東都大学野球連盟

日本の大学野球リーグ

一般財団法人東都大学野球連盟(とうとだいがくやきゅうれんめい、英語表記はTOHTO UNIVERSITY BASE BALL LEAGUE)とは、東京を所在地とした22校の大学硬式野球部で構成された4部制の大学野球リーグである。

東都大学野球連盟
創立1931
代表理事長:樫山 和男
参加チーム22
日本の旗 日本
前回優勝1部:青山学院大学(14回目)
2部:駒澤大学(7回目)
3部:東京農業大学(3回目)
4部:上智大学(15回目)
最多優勝1部:専修大学(32回)
2部:専修大学(23回)
3部:大正大学(39回)
4部:一橋大学(30回)
テレビ局スポーツブル
公式サイト東都大学野球連盟

概要

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東都大学野球連盟は、旧制大学によるリーグから継続している数少ないリーグのひとつで、現在は全日本大学野球連盟傘下となっている。2016年の時点で全日本大学野球選手権大会で最多タイ、明治神宮野球大会では最多優勝をしているリーグであり、「人気の六大学」に対して「実力の東都」と評され、プロ野球界にも数多くの選手を送り出している[1]

出身選手についてはCategory:東都大学野球連盟の選手を参照。

略歴

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前史

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大学専門学校野球連盟生る
(『東京朝日新聞』 1926年10月7日付朝刊3面)

192511925[2]調1920[3]19291[4][5]

結成

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五大学リーグの開会式(戸塚球場

1931[6][7][8]調使1932使1936退

近年

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西2201919902015412[1][9]22

沿革

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  19352133

19311

1932 

1933 

1935 退[3]

1936 AB[3]

1940 退65

1943 沿[10]1272[3]

1946 

1947 西1

1948 

1949 

1950 

1951 退3193

1952 38

1955 

1958 

1959 2

1961 10

1962 

1963 

19643127退734

1966 

1967 1624

1970 

1971 2

1976 50

1979 

1981 1

19823172-2

1986 

1988 

1991 604141

1993 

1994 

1994 1使

1994 

1994 DH

1995 

19961197014111465OB21

2001 7070[11]1111OB64

2002CSJ-SKY2122004

2005 54442119713570退50139319225521501

2007 1使637

2009 20076376151

2010 

2015 YouTube1

2016 FRASH LIVE123412221412

2019 

2020 22323

2021 17216723[12]

2022 PREMIUM UNIVERSITIES22121

試合会場

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一部リーグは明治神宮野球場を使用する。

本連盟は、関東で2番目に結成された大学野球リーグとして早い時期から東京六大学野球連盟に次ぐ存在と認知され、神宮球場の使用割り当て優先の配慮を東京六大学野球連盟に次いで受けている。春秋のリーグ戦期間中、東都は木曜日・金曜日の優先割り当て権を得ているが、リーグ戦消化の都合上、一部リーグは火曜日から試合日程を組み込んでいる。ただし、土曜日~水曜日の優先使用権は六大学リーグにあるため、六大学が雨天等により順延した場合はその分日程が後日にずれることになる[13]。六大学リーグが順延した場合、東都リーグも順延する場合が多く、リーグ終盤は試合日程を変更したり、変則的な日程となる場合もあり、優勝の行方を左右することも多い。なお、各部のリーグ運営の詳細は下記に詳述する。

一部リーグ

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91使199412014120185412012

19601

2019613553132022ZOZO使[14]

195219631964調#

二部リーグ

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2013使使 2014[15]使[16]12&3使[17]20162016西使

三部リーグ・四部リーグ

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原則として各校の大学グラウンドで試合を開催する。近年は、各部所属校に応じて学習院大学グラウンド、一橋大学グラウンド、芝浦工業大学グラウンド、上智大学グラウンド(秦野)等が主戦場となっている。成蹊大学グラウンドも使用することがあり、大正大学グラウンドも実績がある(東京農業大学グラウンドも同校が三部以下に在籍の場合は使用)。2020年秋季以降は新型コロナウィルスによる影響から大学による制限もあり、1、2部校のグランドも使用。また公営球場も同様に使用することがあり、大田スタジアム、上尾市民球場で試合が開催された実績がある。

