同志社大学
同志社大学(どうししゃだいがく、英語: Doshisha University)は、京都府京都市上京区今出川通烏丸に本部を置く日本の私立大学。1875年創立、1920年大学設置。
同志社大学 | |
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![]() | |
![]() 今出川キャンパス(2017年1月) | |
大学設置 | 1920年 |
創立 | 1875年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人同志社 |
本部所在地 |
京都府京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601番地 北緯35度1分47.1秒 東経135度45分38.7秒 / 北緯35.029750度 東経135.760750度座標: 北緯35度1分47.1秒 東経135度45分38.7秒 / 北緯35.029750度 東経135.760750度 |
学生数 | 28,354 |
キャンパス |
今出川(京都府京都市上京区) 新町(京都府京都市上京区) 室町(京都府京都市上京区) 京田辺(京都府京田辺市) 学研都市(京都府木津川市) 烏丸(京都府京都市上京区) |
学部 |
神学部 文学部 社会学部 法学部 経済学部 商学部 政策学部 文化情報学部 理工学部 生命医科学部 スポーツ健康科学部 心理学部 グローバル・コミュニケーション学部 グローバル地域文化学部 |
研究科 |
神学研究科 文学研究科 社会学研究科 法学研究科 経済学研究科 商学研究科 総合政策科学研究科 文化情報学研究科 理工学研究科 生命医科学研究科 スポーツ健康科学研究科 心理学研究科 グローバル・スタディーズ研究科 司法研究科 ビジネス研究科 脳科学研究科 |
ウェブサイト | https://www.doshisha.ac.jp/ |
概観
大学全体
財政関係
建学の精神と教育理念
同志社の建学精神はキリスト教精神に基づく「良心教育」である。それは、「同志社大学設立の旨意」において示されているとおり、新島襄は建学にあたり「良心を手腕に運用する人物」の育成を掲げた。知識教育に偏ることのないよう、キリスト教に基づく「徳育」を並行して進めることで、「良心の全身に充満」した人々を輩出したいと願ったのである[12]。
同志社大学では、「一国の良心」ともいうべき人物を養成するために始まった同志社の教育をいまに受け継ぎ、実現するためにも、「キリスト教主義」・「自由主義」・「国際主義」を同志社大学における教育理念と定めて、これらの理念に基づく教育活動を実践している[13]。
理事長・学長・常務理事
沿革
略歴
この節の加筆が望まれています。 |
前列左から浮田和民、徳富蘇峰、小崎弘道、原田助、J.D.デイヴィス、宮川経輝、湯浅治郎、後列左から高木貞衛、牧野虎次、D.C.グリーン、川本恂蔵、古谷久綱
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7f/Yoshino_Sakuzo.jpg/160px-Yoshino_Sakuzo.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9e/Doshisha_University_main_gate.jpg/240px-Doshisha_University_main_gate.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/75/Kyotanabe_campus%2C_Doshisha_University_aerial_photo_2021.jpg/240px-Kyotanabe_campus%2C_Doshisha_University_aerial_photo_2021.jpg)
年表
(年表節の主要な出典は公式サイト[27])
明治
年 | 出来事 |
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1874年 (明治7年) |
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1875年 | |
1876年 | |
1877年 | |
1879年 |
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1880年 |
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1883年 | |
1884年 |
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1885年 |
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1886年 |
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1887年 | |
1888年 | |
1889年 | |
1890年 |
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1891年 | |
1892年 | |
1893年 | |
1895年 |
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1896年 | |
1897年 | |
1898年 | |
1899年 | |
1900年 | |
1902年 | |
1904年 | |
1905年 |
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1906年 |
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1907年 | |
1908年 | |
1909年 | |
1912年 |
大正
年 | 出来事 |
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1913年 (大正2年) |
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1916年 |
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1917年 | |
1918年 | |
1919年 | |
1920年 | |
1921年 |
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1922年 |
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1923年 | |
1925年 | |
1926年 |
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昭和(戦前)
-
1927年頃の購買部
-
良心碑
-
戦闘機同志社号
年 | 出来事 |
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1927年 (昭和2年) |
