駅行きの路線が市役所前停留所を経由するのはこの路線のみである。1時間に2 - 3本程度の運行である。
川口駅東口 - 弥平町 - 東領家循環線
編集- 川02:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 朝日六丁目 → 弥平町 → 東領家一丁目 → 川口元郷駅 → 川口駅東口
- 川02-2:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 朝日六丁目 → 弥平町 → 東領家一丁目(終車のみ)
川口駅から弥平・領家方面を循環運行する路線で、川口駅発最終便は循環運行で川口駅へ戻らず、東領家一丁目到着後は回送で入庫する。
川口駅東口 - 弥平町 - 舎人駅・舎人団地線
編集- 川04:川口駅東口 - 川口元郷駅 - 元郷六丁目 - 弥平町 - 入谷町 - 舎人団地
- 川14-2:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 元郷六丁目 → 弥平町 → 入谷町 → 中入谷 → 舎人駅(舎人駅止まり・平日最終1本のみ運行)
- 川14-2:舎人駅 → 入谷町 → 弥平町 → 元郷六丁目 → 川口元郷駅 → 川口駅東口(舎人駅始発・平日早朝1便運行)
- 川16:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 元郷六丁目 → 弥平町 → 入谷南 → 入谷町 → 弥平町 → 元郷六丁目 → 川口元郷駅 →川口駅東口(弥平町循環、平日・土曜の朝運行)
川口駅東口 - 南鳩ヶ谷駅 - サンテピア線
編集- 川07:川口駅東口 - 青木三丁目 - 南鳩ヶ谷駅 - 赤井二丁目 - 赤井台 - サンテピア
川口駅東口 - 新郷・新堀 - 草加駅線
編集- 川11:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 江戸袋 - 蓮沼 - 西沼 - 新郷農協 - 新郷支所 - 苗塚町 - トクホンプラザ - 草加駅西口(東武バスセントラル草加営業事務所と共同運行)
- 川12:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 江戸袋 - 榛松 - 新堀 - 氷川町 - 草加駅西口(東武バスセントラル草加営業事務所と共同運行)
川口駅東口 - 峯八幡宮線
編集- 川13:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 江戸袋 - 蓮沼 - 西沼 - 新郷農協 - 新郷支所 - 峯八幡宮
- 川13-2:川口駅東口 → 末広一丁目 → 十二月田中学校 → 江戸袋 → 蓮沼 → 西沼
- 川13-3:蓮沼 → 江戸袋 → 十二月田中学校 → 末広一丁目 → 川口駅東口
- 川80:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校
川口市南東部の新郷方面への路線で、新郷支所から峯八幡宮へ向かう川口営業所の最主力路線。
川13は日中でも毎時5本程度運行され、川口駅東口 - 新郷支所については川13に加えて川11・川25も並行するので日中でも毎時10本程度運行されている。平日深夜には赤羽駅からの深夜バス(赤13)が運行され、峯八幡宮から戸塚安行駅を経て東川口駅まで向かう。
長期に渡って「川13」は東武バス(川口駅‐新栄団地線)と系統番号が重複していたが、後に東武が「川10」へ改番したことで重複は解消されている。
2006年6月18日の営業所移転により、出入庫として川13-2と、江戸袋から延伸して蓮沼始発とした川13-3が新設された。川80は川口駅方向のみ新設される十二月田中学校(しわすだちゅうがっこう)前の操車場への出入庫便に変更され、十二月田中学校 → 川口駅行きが川80、川口駅 → 末広一丁目行きが川80-2を名乗っていたが、2010年4月1日に新郷方向にも十二月田中学校停留所が新設され、川80-2は廃止された。
川口駅東口 - 谷在家駅循環線
編集- 川15:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 花の枝橋 → 皿沼一丁目 → 加賀団地 → 舎人公園駅 → 谷在家駅 → 皿沼不動 → 花の枝橋 → 川口元郷駅 - 川口駅東口(谷在家駅循環)