入替戦

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2013612013

使使 201611190

運営方法

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構成

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4部制で構成されている。最上位リーグを1部リーグ、順次下位リーグを2部、3部、4部と称する。1部から3部までは6校ずつ、4部は4校が所属する。

なお、2部リーグ以下の試合記録は表彰選手も含めてあくまで参考記録扱いであり、リーグ記録としては扱われない。

対戦方法

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242122334

201991012
2戦先勝方式
同一の対戦校に対して先に2勝したチームがその相手校との対戦に勝利したとして対戦を終了する。(1勝1敗の場合は第3戦を行い決着を付ける。)
1部リーグにおけるコールドゲーム
  • 点数差によるものは認められていない。
  • 天候不良他自然災害などを理由として試合が出来なくなった場合は7回を終えたところでコールドを認める(2011年度春季は東日本大震災発生に伴う節電・省エネ対策の一環として日没の場合はその時点で試合を打ち切るが、コールドについては天候不良などに形式を準じる)。

順位決定方法

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勝ち点制

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同一対戦校に勝ち越した場合に勝ち点1を獲得し、勝ち点が多い方が上位。勝ち点が同じ場合は全体の勝率比較によって順位を決定。 勝ち点も勝率も同じ場合は、優劣の決定が必要な場合に限り決定戦(プレイオフ)を行なう。 それ以外の場合は同順位とする。 (かつては、前シーズンの順位が上だった方を上位とする方法を採った時期もあった。) 決定戦での記録・成績はリーグ戦のチーム・個人の成績には含まれない。

入れ替え戦

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各部のリーグ戦の終了後に上位リーグの最下位校と下位リーグの優勝校との間で対戦を組み、勝者チームを次シーズンの上位リーグの所属とする。(敗者チームは次シーズンは下位リーグ所属となる。) 対戦方法は2戦先勝方式。また、入れ替え戦の試合記録・成績は決定戦と同様に個人やチームのリーグ公式戦記録・成績には含まれない。

各部入れ替え戦ともに基本的には神宮球場を使用して行われる。通常は、1部2部入れ替え戦を先に開催して、1部2部入れ替え戦終了翌日から3部4部入れ替え戦と2部3部入れ替え戦の同時開催として実施される(過去には3試合同日開催が行われていた時期もあった)。なお、球場使用スケジュールの都合で、3部4部・2部3部入れ替え戦開催日が、全日本大学野球選手権大会及び明治神宮野球大会の開催日と被る場合が多く、その場合は神宮第二球場での開催に回ることが多くなっていたがその後は各部入替戦は各大会と異なる週に実施されている。また近年、秋季1部2部入替戦は秋季東京都高等学校野球大会の準決勝、決勝戦と同日開催として高校野球終了後に試合を行っている。

その他

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開会式・閉会式

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12114退[18]退退退

4退

14

審判員

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1部リーグ戦の審判員は、全員が連盟登録の公式審判員が務める。所属校OBをメインに構成されているが、外部招聘の審判員も少数ながら含まれている[19]。2部リーグ戦は球審と2塁塁審に関しては1部リーグ戦と同様であるが、1塁塁審と3塁塁審に関しては1部所属校の野球部員が当番制で務める。3・4部のリーグ戦では、球審に関しては1・2部リーグ戦と同様で、塁審は2部所属校の野球部員が当番制で務める。

優勝杯

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読売新聞社寄贈の優勝旗、連盟杯、文部科学大臣杯、明治神宮杯がある。

選手の表彰

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各部(1部〜4部)の優勝校、最高殊勲選手最優秀投手首位打者と、1部のベストナインがそれぞれ選ばれる(記録としては昭和33年春季リーグより残っている)。選出には、首位打者を除き、公式記録の成績を基にして主に登録の報道記者クラブの投票結果で行なわれる。

公式記録員

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各リーグ所属校の当該試合出場校以外の登録された野球部員が務める。