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1928年 | |
1929年 | |
1930年 |
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1931年 | |
1932年 | |
1933年 | |
1935年 | |
1936年 |
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1937年 | |
1938年 | |
1939年 |
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1940年 |
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1941年 |
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1942年 | |
1943年 | |
1944年 |
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1945年 |
昭和(戦後)
-
今出川図書館
-
博遠館
-
デイヴィス記念館
年 | 出来事 |
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1946年 |
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1947年 | |
1948年 | |
1949年 | |
1950年 | |
1951年 | |
1952年 |
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1953年 |
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1954年 | |
1955年 |
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1956年 | |
1957年 |
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1958年 |
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1959年 | |
1960年 |
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1961年 | |
1962年 |
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1963年 | |
1964年 | |
1965年 | |
1966年 |
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1967年 |
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1968年 | |
1969年 |
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1970年 | |
1972年 | |
1973年 |
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1974年 |
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1975年 | |
1976年 |
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1978年 |
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1979年 |
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1980年 |
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1982年 |
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1985年 |
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1986年 |
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1988年 |
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平成
-
良心館(今出川)
-
寒梅館(室町)
-
夢告館(京田辺)
年 | 出来事 |
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1991年 (平成3年) |
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1993年 |
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1994年 |
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1995年 | |
1996年 |
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1997年 | |
1998年 |
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1999年 |
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2000年 | |
2001年 |
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2002年 |
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2003年 | |
2004年 | |
2005年 | |
2006年 |
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2007年 |
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2008年 | |
2009年 |
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2010年 |
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2011年 |
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2012年 | |
2013年 |
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2014年 |
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2015年 |
