(membrane structure)()() 使
東京ドーム (空気膜構造)
ミュンヘン・オリンピアシュタディオン (吊構造)
アメリカ・デンバー国際空港
ホーム上屋(神奈川県・江田駅)

歴史

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20

20使100m

分類

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膜構造の建築物には、以下のような形式がある。膜は引張のみに効く部材であり、膜単独で構造を成り立たせることは不可能である。膜に柱・骨組・内気などの圧縮部材を組み合わせることになる。なお、以下のように厳密に分類できるとは限らない。空気膜構造の形態でありながら骨組を持つもの、マストで吊ったものなど、これらの複合構造も存在する。

吊構造

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(suspension) ()  (:) 
使(:)

骨組膜構造

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()

空気膜構造

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(air-supported)(pneumatic)()()

材質

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使使 (4)  440


特徴

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使













(&)370

短所

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膜構造建築物の設計と施工

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調 ()  () 

19876282[1]

膜構造と設備

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膜構造建築物でも、他の構造形式と同様、空調・温熱・給排水などの設備は求められるが、以下では膜構造建築物特有の設備を挙げる。

空気膜構造維持のための空調

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空気膜構造では、内外の気圧差を保たなければ構造が成り立たなくなるため、屋根・壁ともに開口を設けることが困難となる。屋内外の気圧差が不足すれば、屋根はたちまちしぼんでしまうのである。そのため自然換気は難しく、空調はもっぱら機械に頼らなければならない。気圧の調整のための大型送風機を設けたり、出入り口に回転ドアを用いるなど、設備も特別なものが必要となる。

融雪設備

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もともと材料自体が薄く屋根荷重が小さいのが膜構造の特徴でもあるが、雪が積もった場合にはそれが通常の数倍数十倍に増し、構造的に致命的となる場合がある。特にエアサポート構造は、屋根全体の陥没という結果をもたらす。積もった雪がとどまりにくく滑落しやすい形状をデザインするほか、特に降雪のある地域に建設する場合には融雪用の電熱線などを組み込むことがある。また空気膜構造では、二層の膜の間に暖めた空気を送り込むことにより融雪を行うという手法も用いられる。

代表的な事例

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脚注

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  1. ^ 東京ドームシティ公式サイトにて、インフレートのプロセスを記録した写真が公開されている。

関連項目

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外部リンク

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