場内アナウンス

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現在は、各リーグ所属校の女子マネージャーが試合毎に代わる代わる務めている。在籍校の紹介も行なわれている。

入場料

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神宮球場で行われる1部及び2部リーグ戦、入替戦(1部2部、2部3部、3部4部)、1部新人戦、交流試合とそれぞれ一般券が1,400円、学生券が600円、中高生券100円(2020年秋季現在)にて入場可能。その他球場(2部リーグ以下)は原則無料試合で行われている。また以前はシニア券(65歳以上、1,000円)もあったほか、2019年春季は1日3試合制を採用して第3試合前から一般でも1,000円のナイター券を発売した。嘗て神宮第二球場で開催されていた2部リーグ戦も1部と当時同額であった。 なお、前記のように秋季1部2部入替戦が秋季高校野球東京都大会と同日開催の場合(翌日以降の2部3部以下を含む)は先に試合開始となる高校野球との共通券として入場料一般800円(2019年現在)が適用される。

新人戦

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例年、8月下旬にその年度の1部秋季リーグ所属予定の6校により神宮球場にてトーナメント戦で行われる。試合規定等は1部リーグ戦とほぼ同様。ただし、後述の各部交流戦がある年度は、神宮球場以外(各大学グランド)にて開催される[20]。なお、年によっては秋季1、2部リーグの12校で実施される。

各部交流戦

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例年4年に一度に1部から4部の21校を基本的には同部同士の対戦がないような配慮にてランダムな組み合わせで各校1試合ずつ(校数の関係で抽選にて1校のみは2試合)の対戦を神宮球場にて行う。ただし、試合時間の制限があり9回完了するとは限らない。また時間制限内や9回完了時に引き分けの場合はそのまま終了となる。2部以下も含む全加盟校が神宮球場で試合を行える機会であり、3部以下の大学は主力メンバーで臨むが1・2部校は新人戦と時期が近いこともあり、(学生含む)コーチが指揮し、控え選手を起用するケースが多い。

連盟創設60周年を記念して行われた加盟全21校による交流トーナメント戦がきっかけ。以後4年に一度に現在のような形で行われるようになった。

出場停止に伴う順次降格について

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連盟や学生野球協会により出場停止の処分を受けた場合、停止期間中はリーグ戦・入れ替え戦ともに不戦敗と同等扱い(ただし記録上は不戦敗という記録にはならない)になる。出場停止期間中のリーグ戦と入れ替え戦は全て不戦敗となることで、それに応じて、「リーグ戦全敗→最下位→入れ替え戦出場→不戦敗→降格」という手順を踏んでいく。東都のように入れ替え戦システムを採っている連盟では実質的には降格処分と同等になるが、それは入れ替え制のシステムには必然的に伴うもので降格そのものは処分内容ではない。(仮にトーナメント戦しか行っていない連盟の場合は、単にその期間中に出場停止となるだけになる。)

歴代優勝

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歴代優勝チーム・入れ替え戦の結果

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平成以降の成績[21]

