1909︿421017 - 1992︿4521196919791991
川島 武宜
現代日本思想大系 第34巻』(筑摩書房、1964年)
人物情報
全名 かわしま たけよし
生誕 (1909-10-17) 1909年10月17日
岐阜県岐阜市
死没 (1992-05-21) 1992年5月21日(82歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京帝国大学法学部
学問
研究分野 民法
法社会学
研究機関 東京大学
学位 法学博士
主な受賞歴 文化功労者
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人物

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退

婿

学説

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[1]

日本人の法意識

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川島の代表作の一つ『日本人の法意識』では、「伝統的な日本の法意識においては、権利・義務は、あるような・ないようなものとして意識されており、それが明確化され確定的なものとされることは好まれない」(139頁)と説いている。また、「わが国では、西洋ならば当然であるような場合に訴訟をおこす者は、「かわり者」「けんか好き」「訴訟きちがい」等々のことばで烙印をおされる。訴訟を忌避する態度は、ふかくわれわれの心の奥底に沈着しているのである」(141-142頁)とも主張している。

著作内容の変容

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退

戦争

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調2

大学紛争

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調調調退退2000-2001

経歴

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著作

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  • 『日本社會の家族的構成』(學生書房、1948年)
  • 『債權法講義』(近代思想社、1948年)
  • 『所有権法の理論』(岩波書店、1949年)
  • 『債權法總則講義』(岩波書店、1949年)
  • 『民法解釋學の諸問題』(弘文堂、1949年)
  • 『法社會學に於ける法の存在構造』(日本評論社、1950年)
  • 『民法講義』(岩波書店、1951年)
  • 『民法』(有斐閣、1951年)
  • 『結婚』(岩波新書、1954年)
  • 『科學としての法律學』(弘文堂、1955年)
  • 『近代社会と法』(岩波書店、1959年)
  • 『総論・物権』(有斐閣、1960年)
  • 『民法総則』(有斐閣、1965年)
  • 『日本人の法意識』(岩波新書、1978年) ISBN 4-00-410043-7
  • 『ある法学者の軌跡』(有斐閣、1979年)
  • 『川島武宜著作集 第1巻 法社会学 1 生ける法と国家法』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第2巻 法社会学 2 法社会学の一般理論』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第3巻 法社会学 3 争いと法』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第4巻 法社会学 4 法意識』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第5巻 法律学 1 法律学の方法と課題』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第6巻 法律学 2 法的構成、法律学、法律家』(岩波書店、1982年)
  • 『川島武宜著作集 第7巻 所有権』(岩波書店、1981年)
  • 『川島武宜著作集 第8巻 慣習法上の権利 1 入会権』(岩波書店、1983年)
  • 『川島武宜著作集 第9巻 慣習法上の権利 2 入会権・温泉権』(岩波書店、1986年)
  • 『川島武宜著作集 第10巻 家族および家族法 1 家族制度』(岩波書店、1986年)
  • 『川島武宜著作集 第11巻 家族および家族法 2 家族と法』(岩波書店、1986年)
  • 『「科学としての法律学」とその発展』(岩波書店、1987年)

門下生

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 『民法総則』折り込みの法律学全集No.49

関連項目

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外部リンク

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