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2017年 | |
2019年 |
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令和
年 | 出来事 |
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2021年 (令和3年) |
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2023年 |
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基礎データ
所在地
- 今出川校地
- 京田辺校地
- 大阪サテライト・キャンパス(〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-1-22 桜橋アストリアビル9F)
- 東京サテライト・キャンパス(〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階)
- 同志社大学テュービンゲンEUキャンパス(Keplerstraße 2, Raum 042 & 043, 72074 Tübingen Deutschland)
象徴
- 徽章
- 1908年に同志社の教員であったシドニー・ギューリックが音楽好きの学生に頼まれ校歌を作ることにした。当時京都YMCA会館を建設するために京都に滞在していた友人であるウィリアム・メレル・ヴォーリズに作詞を依頼。ヴォーリズはドイツの軍歌(あるいは愛国歌)の「ラインの守り」を基にし、歌詞をつけた[115][116]。また当時の多くの宣教師の出身校であるイェール大学の校歌にも同じメロディが使われている。なお、ヴォーリズは後に致遠館(1916年築)など、いくつもの建物の設計も行っている。
- 大正中期頃から[118]日本語の校歌もほしいという卒業生、教職員、学生らの要望があり、1935年(昭和10年)の同志社創立60周年を記念して後述の同志社大学歌とともに誕生した。校祖新島襄の大志と同志社の使命を構成の骨組みとした賛歌である。作詞者の湯浅半月は同志社徽章の考案者であり、作曲者の同志社校友・大中寅二は霊南坂教会のオルガニストとしても長く活躍した。
- 同志社大学で毎年新入生に配布される、カレッジソング集 (CD) に収録されている。2004年度までは同大学グリークラブによる伴奏なしの男声合唱のものが収録されていたが、2005年度からアカペラで混声5人とボイスパーカッションによるアレンジで収録されている他、同志社交響楽団によるオーケストラver.も収録されている。編曲、歌は同大学のアカペラサークル 「One Voices」。野球応援等の際に応援団が斉唱する際は、歌に合わせて腕を振ることになっている。
- 応援歌
Doshisha Cheer
One, two, three,
Who are we?
La, la, la, Doshisha!
One, two, three,
Who are we?
La, la, la, Doshisha!
One, two, three,
Who are we?
La, la, la, Doshisha!
統計
学部 | 学科 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 |
神学部 | 神学科 | 62 | 62 | 66 | 64 | 63 |
学部計 | 62 | 62 | 66 | 64 | 63 | |
文学部 | 英文学科 | 294 | 315 | 513 | 305 | 325 |
哲学科 | 80 | 59 | 65 | 72 | 73 | |
美学芸術学科 | 66 | 56 | 85 | 71 | 72 | |
文化史学科 | 126 | 123 | 130 | 137 | 120 | |
国文学科 | 136 | 126 | 125 | 117 | 135 | |
学部計 | 702 | 679 | 720 | 702 | 725 | |
社会学部 | 社会学科 | 94 | 94 | 81 | 102 | 89 |
社会福祉学科 | 98 | 105 | 74 | 112 | 97 | |
メディア学科 | 87 | 94 | 77 | 113 | 79 | |
産業関係学科 | 77 | 87 | 87 | 92 | 79 | |
教育文化学科 | 73 | 90 | 90 | 82 | 72 | |
学部計 | 429 | 470 | 409 | 501 | 416 | |
法学部 | 法律学科 | 644 | 662 | 674 | 681 | 760 |
政治学科 | 222 | 198 | 237 | 200 | 236 | |
学部計 | 866 | 860 | 911 | 880 | 996 | |
経済学部 | 経済学科 | 928 | 862 | 904 | 999 | 815 |
学部計 | 928 | 862 | 904 | 999 | 815 | |
商学部 | 商学科 | 890 | 883 | 936 | 841 | 894 |
学部計 | 890 | 883 | 936 | 841 | 894 | |
政策学部 | 政策学科 | 447 | 390 | 422 | 465 | 398 |
学部計 | 447 | 390 | 422 | 465 | 398 | |
文化情報学部 | 文化情報学科 | 308 | 312 | 294 | 334 | 284 |
学部計 | 308 | 312 | 294 | 334 | 284 | |
理工学部 | インテリジェント情報工学科 | 87 | 93 | 73 | 78 | 92 |
情報システムデザイン科 | 88 | 87 | 92 | 70 | 88 | |
電気工学科 | 79 | 110 | 96 | 66 | 84 | |
電子工学科 | 88 | 113 | 99 | 74 | 92 | |
機械システム工学科 | 118 | 120 | 117 | 87 | 101 | |
エネルギー機械工学科 | 74 | 106 | 76 | 67 | 72 | |
機能分子・生命化学科 | 78 | 91 | 87 | 72 | 75 | |
化学システム創成工学科 | 92 | 99 | 96 | 70 | 77 | |
環境システム学科 | 54 | 50 | 55 | 42 | 55 | |
数理システム学科 | 38 | 54 | 48 | 35 | 38 | |
学部計 | 796 | 923 | 839 | 661 | 774 | |
生命医科学部 | 医工学科 | 99 | 75 | 120 | 99 | 91 |
医情報学科 | 94 | 94 | 106 | 97 | 100 | |
医生命システム学科 | 65 | 51 | 65 | 69 | 74 | |
学部計 | 258 | 220 | 291 | 265 | 265 | |
スポーツ健康科学部 | スポーツ健康科学科 | 227 | 225 | 227 | 224 | 227 |
学部計 | 227 | 225 | 227 | 224 | 227 | |
