山海関

万里の長城の最東端


[1]šanaha furdan5A20072018[2]
山海関
各種表記
繁体字 山海關
簡体字 山海关
拼音 Shānhăiguān
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山海関にて延びた城壁が渤海の海岸より突き出ている、「老龍頭」が長城の東端とされていた
明末の山海関周辺
明末の山海関全体図

2009

西

歴史

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西141381

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構造

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城郭は約4キロにわたる城壁で囲まれた四角形である。土を突き固めた外側に煉瓦を積んだ城壁は、高さ14メートル、厚さ7メートルあり、壁上に「奎光閣」「牧営楼」「威遠堂」といった城楼を有する。東の壁の南北の両側は長城と連結し、また東・南・北の城壁外側には深さ8メートル、幅17メートルの堀をめぐらし、吊り橋が渡されていた。城郭の中心部には鐘楼がある。

関の東西南北にはそれぞれ城門が設けられ、東から来る敵を迎えるための東門の「鎮東門」が最も堅固かつ著名である。東門の壁は高さ12メートル、門上の木造の城楼の高さは13メートル、幅20メートル、奥行き11メートルあり、3つの扉のほか、箭を射出するため68の窓が設けられていた。東門の楼上には「天下第一関」の大扁額が掲げられ、観光名物となっている。

画像

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脚注

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  1. ^ 『欽定新清語』下
  2. ^ 秦皇岛市山海关景区”. www.mct.gov.cn. 中華人民共和国文化観光部 (2021年7月22日). 2023年2月2日閲覧。

座標: 北緯40度00分34秒 東経119度45分15秒 / 北緯40.00936度 東経119.75414度 / 40.00936; 119.75414