1949︿24610 - 寿

学歴

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職歴

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1973(OECD) (IEA)NPO

学説

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専門は、日本経済論、ソーシャル・キャピタル論。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の概念について「心の外部性を伴う信頼・規範・ネットワーク」と定義している。ソーシャル・キャピタルの外部性について5つの特徴を指摘しているが、特に市場に内部化すると、むしろ毀損してしまう点を強調している。格差がソーシャル・キャピタルを毀損すること、ソーシャル・キャピタルは健康の規定要因であることなどを実証研究から主張している。

所属学会

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著書

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単著

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  • 『「中流」が消えるアメリカ』(日本経済新聞社、1996年)
  • 『良いリストラ 悪いリストラ「所得格差の国」』(日本経済新聞社、2001年)
  • 『ソーシャル・キャピタル入門』(中央公論新社、2011年)
  • 『企業不祥事はなぜ起きるのか――ソーシャル・キャピタルから読み解く組織風土』(中央公論新社、2017年)

共著

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  • 『日本の潜在成長力』(日本経済新聞社、1994年)
  • 『日本経済と信頼の経済学』(東洋経済新報社、2002年)
  • 『社会投資ファンド PFIを超えて』(有斐閣、2004年)
  • 『ソーシャル・キャピタルの潜在力』(日本評論社、2008年)
  • 『ソーシャル・キャピタルのフロンティアーその到達点と可能性』(ミネルヴァ書房、2011年)
  • 『日本経済論』(弘文堂、2012年)
  • 『ソーシャル・キャピタルで解く孤立問題ー重層的対応とソーシャルビジネスへの展望』(ミネルヴァ書房、2013年)
  • 『ソーシャル・キャピタル「きずな」の科学とは何か』(ミネルヴァ書房、2014年)
  • 『経済社会学キーワード集』(ミネルヴァ書房、2015年)
  • 『就労支援で高齢者の社会的孤立を防ぐ―社会参加の促進とQOLの向上』(ミネルヴァ書房、2016年)
  • 『叢書ソーシャル・キャピタル第1巻 ソーシャル・キャピタルの世界――学術的有効性・政策的含意と統計・解析手法の検証』(ミネルヴァ書房、2016年)
  • 『都市祭礼文化の継承と変容を考える―ソーシャル・キャピタルと文化資本』(ミネルヴァ書房、2016年)

翻訳

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  • Eric M. Uslaner『不平等の罠 腐敗・不平等と法の支配』(日本評論社、2011年)
  • Kawachi I,Takao S,Subramanian S.V『ソーシャル・キャピタルと健康政策―地域で活用するために』(日本評論社、2013年)

関連項目

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外部リンク

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