  • ☆:全国大会優勝
  • ○:入れ替え戦の勝者
  • ●:入れ替え戦の敗者
開催年 1部優勝 1部・2部入れ替え戦 2部・3部入れ替え戦 3部・4部入れ替え戦
1部最下位 2部優勝 2部最下位 3部優勝 3部最下位 4部優勝
1989春 専修大学 中央大学● 東洋大学○ 立正大学○ 大正大学● 芝浦工業大学● 上智大学○
1989秋 青山学院大学 國學院大學● 日本大学○ 立正大学○ 大正大学● 一橋大学● 芝浦工業大学○
1990春 亜細亜大学☆ 東洋大学○ 中央大学● 拓殖大学○ 順天堂大学● 上智大学● 武蔵工業大学○
1990秋 亜細亜大学 日本大学○ 中央大学● 東京農業大学○ 大正大学● 芝浦工業大学○ 一橋大学●
1991春 東洋大学 専修大学○ 中央大学● 拓殖大学○ 大正大学● 学習院大学● 一橋大学○
1991秋 駒澤大学 専修大学○ 立正大学● 東京農業大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学● 学習院大学○
1992春 駒澤大学☆ 専修大学● 國學院大學○ 国士舘大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 上智大学●
1992秋 日本大学 國學院大學○ 立正大学● 東京農業大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 芝浦工業大学●
1993春 青山学院大学☆ 國學院大學● 東京農業大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 一橋大学● 芝浦工業大学○
1993秋 駒澤大学☆ 東京農業大学● 立正大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 芝浦工業大学○ 一橋大学●
1994春 駒澤大学☆ 立正大学● 国士舘大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 学習院大学○ 東京工業大学●
1994秋 青山学院大学 亜細亜大学● 立正大学○ 拓殖大学● 大正大学○ 武蔵工業大学● 東京工業大学○
1995春 東洋大学 国士舘大学● 亜細亜大学○ 大正大学● 拓殖大学○ 東京工業大学● 上智大学○
1995秋 青山学院大学 日本大学● 専修大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 一橋大学●
1996春 青山学院大学☆ 東洋大学○ 国士舘大学● 東京農業大学○ 大正大学● 上智大学● 東京工業大学○
1996秋 亜細亜大学 立正大学○ 国士舘大学● 東京農業大学○ 大正大学● 成蹊大学● 一橋大学○
1997春 亜細亜大学 東洋大学○ 中央大学● 拓殖大学○ 大正大学● 東京工業大学● 成蹊大学○
1997秋 駒澤大学 東洋大学● 日本大学○ 國學院大學○ 学習院大学● 芝浦工業大学○ 武蔵工業大学●
1998春 亜細亜大学 青山学院大学○ 国士舘大学● 拓殖大学○ 順天堂大学● 学習院大学○ 東京工業大学●
1998秋 亜細亜大学☆ 立正大学● 東洋大学○ 拓殖大学○ 一橋大学● 学習院大学○ 武蔵工業大学●
1999春 青山学院大学☆ 専修大学● 中央大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 一橋大学● 武蔵工業大学○
1999秋 青山学院大学 中央大学○ 立正大学● 拓殖大学● 順天堂大学○ 武蔵工業大学● 一橋大学○
2000春 亜細亜大学☆ 東洋大学○ 立正大学● 順天堂大学● 拓殖大学○ 成蹊大学○ 上智大学●
2000秋 東洋大学 中央大学○ 東京農業大学● 拓殖大学● 順天堂大学○ 芝浦工業大学● 上智大学○
2001春 日本大学 東洋大学○ 専修大学● 順天堂大学● 拓殖大学○ 成蹊大学● 芝浦工業大学○
2001秋 駒澤大学☆ 東洋大学○ 専修大学● 東京農業大学○ 大正大学● 学習院大学○ 成蹊大学●
2002春 亜細亜大学☆ 駒澤大学● 専修大学○ 立正大学○ 大正大学● 一橋大学● 成蹊大学○
2002秋 亜細亜大学☆ 専修大学● 駒澤大学○ 東京農業大学● 順天堂大学○ 学習院大学○ 一橋大学●
2003春 亜細亜大学 日本大学○ 専修大学● 順天堂大学● 東京農業大学○ 学習院大学● 東京工業大学○
2003秋 青山学院大学 亜細亜大学○ 國學院大學● 専修大学○ 大正大学● 東京工業大学○ 学習院大学●
2004春 日本大学 駒澤大学○ 専修大学● 拓殖大学○ 大正大学● 成蹊大学● 学習院大学○
2004秋 中央大学 東洋大学○ 専修大学● 拓殖大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学○ 一橋大学●
2005春 青山学院大学☆ 亜細亜大学(注1) 立正大学(注1) 拓殖大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学○ 成蹊大学●
2005秋 青山学院大学 中央大学● 亜細亜大学○ 拓殖大学● 大正大学○ 東京工業大学● 成蹊大学○
2006春 青山学院大学 立正大学● 國學院大學○ 大正大学○ 拓殖大学● 学習院大学● 一橋大学○
2006秋 亜細亜大学☆ 日本大学● 専修大学○ 大正大学○ 順天堂大学● 上智大学○ 学習院大学●
2007春 東洋大学 専修大学● 立正大学○ 大正大学● 拓殖大学○ 一橋大学● 学習院大学○
