新宿松竹文化演芸場
新宿松竹文化演芸場︵しんじゅくしょうちくぶんかえんげいじょう︶は、東京新宿角筈にあった演芸場。松竹傍系の松竹第一興行が経営していた。落語定席ではなく、軽演劇と色物芸人︵落語家以外の演芸人の通称︶主体の興行を行っていた。
新宿松竹文化演芸場 Shinjuku Shouchiku Bunka Engeijou | |
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![]() 当演芸場が入居していた新宿松竹映画劇場[1] | |
情報 | |
正式名称 | 新宿松竹文化演芸場 |
開館 | 1958年10月28日 |
閉館 | 1962年8月12日 |
客席数 | 365席 |
用途 | 演芸、軽演劇 |
運営 | 松竹第一興行株式会社 |
所在地 |
〒160 東京都新宿区新宿3丁目15-15 |
概要
編集沿革
編集定紋
編集松竹マークの下に花(?)を象った紋様を重ね、その紋様下部には白抜き文字で「SHINJUKU」とローマ字が書かれていた。
備考
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●閉館後隣接する映画館︵新宿名画座・新宿スター座の2館︶と合併した大改装を行い、上階にあった新宿松竹が移転して映画館になった[2]。しかし、この映画館もまた新宿松竹・新宿ピカデリー2︵1999年6月より新宿ピカデリー2・3に改称︶に再分割されたが、2006年5月14日に閉館。現在は跡地にシネマコンプレックスの新宿ピカデリーが立地している。
●支配人をつとめていた磯野勉は後に芸能プロダクション・太田プロダクションを興し、てんぷくトリオやツービートを輩出。現在もダチョウ倶楽部等多くの人気タレントを抱えている。
関連項目
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●松竹芸能 新宿角座 - 松竹芸能︵本社・大阪市︶が﹁THEATER/TOPS﹂跡にて2011年5月14日から2021年3月28日まで経営していた劇場。近隣にある吉本興業の﹁ルミネtheよしもと﹂の競合施設にもなっていた。かつて松竹芸能が経営していた﹁道頓堀角座﹂と同様に、松竹芸能所属の関西芸人によるお笑いライブが主体であり、東京の色物主体の演芸興行を行ってきた新宿松竹文化演芸場とは位置づけが異なっていた︵なお、松竹芸能所属の笑福亭鶴光一門の関係から、落語芸術協会絡みの落語会も催されていた︶。所在地は新宿松竹文化演芸場の跡地から徒歩1分程度の場所で、同じ靖国通りの南側に位置していた。