山体崩壊

火山などの一部が大規模に崩壊する現象
岩屑なだれから転送)

山体崩壊(さんたいほうかい、sector collapse)とは、火山などに代表される脆弱な地質条件の山体の一部が地震動噴火、深層風化などが引き金となって大規模な崩壊を起こす現象である。

山体崩壊前のセント・ヘレンズ山(1980年)
山体崩壊前のセント・ヘレンズ山(1980年)
山体崩壊後のセント・ヘレンズ山(1982年)
山体崩壊後のセント・ヘレンズ山(1982年)

崩壊のメカニズム

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火山活動に関連するもの

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2016

debris avalancheU

500800殿

風化の進行によるもの

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地震動によるもの

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主な山体崩壊の歴史

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1586年の天正地震による帰雲山西面の山体崩壊(中央部)
 
田の原の駐車場から望む長野県西部地震による御嶽山の南面の山体崩壊(2010年8月撮影)

大谷崩れ、鳶山崩れ、稗田山崩れを「日本三大崩れ」と称することがある。

島原半島

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179215,000

磐梯山

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1888

その他

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20西


山体崩壊の影響

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1,000466[2]

脚注

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  1. ^ 宮地直道:富士山の大規模噴火と山体崩壊日本火山学会第11回公開講座
  2. ^ 「象潟」の成り立ち(象潟町郷土資料館)

関連項目

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外部リンク

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