心理学部 | 心理学科 | 144 | 157 | 159 | 182 | 162 |
学部計 | 144 | 157 | 159 | 182 | 162 | |
グローバル・コミュニケーション学部 | グローバル・コミュニケーション学科 | 151 | 143 | 147 | 155 | 167 |
学部計 | 151 | 143 | 147 | 155 | 167 | |
グローバル地域文化学部 | グローバル地域文化学科 | 196 | 188 | 201 | 192 | 213 |
学部計 | 196 | 188 | 201 | 192 | 213 | |
全学部計 | 6404 | 6374 | 6526 | 6471 | 6399 |
教育および研究
組織
学部
神学部
- 神学科
文学部
もともと文学部には英文学科、文化学科、社会学科が存在したが、2005年度より社会学科が社会学部へ改組されたのに伴い、文化学科の各専攻が学科へ改組。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。副専攻の制度を設けており、希望者は2年次から各コースの履修を始める。
- 第2部文化学科国文学専攻は2003年3月廃止。
- 副専攻コース
- 学科型副専攻[注 16]
- 英文学コース
- 哲学コース
- 美学芸術学コース
- 文化史学コース
- 国文学コース
- 横断型専攻
- 人文学総合コース
- メディア文化コース
- アジア文化コース
- 国際専修コース
- 学科型副専攻[注 16]
社会学部
現在の同志社大学社会学部の前身は1941年4月に設置された文学部文化学科厚生学専攻。1944年10月に法文学部厚生学科に改組され、1946年4月に文学部社会学科が誕生する。その後、2005年度に社会学部へ改組された。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んだが、2009年度より全学年を今出川校地へ統合。主に新町キャンパスで学ぶ。
- 社会学科
- 社会福祉学科
- 社会福祉学科は1931年に大学レベルでは日本最初の社会事業学専攻として創設。
- メディア学科
- 1948年の新制大学に合わせて文学部社会学科新聞学専攻として開設された。2004年4月に文学部社会学科メディア学専攻に名称変更され、翌年2005年には社会学部メディア学科に改組される。
- 産業関係学科
- 前身の産業関係学専攻は1966年に設置された。社会学、経済学、法学、医学等の諸学問を範囲とし学際的視野から「働くこと」について学ぶカリキュラムとなっており、産業や労働問題を扱う学科である。
- 教育文化学科
- 社会学部発足以前は、文化学科教育学専攻として設置されていた。社会学部の設置する学科としては唯一異なる学科に属していた。教育文化学科は教員養成を目的としない、教育を学問としてとらえる学科となっている。
法学部
- 法律学科
- 政治学科[注 17]
- 国際関係コース
- 現代政治コース
- 歴史・思想コース
経済学部
1891年に同志社政法学校が開校し理財科が置かれたが、1904年に同志社政法学校は廃止される。現在の同志社大学経済学部の前身は、1912年に専門学校令による同志社大学に開設された政治経済部である。1919年に政治経済部を法学部と改称。1920年には大学令による同志社大学に昇格し、法学部経済学科が誕生した。1922年に専門学校令による同志社専門学校に政治経済部が置かれる。1944年に同志社専門学校高等英語部と法律経済部が統合され同志社外事専門学校が設置される。また、同年に大学令による同志社大学の文学部と法学部が統合され、法文学部法経学科となるが、2年後の1946年に法経学部経済学科へと再分割され、1948年には新制学部として同志社大学経済学部が置かれる。そして1949年に同志社外事専門学校は同志社大学に吸収、1952年に専門学校は廃止され、同志社で経済を学ぶところが一本化される。1999年に経済学部経済学科と学科名が明示される。
専門科目のほとんどが週に2回の4単位の授業でカリキュラムが構成されている。1年次春学期に基礎ゼミナールという必修の少人数制ゼミ形式のカリキュラムが組まれている。本格的なゼミは2年次秋学期より履修可能で、必修ではない。そのため、卒業論文も必修ではない。ゼミの数はおよそ50で、各ゼミの人数にかなりばらつきがある。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。第2部は2004年3月廃止。コース制は2005年4月廃止。副専攻制度を設けており、希望者は2年春学期に申請する。
- 経済学科
商学部
政策学部
2004年に55年ぶりに新設された学部。法学・経済学・社会学などの特定の分野に偏らず、社会科学の幅広い領域を学ぶことができる。全学年を今出川校地(主に新町キャンパス)で学ぶ。
- 政策学科
文化情報学部
2005年に開設された学部。これまで自然科学の分析対象ではなかった「文化」を、「データサイエンス」という手法で探究する文理融合の学部。全学年を京田辺校地で学ぶ。選択科目は文化クラスター科目、データサイエンス科目などで構成。文化クラスター科目は「文化科目」、「言語科目」、「人間行動科目」、「人間社会科目」に分かれ、データサイエンス科目は「データ分析科目」、「基礎数理科目」、「情報・コンピュータ科目」に分かれる。
- 文化情報学科
理工学部
生命医科学部
スポーツ健康科学部
全学年を京田辺校地で学ぶ。2008年度に開設。
- スポーツ健康科学科
- 履修モデル
- 健康科学領域
- トレーニング科学領域
- スポーツ・マネジメント領域
- 履修モデル
心理学部
2009年度に文学部心理学科を心理学部へ改組[128]され、これまでは2年生まで京田辺、それ以降は今出川で分離していたが全学年を京田辺へ統合。
- 心理学科[124]
- 神経・行動心理学コース
- 臨床・社会心理学コース
- 発達・教育心理学コース
グローバル・コミュニケーション学部
2010年度に開設。全学年を京田辺校地で学ぶ。英語コースではアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国13校、中国語コースでは中国、台湾の計3校のいずれかへの留学(1年間)を必修としている。
- グローバル・コミュニケーション学科
- 英語コース
- 中国語コース
- 日本語コース(留学生対象)
グローバル地域文化学部
2013年度に開設。全学年を今出川校地(主に烏丸キャンパス)で学ぶ。
- グローバル地域文化学科
- ヨーロッパコース
- アジア・太平洋コース
- アメリカコース
研究科
神学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。日本で最も長い歴史を持つ神学教育機関。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 神学専攻
- 前期課程のコース
- 聖書神学研究コース
- 歴史神学研究コース
- 組織神学研究コース
- 実践神学研究コース
- 一神教学際研究コース
- 前期課程のコース
文学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。2005年度に文学研究科と社会学研究科に分割される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 哲学専攻
