新豊院山古墳群(しんぽういんやまこふんぐん)は、静岡県磐田市向笠竹ノ内に所在する弥生時代中期から古墳時代前期にわたる墳墓で構成された古墳群である。

1987年昭和62年)7月3日、国の史跡に指定された。

概要

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30AD41980558D調211西2西3

規模・形状

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1号墳は丘陵の東先端にあり、全長33メートルの前方後円墳(または前方後方墳)である。2号墳は丘陵の高所にあり、全長34メートル、前方部長さ11メートルで撥形(ばちがた)に開く前方後円墳で、葺石は見られない。3号墳は1辺12メートルの方形台状墓で、四隅を切ってある。

埋葬施設・副葬品・出土品

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1調2[1]510.73

脚注

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  1. ^ 円礫と粘土を交互に積み上げており、天井石を持たない変則的な石室。

参考文献

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  • 中嶋郁夫 著「新豊院山古墳群」、文化庁文化財保護部史跡研究会監修 編『図説 日本の史跡 第2巻 原始2』同朋舎出版、1991年。ISBN 978-4-8104-0925-3 

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯34度46分16.2秒 東経137度52分23.2秒 / 北緯34.771167度 東経137.873111度 / 34.771167; 137.873111