2007秋 東洋大学☆ 國學院大學● 日本大学○ 拓殖大学○ 大正大学● 順天堂大学○ 一橋大学●
2008春 東洋大学☆ 駒澤大学● 中央大学○ 國學院大學○ 大正大学● 成蹊大学○ 東京工業大学●
2008秋 東洋大学☆ 日本大学● 國學院大學○ 拓殖大学○ 大正大学● 上智大学○ 一橋大学●
2009春 東洋大学 立正大学○ 専修大学● 国士舘大学○ 大正大学● 芝浦工業大学○ 東京工業大学●
2009秋 立正大学☆ 青山学院大学● 国士舘大学○ 専修大学○ 大正大学● 芝浦工業大学● 一橋大学○
2010春 東洋大学☆ 立正大学● 青山学院大学○ 日本大学○ 順天堂大学● 上智大学○ 東京都市大学●
2010秋 國學院大學 国士舘大学● 駒澤大学○ 専修大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 芝浦工業大学●
2011春 東洋大学☆ 國學院大學● 日本大学○ 専修大学○ 大正大学● 一橋大学● 芝浦工業大学○
2011秋 亜細亜大学 中央大学○ 拓殖大学● 東京農業大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学○ 一橋大学●
2012春 亜細亜大学 日本大学● 國學院大學○ 東京農業大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学○ 東京都市大学●
2012秋 亜細亜大学 東洋大学● 専修大学○ 国士舘大学○ 順天堂大学● 芝浦工業大学○ 東京都市大学●
2013春 亜細亜大学 専修大学● 拓殖大学○ 東京農業大学○ 順天堂大学● 上智大学○ 東京都市大学●
2013秋 亜細亜大学☆ 駒澤大学○ 東洋大学● 東京農業大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 一橋大学●
2014春 亜細亜大学 青山学院大学○ 立正大学● 東京農業大学○ 芝浦工業大学● 上智大学○ 一橋大学●
2014秋 駒澤大学☆ 青山学院大学● 専修大学○ 東京農業大学○ 大正大学● 上智大学● 一橋大学○
2015春 専修大学 拓殖大学● 日本大学○ 東京農業大学○ 順天堂大学● 一橋大学● 上智大学○
2015秋 亜細亜大学☆ 駒澤大学● 東洋大学○ 国士舘大学○ 学習院大学● 成蹊大学○ 一橋大学●
2016春 亜細亜大学 中央大学○ 青山学院大学● 国士舘大学○ 順天堂大学● 成蹊大学○ 一橋大学●
2016秋 日本大学 専修大学○ 国士舘大学● 東京農業大学○ 大正大学● 成蹊大学● 一橋大学○
2017春 東洋大学 専修大学● 立正大学○ 国士舘大学○ 大正大学● 芝浦工業大学● 成蹊大学○
2017秋 東洋大学 日本大学● 駒澤大学○ 東京農業大学○ 学習院大学● 一橋大学○ 芝浦工業大学●
2018春 東洋大学 中央大学○ 日本大学● 東京農業大学○ 順天堂大学● 一橋大学● 芝浦工業大学○
2018秋 立正大学☆ 中央大学○ 専修大学● 東京農業大学○ 大正大学● 芝浦工業大学○ 一橋大学●
2019春 東洋大学 駒澤大学○ 専修大学● 東京農業大学○ 大正大学● 成蹊大学○ 一橋大学●
2019秋 中央大学 駒澤大学〇 拓殖大学● 東京農業大学● 大正大学〇 上智大学〇 東京都市大学●
2020春 新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止
2020秋 亜細亜大学 中央大学・東洋大学・駒澤大学(注2) 青山学院大学(注3) 国士舘大学・大正大学(注2) 東京農業大学(注3) 芝浦工業大学(注3) 一橋大学(注3)
開催年 1部優勝 1部・2部入れ替え戦 2部・3部入れ替え戦 3部・4部入れ替え戦
1部出場校 2部優勝 2部出場校 3部優勝 3部出場校 4部優勝
2021春 國學院大學 東洋大学(6位)●
立正大学(7位)●
日本大学〇 東京農業大学(5位)〇
大正大学(6位)●
学習院大学● 成蹊大学(5位)〇
芝浦工業大学(6位)●
東京都市大学●
開催年 1部優勝 1部・2部入れ替え戦 2部・3部入れ替え戦 3部・4部入れ替え戦
1部最下位 2部優勝 2部最下位 3部優勝 3部最下位 4部優勝
2021秋 國學院大學 中央大学・日本大学(注2)(注4) 拓殖大学(注4) 東京農業大学(注4) 大正大学(注4) 成蹊大学(注4) 東京工業大学(注4)
2022春 亜細亜大学☆ 中央大学○ 東洋大学● 国士舘大学○ 学習院大学● 成蹊大学● 帝京平成大学○
2022秋 國學院大學 駒澤大学○ 専修大学● 国士舘大学○ 帝京平成大学● 上智大学● 成蹊大学○
2023春 青山学院大学☆ 駒澤大学● 東洋大学○ 東京農業大学● 大正大学○ 一橋大学○ 上智大学●
2023秋 青山学院大学 東洋大学● 駒澤大学○ 大正大学● 東京農業大学○ 一橋大学● 上智大学○
2024春 青山学院大学   東京農業大学      
  • (注1):亜細亜大学が出場停止処分を受け2部へ降格。2部優勝の立正大学が1部に自動昇格した。
  • (注2):新型コロナウイルスの影響を考慮して、入れ替え戦を行わないため単独の最下位を決定せず。
  • (注3):新型コロナウイルスの影響を考慮して、入れ替え戦は行わず、下部の優勝校はそれぞれ上位リーグへ自動昇格となった。
  • (注4):新型コロナウイルスの影響を考慮して、入れ替え戦は行わず、リーグの昇降格は行われなかった。

