35418206147201820828
文政丁銀(新文字丁銀)

概要

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表面には「(大黒像)、常是」および「常是、寳」の文字に加えて草書体の「文」字の極印が打たれていることで元文丁銀と区別する。また12面の大黒像を打った十二面大黒丁銀は上納用あるいは祝儀用とされる[1]

略史

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21.627.62618191252.7[2]1[3][4][5][1][3][4][6][7][8]

12111118001226[9]

721418243148[10][11]3218254171011827225[12]

[13]1382184296[14]861842910[15][16]

文政豆板銀

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文政豆板銀(新文字小玉銀)

文政豆板銀(ぶんせいまめいたぎん)は文政丁銀と同品位の豆板銀で、「寳」文字および草書体の「文」字を中心に抱える大黒像の周囲に小さい「文」字が廻り配列された極印のもの「廻り文」を基本とし、また「文」字が集合した「群文」、大文字の「文」字極印である「大字文」などが存在する[17][18]

草文銀の品位

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『旧貨幣表』によれば、規定品位は銀36%(六割四厘引ケ)、銅64%である。

草文銀の規定品位


[19]

0.06

35.25

64.69


草文銀の鋳造量

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224,981900841[20]

7%3.5%[21]31,803[22][23]

脚注

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注釈

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  1. ^ 同年9月、服部は御役御免、小普請組支配となる。

出典

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参考文献

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 1982 

1976ASIN B000J9VAPQ 

2003 

1958 

1815 

1996ISBN 978-4-492-37082-7 

1996ISBN 978-4-642-06652-5 

西1999ISBN 978-4-490-20353-0 

1963ISBN 978-4-6420-3029-8 

 稿  1933 

 --1998 

関連項目

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