- 英文学・英語学専攻
- 2005年度に英文学専攻から改称。
- 文化史学専攻
- 国文学専攻
- 美学芸術学専攻
社会学研究科
2005年度に文学研究科より分割される。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 社会福祉学専攻
- 1950年に日本最初の大学院社会福祉学専攻として開設される。
- メディア学専攻
- 2005年度に新聞学専攻から改称。
- 教育学専攻
- 社会学専攻
- 産業関係学専攻
法学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 政治学専攻
- 私法学専攻
- 公法学専攻
経済学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。2012年度まで、前期課程の両専攻には「研究職コース」、「政策分析コース」、「国際比較コース」、「キャリアアップコース」が設けられていた。
- 前期課程
- 理論経済学専攻
- 理論分析コース
- 政治経済学・経済史コース
- 応用経済学専攻
- アプライド・エコノミクスコース
- クリエイティブ・エコノミーコース
- 理論経済学専攻
- 後期課程
- 経済政策専攻
商学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 商学専攻
総合政策科学研究科
1995年に独立研究科としてスタート。2009年に5年一貫制の技術・革新的経営専攻を併設した。2012年11月以降は今出川校地・烏丸キャンパスの志高館で学ぶ。
- 総合政策科学専攻
- 博士課程(前期課程)
- 政策研究コース
- ソーシャル・イノベーションコース
- 博士課程(後期課程)
- 公共政策コース
- 企業政策コース
- 国際政策コース
- ソーシャル・イノベーションコース
- 博士課程(前期課程)
- 技術・革新的経営専攻(一貫博士課程)
文化情報学研究科
2007年度に博士課程(前期)、博士課程(後期)が開設される。
- 文化情報学専攻
- 文化資源学コース
- 言語データ科学コース
- 行動データ科学コース
- データ科学基盤コース
理工学研究科
1955年に修士課程が開設された。2012年に工学研究科から理工研究科に改称。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 情報工学専攻
- 2008年度に知識工学専攻から改組
- 電気電子工学専攻
- 2008年度に電気工学専攻から改組
- 機械工学専攻
- 応用化学専攻
- 数理環境科学専攻
生命医科学研究科
2008年度に開設。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 医工学・医情報学専攻
- 医工学コース
- 医情報学コース
- 医生命システム専攻
スポーツ健康科学研究科
2010年度に開設。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- スポーツ健康科学専攻
心理学研究科
2009年度に文学研究科心理学専攻を心理学研究科へ改組。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 心理学専攻
- 前期課程のコース
- 心理学コース
- 臨床心理学コース
- 前期課程のコース
グローバル・スタディーズ研究科
- グローバル・スタディーズ専攻
- アメリカ研究クラスター
- 現代アジア研究クラスター
- グローバル社会研究クラスター
脳科学研究科
2012年度より開設。一貫制博士課程。京田辺校地・学研都市キャンパスに設置されていたが、2015年2月から京田辺に統合。
- 発達加齢脳専攻
司法研究科
- 法務専攻
ビジネス研究科
専門職学位課程。2004年度に開設される。今出川校地・室町キャンパスの寒梅館で学ぶ。2009年秋よりすべての授業を英語で実施するグローバルMBAプログラムが設立される[131]。2023年10月18日にビジネス教育の国際認証機関であるAMBA(The Association of MBAs:英国)からMBAプログラムの国際認証を取得した。2023年10月現在、世界のビジネススクールの約2%、305校のみが国際認証AMBAを取得しており、同志社ビジネススクールの国際認証AMBAの取得は、日本国内のビジネススクールでは4校目で、関西に拠点を置く大学では初となる。[132]
- ビジネス専攻
アメリカ研究科
- アメリカ研究専攻
別科
- 留学生別科(日本語教育センター)
短期大学部
附属機関
先端的教育研究拠点 | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
一神教学際研究センター | 今出川 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
技術・企業・国際競争力研究センター | 今出川 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
エネルギー変換教育センター | 京田辺 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
ライフリスク研究センター | 今出川 |
研究センター | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
インフラストラクチャー研究センター | 京田辺 | |
電磁エネルギー応用研究センター | 京田辺 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
高等教育・学生研究センター | 継志館 | |
文化遺産情報科学研究センター | 京田辺 | |
生体医療材料研究センター | 京田辺 | |
犯罪学研究センター | 今出川 | |
関係論的システムデザイン研究センター | 京田辺 | |
ソーシャル・イノベーション研究センター | 江湖館 | |
国際比較法文化研究センター | 今出川 | |
アフガニスタン平和・開発研究センター | 今出川 | |
古都ローマ・京都歴史遺産研究センター | 今出川 | |
コリア研究センター | 今出川 | |
イノベーティブコンピューティング研究センター | 京田辺 | |
モビリティ研究センター | 京田辺 | |
ニューロセンシング・バイオナビゲーション研究センター | 京田辺 | |
国際ビジネス法務研究センター | 今出川 | |
実証に基づく心理トリートメント研究センター | 京田辺 | |
波動エレクトロニクス研究センター | 京田辺 | |
高次神経機能障害研究センター | 京田辺 | |
先端複合材研究センター | 京田辺 | |
神経疾患研究センター | 学研都市 | |
新エネルギー変換材料研究センター | 京田辺 | |
管径方向分配現象研究センター | 京田辺 | |
治療システム研究センター | 京田辺 | |
ナノ・バイオサイエンス研究センター | 京田辺 | |
市民外交研究センター | 今出川 | |
