競技かるた

小倉百人一首を用いて、全日本かるた協会が定めた規則に則って行う競技

競技かるた(きょうぎかるた)とは、小倉百人一首を用いて、一般社団法人全日本かるた協会が定めた規則に則って行う競技である。

概説

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近江神宮楼門

T10022C2000D12

1YouTube

西

20129[]  2023

競技かるたの成立

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38145256(3719041

919343219572981996301955321957


競技方法

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基本ルール

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10050使

5025()387cm()2515502



11

1[1]

50

2(1)3 24

1



25

競技の特色

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386

19015750

T使

2

大会の方式

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競技かるた大会の方式は、個人戦と団体戦に分かれる。

個人戦

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ABCDE5C50



50AAAA

1

団体戦

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53885AE

AB

536


主な大会

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19551957

[1]1


1986

[1]3


1962

[1]4


1958

[1]12殿49201752202056


1979

7


1963

1538


1994[2]

8


2004

15[1]1011


19961999

1360[1]910

級位・段位

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AEABCDEA

昇段基準、段位と級位(大会級)の関係

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48CE43

BA12

()
昇段基準と出場級(2020年4月以降)
級位 段位 実力による昇段 功労による昇段 名誉による昇段
E 無段
D 初段 1.E級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者
各会代表者の推薦する者で、
会の所属する支部長の承認を
得た者
都道府県単位の視野から、名
誉段位を贈呈することが相応
しいと判断され、各会代表者の
推薦を受け段位審査会で承認
を得た者
C 弐段 1.D級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者
B 参段 1.C級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者
A 四段 1. B級優勝
2. B級準優勝2回
五段 1. A級優勝1回
2. A級3位入賞3回
3. A級得点8点
4. A級勝数20勝
会の所属する支部長の推薦す
る者で、昇段審査会の承認を
得た者 但し、対象者が支部
長の場合は、理事1名以上の
推薦を得た者
全国的な視野から名誉段位を
贈呈することが相応しいと判断
され、会長の推薦を受け、特
別昇段審査会で承認を得た者
六段 1. 準名人位1回
2. 準クイーン位1回
3. 選手権優勝1回
4. 選抜戦優勝1回
5. A級優勝5回
6. A級得点40点
七段 1. 名人位1期
2. クイーン位1期
3. 選手権優勝2回
4. 選抜戦優勝2回
5. A級優勝10回
八段 1. 名人位2期
2. クイーン位2期
3. 選手権優勝3回
4. 選抜戦優勝3回
5. A級優勝15回
協会役員及び会の代表者を永
年勤め功績顕著な者で、理事
2名の推薦を受け、昇段審査
会の承認を得た者
九段 特に功労のあった者で、会長、
副会長の推薦を受け、特別昇
段審査会で承認を得た者
十段

昇段基準の変更

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10199811220204B

220203DEEDEDEDBB3

2202042022320224

BD48BCD342
D84

C84

B84
2020年3月以前の実力による昇段基準(三段以下)と出場級
級位 段位 実力による昇段
E 無段(初心者)
D 無段(初段を目指すもの)
C 初段 1.D級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者
B 弐段 1.C級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者
参段 1.B級3位入賞(ベスト4)
2.各会の代表者が実力相応と認める者

読手

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[3]5316[4]4316[5]4315AB2
読手 選定基準 選考方法 役割
専任読手
  • 四段以上。
  • A級公認読手で5年以上の実績。
全日本かるた協会の専任読手選考会で決定。
  • 三大大会の読手。
  • 読手の育成や指導。
A級公認読手
  • 三段以上。
  • 所属会会長の推薦。
全日本かるた協会のA級公認読手選考会で決定。
  • 三大大会以外の大会の読手。
B級公認読手
  • 初段以上。
  • 所属会会長の推薦。
  • 読手講習会の参加。
専任読手の推薦により競技かるた部で決定。
  • B級以下の大会の読手。

題材にした作品

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 - 

 - BELOVE200822022912[2]1-3201634201823

 - 

 - NHKNHK

 - D

脚注

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注釈

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  1. ^ このため、決まり字の似通った複数枚の札を自陣の特定箇所に寄せておき、共通の文字が詠まれた時点でそれらをまとめて払いに行く、という戦法も可能であるが、あくまで目的の札に自分の手指で触れなければ取りは成立しない。
  2. ^ BE・LOVE』2008年第2号は2007年12月1日発売号、2022年9月号及び12月号は同年8月及び11月発売号。

出典

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  1. ^ a b c d e f 全日本かるた協会について”. 全日本かるた協会. 2021年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月25日閲覧。
  2. ^ 池原威徳「全日本かるた選手権大会について」(「かるた展望第28号」平成10年12月)
  3. ^ 読手講習
  4. ^ 全日本かるた協会 読手講習ビデオ
  5. ^ 4-3-1-5方式の改定に関して(案)

関連項目

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外部リンク

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