- 川15-2:北足立市場南 → 舎人公園駅 → 谷在家駅 → 花の枝橋 → 川口元郷駅 → 川口駅東口(平日土曜早朝6時台2回・日祝6時台・8時台に1本ずつのみ)
- 川15-3:川口駅東口 → 川口元郷駅 → 花の枝橋 → 加賀団地 → 舎人公園駅 → 谷在家駅 → 皿沼不動(川口駅発20時50分以降平日2本、土休日1本のみ)
川04と弥平付近まで並行し、東京都に入って加賀・皿沼地区を循環する。弥平町までの運転は昭和30年代には行われていたが、現在のように加賀地区を時計回りに循環するようになったのは、花の枝橋架け替え後の1993年に入ってからである。
日暮里・舎人ライナーの開業に伴い、循環部を従来の加賀団地経由から舎人公園駅・谷在家駅経由に変更した。2010年3月15日には、弥平町先回り経路を廃止して往復とも花の枝橋経由として循環部を縮小、加賀団地を再度経由するようになった。その際に非経由となった弥平町付近の輸送力を補うために川16が新設されている。
日中は毎時1本程度、朝夕は1時間に2 - 3本程度の運行である。
川口駅東口 - 鹿浜・領家循環線
編集- 川21:川口駅東口 → 川口郵便局 → 荒川大橋 → 領家工場街 → 鹿浜 → 領家市営住宅 → 領家二丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口(9:00‐13:59まで運行)
- 川21:川口駅東口 → 川口郵便局 → 荒川大橋 → 領家二丁目 → 鹿浜 → 領家市営住宅 → 領家工場街 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口(14:00‐21:30まで運行)
- 川21-2:川口駅東口 → 川口郵便局 → 荒川大橋 → 領家二丁目 → 鹿浜 → 領家市営住宅(川口駅21:52発のみ)
- 川21-3:鹿浜 → 領家市営住宅 → 領家二丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口(始発のみ)
- 川21-4:川口駅東口 → 荒川大橋 → 領家工場街 → 鹿浜 → 領家市営住宅 → 領家二丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口(始発‐8:59まで運行、往路の川口郵便局は非経由)
時代によって様々な運行形態をとっているが、元は川口乗合自動車の路線が起源で営業所最古路線でもある。川口乗合としての開業は1924年と古く、1949年より都営バスとの相互乗入れ路線として浅草雷門・浅草橋・日本橋経由で東京駅八重洲口まで直通運転を行った。乗り入れ解消後は川10(川口駅 - 領家工場街 - 鹿浜長楽寺)として運行を続け、1986年12月に廃止されてからはこの系統が残った。
2001年に領家二丁目経由を新設し、沿線住民および沿線の事業所への利用者それぞれの需要を考慮して14時を境に運行経路が入れ替わるという路線形態となった。始発 - 8:59までは川21-4として運行し、川口駅東口 → 荒川大橋を迂回運行するために川口郵便局には停車しない。
川口駅東口 - 安行出羽線
編集- 川22:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 蓮沼 - 西沼 - 新郷農協 - 大竹 - 原 - 安行支所 - 安行川口青果市場 - 安行出羽(土曜・休日運休)
- 川22-2:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 蓮沼 - 西沼 - 新郷農協 - 大竹 - 原
- 川25:川口駅東口 - 末広一丁目 - 十二月田中学校 - 蓮沼 - 西沼 - 新郷農協 - 新郷支所 - 安行原団地 - 安行川口青果市場 - 安行出羽
川口駅東口 - 元郷・エルザタワー循環線
編集- 川24:川口駅東口 → 川口郵便局 → 荒川大橋 → 領家一丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口
- 川24-1:川口駅東口 → 川口郵便局 → 荒川大橋 → 領家一丁目 → 元郷五丁目南
- 川24-2:領家一丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口
- 川24-3:川口駅東口 → 荒川大橋 → 領家一丁目 → エルザタワー → 川口郵便局 → 川口駅東口(川口郵便局非経由)
