19333 - 2022619[1]  19792010

1955 197119721975 - 1979

19791984198712001552

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2009

2022619

略歴

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日本での活動

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197011 19711972

1974

197519763

19799122004

台湾での活動

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推理雑誌』の創刊を提案し、1984年11月の創刊時に顧問となる(「顧問」にされることは事前に知らされていなかったという[2])。1987年より、希代書版有限公司から島崎が序文と解説を執筆した「日本十大推理名著全集」(全10巻同時刊行、1987年)、「日本名探推理系列」(全10巻、1987年)、「日本推理名著大展」(全8巻、1987年・1988年)が相次いで刊行され、それにより台湾に第1次推理小説ブームが到来した。

2001年には、「日本当代女性作家傑作選」(全5巻)、「日本当代名作家傑作選」(全5巻)で、第2次推理小説ブームの契機を作った。推理小説に限らず太宰治坂口安吾などの日本文学の解説も書いている。

2004年2月、台湾の推理小説ファンと初めて交流し、その模様が推理作家藍霄ウェブサイトに掲載された。

日本推理小説界との交流の復活

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2004年2月、日本の推理小説ファンが、藍霄のウェブサイトに島崎博の近況が掲載されていることに気づき、その後、インターネットを介した日本と台湾の推理小説ファンの尽力により、日本の推理小説界と島崎博との交流が復活した。島崎は同年、毎日新聞に「台湾 日本ミステリー小説事情」(12月28日掲載)を寄稿した。

2008年9月13日、29年ぶりの来日に合わせ、「島崎博さんをお迎えする会」が開催された。同日、すでに決定していた第8回本格ミステリ大賞特別賞の贈賞が行なわれた。

主な著作・編集作品

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評論集

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  • 謎詭・偵探・推理 日本推理作家與作品 (傅博名義、2009年、台湾 独歩文化、ISBN 9789866562105

推理小説全集

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台湾推理小説の序文

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インタビュー

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  • 『幻影城の時代』(2006年12月、エディション・プヒプヒ)
    • 「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く (2004年11月22日収録、インタビュアー 岩堀泰雄、石井春生)
  • 『本格ミステリー・ワールド 2008』(2007年12月、南雲堂
    • ベテランインタビュー 島崎博 (インタビュアー つずみ綾)
  • ファウスト』Vol.7 (2008年8月、講談社
    • Editor×Editor 『幻影城』編集長 島崎博 (2008年4月収録、インタビュアー 太田克史
  • 『2009 本格ミステリ・ベスト10』(2008年12月、原書房
    • 島崎博が語る日本ミステリin台湾
  • 『幻影城の時代 完全版』(2008年12月、講談社)
    • 「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く (『幻影城の時代 回顧編』に収録のものの再録)
    • 「"もう一人の島崎博"が欲しかった 島崎博インタビュー PART II (2008年4月18、19日収録、インタビュアー 沢田安史、新保博久本多正一

脚注

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  1. ^ 悼念傅博先生”. 台湾推理作家協會 (2022年8月8日). 2022年8月19日閲覧。
  2. ^ インタビュー「「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く」参照

参考文献

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  • 本多正一編『幻影城の時代 完全版』(2008年12月、講談社)
    • 「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く(2004年11月22日収録)
    • "もう一人の島崎博"が欲しかった 島崎博インタビュー PART II (2008年4月18、19日収録)
    • 野地嘉文「「幻影城」にまつわる三つの疑問」
  • 「幻影城の時代」の会編『幻影城の時代』(2006年12月、エディション・プヒプヒ)
    • 野地嘉文「島崎博の仕事リスト抄 2.台湾編」

関連項目

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日本

台湾

外部リンク

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