姿三四郎

日本の小説作品、およびその主人公たる架空の人物

姿三四郎』(すがたさんしろう)は、富田常雄長編小説

概要

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姿1517西西 [1][2]姿姿姿[3][4]

西



2017502018

連載形態

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1942年9月に錦城出版社から『姿三四郎』が(〈巻雲の章〉から〈碧落(へきらく)の章〉まで)、1944年7月に増進堂から『続・姿三四郎』が(〈すぱあらの章〉から〈一空の章〉まで)出版され、それらの好評のあとを受けて1944年から東京新聞に連載された『柔(やわら)』には、〈不惜の章〉から〈明星の章〉までを、1945年に同紙に掲載した『続・柔』には〈琴の章〉から〈落花の章〉までを含んでいた。それに『姿三四郎』の前史にあたる『明治武魂』(〈生死の章〉までを含む)を加え、今日見られるような形にまとまった。『明治武魂』は1944年に大阪新聞に連載されたものである[5]

全体の構成

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  • 序の章
  • 天狗の章
  • 佳人の章
  • 生死の章
  • 巻雲の章
  • 四天王の章
  • 流水の章
  • 碧落(へきらく)の章
  • すぱあらの章
  • 愛染(あいぜん)の章
  • 有縁(うえん)の章
  • 一空の章
  • 不惜(ふしゃく)の章
  • 鏢(ひょう)の章
  • ひとくきの章
  • 明星の章
  • 琴の章
  • 女怨(じょえん)の章
  • 落花の章

映像化作品

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映画

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テレビドラマ

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テレビアニメ

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【声の出演】
【スタッフ】
【声の出演】
【スタッフ】

漫画

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  • 「少年姿三四郎」作者:富永一朗 (1954年 − 1955年、全5巻、発行:きんらん社) ※1954年の東映映画「少年姿三四郎」とのタイアップ企画
  • 「姿三四郎」作者:奥田邦夫 (「少年画報」 1970年4号 − 8号に連載) ※竹脇無我主演のテレビドラマ「姿三四郎」とのタイアップ企画
  • 「姿三四郎」作者:みなもと太郎 (1972年「週刊少年マガジン」に連載)
  • 「姿三四郎」作者:本宮ひろ志 (1976年 - 1977年「週刊少年マガジン」に連載)
  • 「風の柔士」作者:真船一雄 (2002年「週刊少年マガジン」に連載) ※主人公(矢野浩)は三四郎の師匠の矢野正五郎

テレビCM

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派生創作物とその登場人物

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姿西使

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「三四郎」と呼ばれた柔道家

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関連項目

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  • せがた三四郎
  • 教養小説
  • ウラジーミル・プーチン
  • 松山三四六 歌手・ものまね芸人、彼の芸名は姿三四郎から命名された。
  • 女三四郎
  • 猪木アリ状態- 原作小説中の「一空の章」(1944年出版)において、三四郎がボクサーとの他流試合でとった戦法に猪木アリ状態に酷似した体勢があり、猪木がアリ戦直前に『姿三四郎』を読んでいたという証言もあるという(雑誌『Gスピリッツ』12号、2009年)。また、猪木は『ゴング格闘技 2014年5月号』のインタビューで、かつて明治初期から昭和初期に行われていた柔道vsボクシング(拳闘)の柔拳興行において柔道家が対ボクサー相手にこの戦法を取っていたことを映像で見ていたことから、自身も対ボクサーのアリ戦に自然とこの形を取ったことを語っている。[8]

脚注

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(一)^ 宿 2007

(二)^ 2002

(三)^  (1981420). 18 -8姿-. 1981458-59 () 

(四)^ 姿""420003138-147ISSN 1342-9965NAID 120002909184 

(五)^ 姿 197319736

(六)^ 83  ()  1992 isbn=4-87208-023-8

(七)^ 199721831 

(八)^  20145