リーグ優勝回数

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2023年秋季リーグ終了時点

1部リーグ

優勝回数 大学
32 専修大学(注1)
27 駒澤大学
亜細亜大学
25 中央大学(注2)
23 日本大学(注3)
20 東洋大学
14 青山学院大学
4 國學院大學(注4)
3 芝浦工業大学
2 立正大学
1 学習院大学
国士舘大学
  • (注1):3校同率優勝1回を含む
  • (注2):3校同率優勝1回を含む、優勝預かり1回を除く
  • (注3):3校同率優勝1回を含む、優勝預かり2回を除く
  • (注4):優勝預かり1回を除く

2部リーグ (判明分の記録のみ)

優勝回数 大学
23 専修大学
18 国士舘大学
16 青山学院大学
15 國學院大學
14 日本大学
11 立正大学
9 芝浦工業大学
東京農業大学
中央大学
8 東洋大学
5 拓殖大学
駒澤大学
4 学習院大学
3 亜細亜大学
1 東京文理科大学(現:筑波大学
東京慈恵会医科大学
東京工業大学

3部リーグ (判明分の記録のみ)

優勝回数 大学
37 大正大学
24 順天堂大学
22 拓殖大学
9 学習院大学
7 成蹊大学
学習院大学
6 東京教育大学(現:筑波大学)
5 上智大学
芝浦工業大学
3 東洋大学
明治学院大学
國學院大學
一橋大学
東京農業大学
2 青山学院大学
東京経済大学
立正大学
国士舘大学
1 武蔵工業大学(現:東京都市大学
亜細亜大学
帝京平成大学

4部リーグ (判明分の記録のみ)

優勝回数 大学
30 一橋大学
20 東京工業大学
15 上智大学
14 東京都市大学(旧:武蔵工業大学)
13 芝浦工業大学
7 順天堂大学
学習院大学
成蹊大学
2 拓殖大学
1 大正大学
帝京平成大学

全国大会成績

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※大学選手権=全日本大学野球選手権大会出場回数、神宮大会=明治神宮大会出場回数。

