大洋村
日本の茨城県鹿島郡にあった村
大洋村(たいようむら)は、茨城県にあった村である。村名は太平洋に由来する[1][2]。
たいようむら 大洋村 | |||||
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廃止日 | 2005年10月11日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 旭村・鉾田町・大洋村 → 鉾田市 | ||||
現在の自治体 | 鉾田市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 |
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地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
郡 | 鹿島郡 | ||||
市町村コード | 08403-4 | ||||
面積 |
43.63 km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
11,444人 (国勢調査人口、2005年10月1日) | ||||
隣接自治体 | 鹿島郡鉾田町、同郡大野村、行方郡北浦町 | ||||
村の木 | マツ | ||||
村の花 | キク | ||||
村の鳥 | ウグイス | ||||
大洋村役場 | |||||
所在地 |
〒311-2117 茨城県鹿島郡大洋村大字大蔵28-97 | ||||
外部リンク | 大洋村 (Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯36度06分09秒 東経140度34分22秒 / 北緯36.10247度 東経140.57272度座標: 北緯36度06分09秒 東経140度34分22秒 / 北緯36.10247度 東経140.57272度 | ||||
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特記事項 | 北浦の水面は境界未定のため面積に含んでいない。 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集- 湖沼:北浦
隣接していた自治体
編集歴史
編集沿革
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●1955年︵昭和30年︶3月31日 - 上島村・白鳥村が新設合併し発足。
●1968年︵昭和43年︶ - 鹿行大橋が開通。
●1985年︵昭和60年︶3月14日 - 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が開業。
●1993年︵平成5年︶4月1日 - 国道354号︵館林市 - 大洋村︶が制定される。
●2003年︵平成15年︶- ﹁寝たきり予防と医療費削減を可能とした地域の健康づくりシステムの開発﹂で産学官連携功労者表彰科学技術政策担当大臣賞を受賞[3]︵筑波大学との共同受賞︶。
●2005年︵平成17年︶10月11日 - 旭村・鉾田町と新設合併し鉾田市が発足。同日大洋村廃止。
観光
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バブル期には乱開発により小規模な別荘地が続々と造成され、合併後の鉾田市が2018年に行った調査では鉾田市内の空き家の内、約8割が旧大洋村に集中していたが、その数約2700戸であった。昭和期に鹿嶋市は﹁鹿嶋開発﹂という名の工業用地としての開発が進んだが、事業用地の展開を見込んだ東京の不動産業者によって隣接する大洋村でも多くの山林が買われた。その後、開発は大洋村までは到達せず、別荘地として開発された経緯がある。
こうした別荘地は、主にターゲットを週末を利用する都内のサラリーマンに的を絞っていた関係で土地も小規模で、建物も貧弱であったため、その後、放置される物件が多くなり、現状は放置された建物から建具が盗まれる、誰も立ち入らなくなった敷地に不法投棄が行われるなど治安も悪化し荒廃している[2]。
地域
編集教育
編集交通
編集鉄道
編集道路
編集- 一般県道
脚注
編集- ^ 大洋村(たいようむら) - 茨城県
- ^ a b “【廃墟】バブル期に乱開発、放棄された別荘地・旧大洋村の「限界別荘地」に潜入”. 楽待. 2023年1月1日閲覧。
- ^ “平成15年度 産学官連携功労者表彰” (PDF). 内閣府 (2003年6月19日). 2023年11月8日閲覧。