棘皮動物

動物界の一門
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: phylum Echinodermata
棘皮動物

様々な棘皮動物

分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 棘皮動物門 Echinodermata



echinoderm echinoderm  echinos derma[1][1][1][1][1]退[1]

概説

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退




外部形態

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棘皮動物各群の体制





沿


内部構造

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生殖と発生

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生活など

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使


再生について

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分類

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ヒトデ綱(海星綱)Asteroidea

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シャリンヒトデ綱 Concentricycloidea

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シャリンヒトデ類は1986年に発見された棘皮動物のグループで、2008年現在では3種確認されている。直径1cm弱の円盤状をした体の周囲に縁棘と呼ばれる細かい脚が多数、同心円状に並んでいる。他の綱にみられる放射状の水管系がなく、外側環状水管に連結した管足が露出する。消化管は退化的で、最初に発見されたウミヒナギクは胃を持たない。ヒトデ綱ニチリンヒトデ目の1科として分類される場合もある。

ウミユリ綱 Crinoidea

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ウニ綱 Echinoidea

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ナマコ綱 Holothuroidea

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1500352退

クモヒトデ綱(蛇尾綱)Ophiuroidea

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クモヒトデ類は約1500種。円盤状の体を中心に、細長い腕が放射状に伸びた形状をしている。ヒトデ類と異なり、盤と腕が明確に区別できる。内臓はすべて盤に収まり、管足は盤のみから露出する。消化管は胃を終点とするため、下向きの口はあるが肛門がなく、排泄は呼吸や生殖と兼ねて生殖嚢で行う。腕は管足が露出せず、節構造の殻で覆われている。ほぼすべての全身運動を担う反面、容易に自切・再生できる。

ウミリンゴ綱 Cystoidea†

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ウミリンゴ類は、オルドビス紀からデボン紀に棲息していた。

層状の板から成る柄を持ち、下部は分枝した根状で、上部には多角形の板で出来た萼部があり、その上部に口と肛門があった。ウミユリと同様に、固着生活をしていた。

ウミツボミ綱 Blastoidea†

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座ヒトデ綱 Edrioasteroidea†

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座ヒトデ類は、カンブリア紀から石炭紀に棲息していた。

形状は平たい球状又は半球状で、海底や腕足類に固着していた。

エオクリノイド綱 Eocrinoidea†

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原始ウミユリ類とも呼ばれ、カンブリア紀からシルル紀に棲息していた。

太い柄の上端がカップ状に拡大し、そこから5本の腕が上方に伸びていた。

パラクリノイド綱 Paracrinoidea†

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オルドビス紀中期に棲息していた。

エドリオブラストイド綱 Edrioblastoidea†

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オルドビス紀中期に棲息していた。

パラブラストイド綱 Parablastoidea†

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オルドビス紀初期から中期に棲息していた。

螺板綱 Helicoplacoidea†

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螺板綱は、カンブリア紀初期に棲息していた。丸みのある葉巻型で、口部が側面にある。

蛇函綱 Ophiocistioidea†

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蛇函綱は、オルドビス紀前期からペルム紀後期に棲息していた。特有の口器を持つ。

円盤綱 Cyclocystoidea†

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円盤綱は、オルドビス紀から石炭紀にかけて生息していた。円環状に並ぶ骨片を持つ。

脚注

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  1. ^ a b c d e f 藤田敏彦『動物の系統分類と進化』裳華房〈新・生命科学シリーズ〉、2010年4月28日。ISBN 978-4785358426  pp.169-172.

参考文献

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関連項目

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