以前は中乗り後払い方式を採用していたが、乗降に時間がかっていた問題の解消とPASMO導入に伴い、2007年11月28日から前乗り前払い方式に変更された。2009年10月16日に平日夜2便だけ運行する川24-1が新設された。領家一丁目始発は早朝のみの運行である。
川口駅西口 - 前新田循環線
編集- 川50:川口駅西口 → 仲町小学校 → 喜沢二丁目 → 川岸二丁目 → 前新田 → 中町二丁目 → 喜沢二丁目 → 川口駅西口
喜沢南 - 喜沢第一公園間はループ状の運行になっており必ず時計回りで運行される。本数は朝7時台には7分に1本運行され、日中でも毎時3本は確保されるなど本数が多い。
川口駅西口 - 西川口駅線
編集- 川51:川口駅西口 - 原町 - 西川口五丁目 - 西川口駅西口
西川口駅 - 朝日五丁目循環線
編集- 西川05:西川口駅東口 → オートレース場 → 南鳩ヶ谷駅入口 → 南平福祉会館 → 朝日五丁目南 → 朝日五丁目 → 西川口駅東口
- 西川05-2:西川口駅東口 → オートレース場 → 南鳩ヶ谷駅入口 → 南平福祉会館 → 朝日五丁目南 → 朝日五丁目
- 西川05-3:南平福祉会館 → 朝日五丁目南 → 朝日五丁目 → 南鳩ヶ谷駅入口 → オートレース場 → 西川口駅東口
西川口駅 - 上青木循環線
編集- 西川08:西川口駅東口 → 川口警察署 → イオンモール川口前川 → 上青木交番 → 川口市立高校 → 川口警察署 → 西川口駅東口(14時台から最終まで)
- 西川08:西川口駅東口 → 川口警察署 → 川口市立高校 → 上青木交番 → イオンモール川口前川 → 川口警察署 → 西川口駅東口(始発から13時台まで)
鳩ヶ谷営業所の路線が多い地域で例外的に川口営業所が運行する路線である。開業から一貫して川口営業所が担当しており、鳩ヶ谷営業所が担当したことは一度も無い。
日中は川口市立高校先回りとイオンモール先回りがそれぞれ24分間隔で交互に運転され、西川口駅東口基準では12分毎に発車するダイヤとなっていた。
2018年4月1日、川口総合高等学校、市立川口高等学校、県陽高等学校の再編・統合に伴い、総合高校停留所が「川口市立高校」へ名称変更された[4]。
2021年7月1日、運行形態が変わり、始発から13時台まで川口市立高校先回り、14時台から最終バスまでイオンモール川口前川先回りに変更された
草加駅 - 安行出羽・鳩ヶ谷駅線
編集- 鳩06:鳩ヶ谷駅東口 - 江戸袋北 - 新郷支所 - 苗塚町 - トクホンプラザ - 草加駅西口
- 草加14:草加駅西口 - 草加市立病院 - 苗塚町 - 安行原団地 - 安行川口青果市場 - 安行出羽(東武バスセントラル草加営業事務所と共同運行)
2001年3月28日の埼玉高速鉄道開業に合わせて新設された。2003年の改正で鳩ヶ谷営業所に移管されたが、2009年4月に川口営業所の担当に戻っている。
新郷農協以西は川11と並行するが共通定期券による乗車はできず、車両の前面にその旨が掲示される。
草加14は2004年7月20日の草加市立病院移転に伴い、東武バスとの共管路線として新設された。途中、狭隘区間があるために中型車限定での運用となる。
西川口駅 - オートレース場線(開催時のみ運転)
編集- 西川100:西川口駅東口 - 川口オートレース場
川口市コミュニティバス「みんななかまバス」
編集- 川口01:川口駅西口 - 市役所前 - 鳩ヶ谷庁舎 - 鳩ヶ谷駅東口(川口・鳩ヶ谷線)
- 川口06(時計まわり):見沼代親水公園駅 - 鳩ヶ谷庁舎前 - 鳩ヶ谷駅東口 - 新郷公民館 - 見沼代親水公園駅(新郷循環)
- 川口06(反時計まわり):見沼代親水公園駅 - 新郷公民館 - 鳩ヶ谷図書館 - 鳩ヶ谷駅東口 - 鳩ヶ谷庁舎 - 見沼代親水公園駅(新郷循環)
- 川口07:川口元郷駅 - 青木橋 - 鳩ヶ谷コミュニティセンター - 鳩ヶ谷庁舎前 - 鳩ヶ谷駅東口(南平線)
2013年12月16日から川口・鳩ヶ谷線、新郷循環、南平線の運行開始。
2016年4月25日の始発運行便より新郷循環における社会実験を開始。
同年12月5日から川口・鳩ヶ谷線、青木線、神根循環、戸塚・安行循環において、運行経路と時刻の一部を変更した。
廃止・移管路線
編集車両
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 国際興業バス
- 国際興業バス(公式) (@kokusaibus) - X(旧Twitter)