先端バイオメカニクス研究センター | 京田辺 | |
創造経済研究センター | 今出川 | |
アディポサイト&マッスルサイエンス研究センター | 京田辺 | |
体力医科学研究センター | 京田辺 | |
<奄美-沖縄-琉球>研究センター | 今出川 | |
超音波医科学研究センター | 京田辺 | |
こころの科学研究センター | 京田辺 | |
高機能微粒子研究センター | 京田辺 | |
京都と茶文化研究センター | 今出川 | |
東南アジアのプランテーション研究センター | 今出川 | |
先端医工学研究センター | 京田辺 |
寄付研究プロジェクト | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
アンチエイジングリサーチセンター | 京田辺 | 2005年に開設。バイオメディカル研究プロジェクト |
炎症・再生医療研究センター | 今出川 | バイオメディカル研究プロジェクト |
赤ちゃん学研究センター | 京田辺 | 2008年10月に開設。心理学部の主要施設で、同様の研究施設としては日本初。 |
糖化ストレス研究センター | 京田辺 | |
天然物基盤創薬研究センター |
図書館
同志社大学図書館 | |
---|---|
京田辺キャンパス:ラーネッド記念図書館 | |
情報 | |
正式名称 | 同志社大学図書館 |
専門分野 | 総合 |
蔵書数 | 2,721,915冊(2017年4月1日現在)[140](2017:全国大学別蔵書数ランキング14位、全国私大中5位、近畿圏大学中5位、関西私大中2位)[141] |
管理運営 | 同志社大学 |
図書館 |
今出川図書館(今出川校地) ラーネッド記念図書館(京田辺校地) |
年表
研究
21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムとして、2件のプロジェクトが採択された。
分野 | プログラム名 | 採択年 |
---|---|---|
社会科学 | 技術・企業・国際競争力の総合研究 | 2003 |
学際・複合・新領域 | 一神教の学際的研究 |
私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
2007年までは「私立大学学術研究高度化推進事業」。
申請区分 | 事業名 | 選定年 |
---|---|---|
研究拠点を形成する研究 | 高次神経機能障害の発症メカニズムの解明と新規治療法の開発 | 2012 |
統合的電力・通信社会環境の形成プロジェクト | 2010 | |
先進微粒子材料の科学と工学の融合 | 2009 | |
ゼロエミッション技術を基盤とした環境調和型エネルギーグリッドの最適化研究 | ||
持続的イノベーションを可能とする人と組織の研究 | ||
一神教とその世界に関する基礎的・応用的研究拠点の形成 | 2008 | |
先端的分子生命化学の研究拠点形成 |
研究組織 | 研究プロジェクト | 選定年 |
---|---|---|
ハイテク・リサーチ・センター整備事業 | ||
複合材料研究センター | 先進複合材料の開発とその応用 | 2007 |
界面現象研究センター | 界面微細構造制御により発現する物性の評価研究 | 2006 |
工学研究科 | ナノハイブリッド構造応用技術の研究 | 2001 |
ナノ構造ハイブリッドデバイス物性研究 | 1996 | |
学術フロンティア推進事業 | ||
知能情報研究センター | 人間と生物の賢さの解明と,その応用 | 2005 |
医工学研究センター | 医工学研究の新展開-生体適合材料と福祉・介護システムの開発 | |
ワールドワイドビジネス研究センター | 1. 政府・国家と企業に関する研究 2. ワールドワイドビジネスの企業行動に関する法的な研究 |
2004 |
トータルヒューマンケア・サポート研究機構 | トータルヒューマンケア・サポート研究プロジェクト | 2003 |
エネルギー変換研究センター | 次世代ゼロエミッション・エネルギー変換システム | |
工学研究科 | 知能情報科学とその応用 | 2000 |
ワールドワイドビジネス研究センター | ワールドワイドビジネスの総合的研究 | 1999 |
トータル・ヒューマンケア・サポート研究機構 | 少子高齢化社会における“こころ”と“からだ”の生涯健康教育に関する多角的研究 | 1998 |
工学研究科 | 先端材料と複雑系科学など | 1997 |
社会連携研究推進事業 | ||
選定なし | ||
オープン・リサーチ・センター整備事業 | ||
選定なし |
教育
産官学連携教育
同志社大学は様々な方法で産官学連携による教育を行っている。
- 同志社ローム記念館プロジェクト[146]
- 同志社ローム記念館プロジェクトは産官学地域連携を通し、文化の創造・発信と次世代社会を担う人材を育成することを目的とした課外プロジェクト。京田辺校地にある同志社ローム記念館にプロジェクトルームを与えられ活動する。プロジェクトは学生主体で運営され、同志社大学や協賛企業から金銭面、物品面の支援もある。コアプロジェクトと呼ばれるプロジェクトが置かれ、同志社ローム記念館プロジェクト全体の運営を取り仕切る。2004年(平成16年)度の現代的教育ニーズ取組支援プログラムに「プロジェクト主義教育による人材育成 『プロデュース・テクノロジー』の創成」として採択された。
- プロジェクト科目[147]
- 2006年度より、従来の教室での座学中心の授業形態とは異なった実践型・参加型の科目で、全学共通の教養教育科目として「プロジェクト科目」が設置された。地域社会や企業と連携し、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、現場に学ぶ視点を育み、問題の「所在」と「解決」を考え抜く力を陶冶することを目的としている。2006年(平成18年)度の現代的教育ニーズ取組支援プログラムに「公募制のプロジェクト科目による地域活性化―往還型地域連携活動のモデルづくりを目指して-」として採択された。
教育制度
採択されたプログラム
以下のプログラムに採択されている[149]。
プログラム名 | 採択されたテーマ | 採用年度 |
---|---|---|
大学間連携共同教育推進事業 | データに基づく課題解決型人材育成に資する統計教育室保証 | 2012 |
博士課程教育リーディングプログラム | グローバル・リソース・マネジメント | 2012 |
グローバル人材育成推進事業 (通称:グローバル30plus) |
良心と進取の気性に溢れる同志社グローバル人材育成のための実践的取組 | 2012 |
大学教育・学生支援推進事業 (大学教育推進プログラム) |
プロジェクト・リテラシーと新しい教養教育 | 2009 |
教育研究高度化のための支援体制整備事業 | 国際的教育研究拠点形成の多面的・総合的支援体制整備 | 2009 |
大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム | 相互評価に基づく学士課程教育質保証システムの創出―国公私立4大学IRネットワーク | 2009 |
大学教育・学生支援推進事業 (学生支援推進プログラム) |
個性を活かした障がい学生のキャリア支援と既卒者の再就職支援 | 2009 |