学校 最終出場大会 全国大会
合計出場回数
大学選手権 神宮大会 備考
駒澤大学 2014年
神宮大会
28 14 14 全日本大学野球選手権大会優勝:6回
明治神宮大会優勝:5回
亜細亜大学 2022年
大学選手権
25 14 11 全日本大学野球選手権大会優勝:5回
明治神宮大会優勝:5回
東洋大学 2019年
大学選手権
20 13 7 全日本大学野球選手権大会優勝:4回
明治神宮大会優勝:2回
青山学院大学 2023年
神宮大会
13 6 7 全日本大学野球選手権優勝:5回
明治神宮大会準優勝:2回
日本大学 2016年
神宮大会
12 8 4 全日本大学野球選手権大会優勝:2回
明治神宮大会優勝:1回
中央大学 2019年
神宮大会
11 6 5 全日本大学野球選手権優勝:3回
明治神宮大会優勝:1回
専修大学 2015年
大学選手権
10 8 2 全日本大学野球選手権優勝:1回
明治神宮大会準優勝:1回
國學院大學 2022年
神宮大会
4 1 3 明治神宮大会準優勝:1回
立正大学 2018年
神宮大会
2 0 2 明治神宮大会優勝:2回
国士舘大学 1979年
神宮大会
1 0 1
芝浦工業大学 1970年
大学選手権
1 1 0

加盟大学(2023年秋季リーグ開始時点)

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1部リーグ

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2部リーグ

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3部リーグ

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4部リーグ

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かつて参加していた大学

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その他のエピソード

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応援団

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活動規制

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使



3040

19705[22]992521[23]

使用楽器の規制

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神宮球場・神宮第二球場は、自然環境保護(主に騒音の観点から)の都合から、楽器使用応援の規制を行なっており、東都大学野球連盟としてもこの通達に沿った応援規制を敷いている。スタンドでの応援活動で、規制制限外の応援への注意・指導は、球場内においては球場職員が直接これに当たっている。(詳細は明治神宮野球場の当該項を参照)

応援リーダー台

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使用している応援リーダー台は、東京六大学応援団連盟の所有物であるため、特別な事情がない限りは応援団同士の個別借用ではなく、借主は東都大学野球連盟として貸料を一括納入している。各校応援部・応援団は、野球部経由で東都大学野球連盟に納入するか、或いは学校によっては野球部・大学側が諸経費の一部として納入している。ただし応援組織のあり無しや応援形態の違いなど学校により事情が異なるので、台の使用と貸料の発生は、あくまで事前の申し出による。

伝統の一戦

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早い時期から入れ替え戦制度を採っていた東都大学野球連盟では、東都と同じ旧制大学野球リーグ以来から続く東京六大学野球での早慶戦や、現在の関西学生野球の関関戦同立戦のような知名度の高い伝統的な組み合わせでの対戦カードは存在し得なかった。しかし、それでも一部の関係者やファンの間では伝統の一戦と呼ばれる対決が存在する。以下に例を記す(伝統的な定期戦交流をしている場合でも当該校同士でのみのものは対象外)。

  • リーグ創世期の専修大学・中央大学・日本大学の3強時代の流れを汲むもの(東都御三家との異称もある[24]
    • 専修大学 対 中央大学
    • 中央大学 対 日本大学
    • 日本大学 対 専修大学
  • リーグ創世校同士のライバル校の流れを汲むもの
    • 東京農業大学 対 國學院大學[25]
    • 國學院大學 対 日本大学[26]
  • 昭和後半期での優勝争いにまつわるもの
    • 東洋大学 対 駒澤大学
    • 東洋大学 対 亜細亜大学
    • 亜細亜大学 対 駒澤大学

これら東都の中でも比較的人気の高い対校戦を集め固定した試合をオフシーズンに準公式戦として開催、定期戦化していこうという動きが一部関係者の中で存在していたこともある。

