浦口文治
日本の英米文学者、教育者
浦口 文治(うらぐち ぶんじ、1872年3月21日(明治5年2月13日) - 1944年(昭和19年)3月8日)は、日本の英米文学者、教育者、同志社大学英文科教授。
経歴
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摂津三田藩︵兵庫県三田市︶に生まれる[1]。1884年神戸教会において原田助より受洗。1890年、同志社普通学校を経て、同志社を卒業する。ウォルター・ウェストンの日本アルプス登山に同行する。
神戸、東京、仙台と7年間過ごした後に、1890年に旧制函館中学校に赴任。同年英語教員試験に合格。
1892年に熊本県立済々黌中学に教員として赴任した後、1898年に新潟県立長岡中学校に教頭として赴任する。同年に長男、浦口健二︵東京大学医学部教授︶が生まれる。その後、慶應義塾大学部理財科、日本女子大学校で英語を教えた。
1908年、総督府民政局長後藤新平の要請により台湾に赴任。
1912年、同志社大学の大学昇格と共に英文科主任教授に選ばれ、米国留学をし、帰学。しかし同志社騒動の渦中で1918年退職。その後、東京商科大学教授などで英語教育にあたった。
著書
編集- 『新訳ハムレット』
脚注
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(一)^ 手塚竜麿﹁浦口文治の生涯と業績﹂﹃英学史研究﹄第1978巻第10号、日本英学史学会、1977年9月、17-28頁、doi:10.5024/jeigakushi.1978.17、ISSN 03869490。