国際化拠点整備事業 (グローバル30) |
2009 | |
質の高い大学教育推進プログラム | 相互啓発による創造的学力育成カリキュラム | 2008 |
政策提案能力を養う理論と実践との交流教育 | ||
文理融合型教育による課題解決能力の育成 | ||
大学教育の国際化加速プログラム (国際共同・連携支援) |
外国語教育の全学的質保証と国際交流促進 | 2008 |
特色ある大学教育支援プログラム (特色GP) |
学生と教員の幸せな出会いをめざす導入教育 | 2007 |
情報環境の整備と成績評価の厳格化 | 2006 | |
産官学地域連携による人材育成プログラム | 2005 | |
大学連携による新しい教養教育の創造 | 2004 | |
大学コミュニティーの創造 | ||
現代的教育ニーズ取組支援プログラム (現代GP) |
アクションプラン主導型発見的キャリア教育 | 2007 |
公募制のプロジェクト科目による地域活性化 | 2006 | |
けいはんな知的特区活性化デザインの提案 | 2005 | |
企業法務プロフェッショナル育成 | ||
プロジェクト主義教育による人材育成 | 2004 | |
社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム | ソーシャル・イノベーション型再チャレンジ支援教育プログラム | 2007 |
新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム | 地域コミュニティによる学生支援方策 | 2007 |
専門職大学院等教育推進プログラム (法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム) |
全国法曹キャリア支援プラットフォーム(13大学共同) | 2007 |
「伝統産業グローバル革新塾」プロジェクト | 2006 | |
ビジネススクール教育の質保証システム開発 | 2005 | |
国際的視野と判断力をもつ法律家の養成 | 2004 | |
同志社ビジネススクール地域連携事業推進プロジェクト | ||
大学院教育改革支援プログラム | 安全・安心の設計システム技術者養成課程 | 2008 |
研究センター連携型オープンフィールド教育 | 2007 | |
国際的「理論・実践循環型」教育システム | ||
電力・通信インフラ研究者・技術者育成課程 | ||
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ | ソーシャル・イノベーション研究コース | 2005 |
学問の自由
建学の精神がキリスト教に基づいており、キリストの教えや建学の精神に反することは研究および教育の場でも制限を受けると考えられている。同志社の教育理念として、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」が掲げられているが、前提は建学精神としてキリスト教精神に基づく「良心」である[1]。
学生生活
大学生が人口の1割という多さの京都市は、伝統的に大学生に親しみが強く同志社の学生のことを「同やん」と呼ぶ[要検証 ]。そうした京都の温かい眼に育まれる学生生活を同志社大学の学生は送っている。
部活動・クラブ活動・サークル活動
同志社大学で活動する団体は「学生支援センター登録団体」、「学友団公認団体」と「その以外」に分けられる。新入生入学時期には各団体のオリエンテーション期間が設けられており、各団体は校地内に設けたブースで新入生に参加を呼びかけている。こうした団体の紹介に専門のフリーペーパーを発行する団体も存在する。同一スポーツでも複数の団体が存在するため、同志社大学内の団体のみが加盟するDoshisha Tennis League(硬式テニス)、D-League(サッカー)などといった連盟が存在する。
- 学生支援センター登録団体
- 学生支援センターに団体の登録申請を提出すれば登録団体と認められる。ただし人数や、顧問を置くことなどの条件がある。コピー機や会議室など様々な学校の備品が使えるようになる。およそ170団体[150]。
- 学友団公認団体
- 学友団公認団体は学生支援センター登録団体を経て審査をパスすればなることができる。登録団体の特権に加え、BOXと呼ばれる部室の提供、補助金など大学からの支援が多くなる。体育会も公認団体に属し、およそ170団体[150]。
学園祭
スポーツ
スポーツは大学スポーツ協会には参加していない。
- 硬式野球部は関西学生野球連盟に加盟、同立戦は大学野球ファンにはよく知られている。
- ワイルドローバーはアメリカンフットボールのチームの愛称で、新島襄が脱国し、アメリカ合衆国に渡った時の船名に由来する。
- ラグビー部は関西学生ラグビー界では著名で、1980年代前半には全国大学ラグビーフットボール選手権大会において3連覇を含む4度の優勝を成し遂げた。
- バスケットボール部は全日本大学バスケットボール選手権大会に52回出場して準優勝1回を誇る強豪である。
体育会の一覧
- アイスホッケー部
- フィギュアスケート部
- スピードスケート部
- スキー部
- 水泳部
- ボート部
- ボードセイリング部
- ヨット部
- カヌー部
- 山岳部
- ワンダーフォーゲル部
- アーチェリー部
- 弓道部
- 射撃部
- ゴルフ部
- ボウリング部
- 自動車部
- 自転車競技部
- トライアスロン部
- 航空部
- ボクシング部
- 相撲部
- 柔道部
- レスリング部
- 空手道部
- 剣道部
- フェンシング部
- 日本拳法部
- 少林寺拳法部
- 合気道部
- 居合道部
- 馬術部
- アメリカンフットボール部(ワイルドローバー)
- ラグビー部
- サッカー部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ハンドボール部
- ラクロス部
- 硬式野球部
- 準硬式野球部
- 軟式野球部
- ソフトボール部
- テニス部
- ソフトテニス部
- 卓球部
- 陸上ホッケー部
- バドミントン部
- 陸上競技部
- 体操競技部
大学関係者と組織
大学関係者組織
同窓会
同志社校友会
「同志社校友会」と称される同窓会の会員は、同志社大学をはじめ、系列校である
以上の学校を卒業した者又は別科を終了した者となっている。 これには旧予科旧制中学4年修了者も含まれる。ただし、同志社女子大学及び同志社女子中学校・同志社女子高等学校の卒業生は同志社同窓会と呼ばれる別団体の加入となる。
主な活動としては講演会及び親睦のための事業、同志社の発達をサポートするうえで必要とされる事業、同志社で学ぶ学生や生徒及び児童の支援、卒業後の学生の社会人としての活動の支援、全国支部長会の開催と支部活動の支援などがあげられる。
校友会員として会費を納入すると、校友会機関誌である「The Doshisha Times」(デジタル版有)が届けられる。
また全国各地に支部があり、海外にも36の支部が存在する。
学部別同窓会
大学関係者一覧
施設
今出川校地
今出川キャンパス
-
西門からの今出川キャンパス
-
同志社礼拝堂
(重要文化財) -
彰栄館 (重要文化財)
-
ハリス理化学館
(重要文化財) -