マスコミ等での扱い

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古くからの有力校・強化校が多く、その上でリーグ戦が1部から4部まであり、入れ替え戦を通してのチームの浮き沈みの激しさもあいまって、頻繁に「戦国東都」と形容される。また、歴史や過去の全国大会での成績においても関東での大学野球界でしばしば双璧の存在として対比される東京六大学リーグとの関係において「人気の六大学、実力の東都」といわれてきた。80年代には当時のテレビ神奈川や優勝に関わる試合をNHKラジオ第1放送(関東地区)が中継していた時代もある。2000年代初頭にはJSKYスポーツが主に同日神宮球場でヤクルト戦のナイター放送がある日に、また1シーズンのみスカイAが中継したこともある。

またマスコミではないが、公式スポンサーのミニミニグループのひとつである株式会社ミニミニ城西の学生支援部が展開するブログ(SHIEN-BLOG.)にて、1部の試合を中心に定期的に試合内容が報じられている。

奇跡の優勝

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1958年秋季1部リーグ、学習院の健闘により大混戦となった。それまで東都1部リーグは専修・日大・中央の3校しか優勝しかなく、学習院は1950年に連盟に加盟し翌年1部に昇格したが万年下位に低迷し、1・2部入替戦を戦い抜き1部を死守していたチームであった。その学習院がリーグ終了時日大・中央と共に7勝5敗の勝ち点3で首位に並び、巴戦によるプレーオフが行われることとなった。ところがプレーオフは二廻りしても3校1勝1敗で決着がつかず、連盟では三廻り目は行わず優勝預かりとする意見が支配するに至ったが、学習院が強硬に三廻り目開催を要求し、結局日大・中央に2勝した学習院が専修・日大・中央以外で初の優勝校となった[27]。この後学習院は1961年を最後に1部より降格、1982年秋季以降3部に降格した。

2015年の再編問題について

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201592111229

20142使32

321[28]使

1958133123113 AP[29]

東都六大学

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一部の新聞や雑誌、ネット上のサイト内記述や東都所属校野球部OB、さらには著名な野球解説者[30]でさえも稀に「東都六大学」という用語を使用しているケースがある。さらにはかつては国会答弁の中でもその表現が使われたことがある[31]。ただし、所属校も6校限定ではないことから、東都大学野球連盟では公的にも、また(国内の一部の連盟に見られるような)ローカルな愛称や通称としても「六大学」の呼称は使用しておらず、完全にスラングである。

歴代の珍記録・初記録・珍エピソードなど

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1959 1[32]12

1966 4261退2[33]

1984 2[34]124

1984 531241

1985 1[35]123

1985 101654-

19881使

1992 3

1993 134

1993 240

1993 1

1993 11

1994 1

1997 1

2005 2004[36]

連盟創設に関する諸説

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191043511[37]1930[38]

[39]
 
19302253

[3]

19291[40]3-5

[][]

[][41][42]
 
 19246157

19252[][]

[43]

[][]

[44]6

1936

(一)

(二)

[45][46]

脚注

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(一)^ ab!? Numberweb 201195

(二)^  118-119

(三)^ abcde  194961

(四)^  1929219

(五)^  1930225

(六)^  193143

(七)^   1932235-236

(八)^  1931430

(九)^ !? Numberweb 2013626

(十)^ 18330 8 17/20p45  1994

(11)^  702008

(12)^ 17 .  (20201222). 202119

(13)^ 使

(14)^  (2022101). . JBpress. https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72037?page=4 2023330 

(15)^ 22使20131116 2014410

(16)^  220131219 2014410

(17)^ 2

(18)^ 

(19)^ OB

(20)^ 111

(21)^ 
 
 
 
 

(22)^   104519705231222

(23)^ 211970459261222

(24)^ asahi.com姿  - 

(25)^ 

(26)^ 

(27)^  

(28)^ 12201593 923 12 2201593 923

(29)^   1124

(30)^ http://emoyan-yan.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_d0cb.html   2007529 () 

(31)^    4

(32)^ 

(33)^ 退2

(34)^ 

(35)^ 

(36)^ 1

(37)^    1992565

(38)^ 1935193017-18

(39)^     1 1977297

(40)^   538

(41)^ 

(42)^ 

(43)^ 19304 2004166191019201923192519211925192519316

(44)^  1934376

(45)^  193636

(46)^  1936426

関連項目

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外部リンク

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