橋本宙二
経歴
編集家族・親族
編集橋本家
編集
︵岡山県総社市、東京都渋谷区︶
実家
●父 卯太郎︵実業家・大日本麦酒の元常務︶
父橋本卯太郎について、﹃明治大正人物史﹄には﹁明治二年三月生る。岡山県人橋本源三郎の長男なり。同三十一年養兄富平方より分れて一家を創立す。幼より沈着誠実、悠々として迫らざる態度は大人の風ありて、その大成を嘱望せらる。長じて東京高等工業学校に学び、二十七年同校機械科を卒業するや、直ちに大日本麦酒株式会社に入る。温厚円満の人格と、機宜に当る手腕とは君をして工務部長に累進、更に常務取締役に挙げしめ、現にその任にありて活躍しつつあり。書画骨董に趣味を有し、閑日月を活動の間に求むるところ奥床しとも云ふ可し。﹂とある。
●母 マツ︵熊本県、軍人石光真清、陸軍中将石光真臣の妹、陸軍主計総監男爵野田豁通の姪︶
石光家は旧藩時代、熊本藩主細川家に仕えた武家だった。石光家の身分は軽かったが、細川家が肥後入国の時からお供をした家柄であり、代々殿のお側に奉仕していたから特別の取り扱いを受けていた[1]
●兄
●宇一︵学者・東京高等工業学校長、科学技術庁金属材料研究所初代所長︶
●弟
●乾三︵検事︶
●龍伍︵官僚、政治家︶
●虎六︵学者・元東北大教授︶
自家
●妻 香子︵佐賀県、軍人・陸軍中将大野豊四の長女︶
●長女 郁子
●二男 巌
●三男 英継
●四男 和久
●五男 竹夫