今出川キャンパスの最大校舎である良心館
-
博遠館
-
継志館
新町キャンパス
1959年に旧日本電池本社跡地に設置されたキャンパス。2005年秋には政策学部と社会学部が主に使用する臨光館が改築、完成した。臨光館は五摂家の一つの近衛家の邸宅の跡地でもある。また、サークル活動の拠点にもなっている。
-
右の尋真館と左の臨光館を三階で結ぶ渡り廊下には創立者である新島襄の言葉『諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ』と書かれている。
-
臨光館
室町キャンパス
室町キャンパスは、烏丸通を挟んで今出川キャンパスの向かいに位置している。旧大学会館跡地であり、2004年3月の寒梅館完成時に命名され、寒梅館一棟のみが室町キャンパスと呼ばれる。法科大学院、ビジネス大学院、総合政策科学研究科が主に使用している。
-
寒梅館
-
寒梅館が建設される前に建っていた大学会館
烏丸キャンパス
-
志高館
京田辺校地
京田辺校地は京都府京田辺市の京田辺キャンパスを中心とした校地。相楽郡の学研都市キャンパスを含む。理系、スポーツ系の研究拠点であり、体育会系の活動拠点でもある。
京田辺キャンパス
京田辺キャンパスは1986年に同志社女子大学京田辺キャンパスと同志社国際中学校・高等学校に隣接する79万m2の丘陵に開校されたキャンパス。この地は継体天皇の筒城宮の伝承が残る。開校当時は全学部の1・2年次教育を担っていたが、1994年工学部が全面移転したことを皮切りに、理系拠点としての整備が進み、理学・工学・生命科学・情報学系、心理・体育・外国語学系の全学年と、文・法・商・経済学部の1・2年次教育が展開されていた。2013年4月より文系学部は今出川キャンパスに移転し、主に理系学部のキャンパスとなる。京田辺キャンパスの敷地面積は、 788,583㎡。
-
ラーネッド記念図書館
-
デイヴィス記念館
-
同志社ローム記念館
-
夢告館
-
香知館内部
学研都市キャンパス
2005年12月にキヤノンエコロジー研究所跡地を買収し設置。隣接する学研都市病院などとの医工分野における相互協力・連携を含む、新たな理工系研究施設として活用する。現在は主に脳科学研究科が使用している。敷地面積は約5万m2、建物面積は約8,500m2[157]。
学外キャンパス
総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの学外キャンパスとして位置づけられている[158]。
- 京町屋キャンパス
- 江湖館(こうこかん)のみで構成されている。京町屋が拠点となっている。
- 大原農家キャンパス
- 農縁館・結の家(ゆいのいえ)で構成されている。京都市左京区三千院近くの農家が社会実験拠点となっている。
かつて存在したキャンパス
岩倉校地
現在の同志社小学校・中学校・高等学校が位置する土地(=岩倉校地、京都府京都市左京区)は、かつて旧制の同志社高等商業学校(現在の商学部などの前身)の校地として使用されたのち、同志社大学の運動施設が置かれていた土地である。岩倉校地の敷地面積は、30,202㎡。
多々羅キャンパス
寮
同志社大学の学生寮は、居住する学生自身によって管理・運営される点が大きな特徴である。あくまで学生の自主管理であるため、大学が広範に管理を行う一般的な学生寮のイメージとは異なっている。
同志社大学ではこうした学生が自主管理を行う考え方を「自治理念」と呼んでいる。「自治理念」とは、土地や建物は大学の施設であるものの、その管理・運営は、居住する寮生自身によって行うという考え方である。実際、寮の管理・運営における大学との関係においては、自治精神を重視し、一定の緊張感を保った交渉を行っている。
同志社大学内では「自治理念」に基づいた寮であるため、学生寮のことを「自治寮」と呼んでいる。「自治寮」という考え方については、学生運動の流れを汲んでいる。昭和時代の学生運動が盛んなころ、日本全国の大学には、自主独立の気運が存在、同志社大学の学生寮においてもこのような理念が創出され、自治を重んじる風潮が生まれた。なお、1990年代以降における学生寮と同志社大学の関係は良好である。また、過去には、大学の設置者である学校法人同志社の理事にも寮出身者が存在しており、2004年においても、理事を招いての式典等が開催された。
寮名 | 性別 | 定員 | 使用開始年 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
男 | 100 | 1937年 | 京都市左京区 | 高商寮として使用開始[162] | |
男 | 33 | 1940年 | 京都市上京区 | 神学生寮として使用開始[163] | |
男 | 28 | 1951年 | 京都市左京区 | ||
男 | 18 | 1962年 | 京都市左京区 | 2部大成寮として独立。1964年に移転とともに暁夕寮へと名称変更[162]。 | |
女 | 72 | 1953年 | 京都市上京区 | ||
女 | 11 | 1942年 | 京都市左京区 | 予科寮として使用開始[162] |
これらの寮の他に大学が管理、運営する寮が存在する。リチャーズハウスの用に外国人留学生と日本人学生が共に生活を行う女子寮や、部活が管理する寮、大学が既存の施設の一部、または全部を借り上げているものが存在する。
- 過去に存在した寮
- アーモスト寮
- アーモストの名は新島襄が留学した米アーモスト(アマースト)大学に由来する。約65,000ドルの募金が集められ、1931年8月に着工され、1932年5月に最初の21人が入寮する。2006年度より募集を停止。
布哇寮 鴨東寮 岩倉寮 - 北志寮
- アーモスト寮
対外関係
学校法人との協定
海外協定校と留学拠点
その他法人・行政との協定
- UR都市機構との連携「けいはんな知的特区活性化デザインの提案」(現代GP)
- 京田辺市南田辺北地区同志社山手
- 京田辺市との包括協定(2005年締結)
- 京田辺市
- 教育、文化、福祉の向上、スポーツの振興・発展のための連携
- 地域産業振興、新産業創出のための連携
- 人材育成のための連携
- まつづくりのための連携
- その他必要と認める連携
- 京田辺市
- 日本学生支援機構 (JASSO)
- 2006年より障害学生修学支援ネットワーク事業の拠点校として連携
- 会計大学院協会
- 同志社大学には会計大学院は設置されていないが、準会員校になっている。
- 医聖会
- 医聖会学研都市病院は学研都市キャンパスに隣接しており、理工学部、生命医科学部との包括協定を結んでいる。
高校との協定
関係校
群馬県にある新島学園は、同志社の創立者である新島襄の理念に共感した湯浅正次(有田屋当主)が、その理念を基に設立した学校で、理念は共有しているが、新島学園を同志社が設立したなどといった関係ではない。しかし、同志社大学への推薦枠を持ち、中学校・高等学校間で交流が行われている。
系列・附属学校
- 大学
- 中高一貫校
- 小学校
- 幼稚園
登場作品
- テレビドラマ
脚注
注釈
出典
参考文献
Wiki関係他プロジェクトリンク
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 同志社大学 - YouTubeチャンネル
- 同志社社史資料センター
- 同志社大学 今出川キャンパス - 京都観光Navi