カナダ
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- カナダ
- Canada
-
(国旗) (国章) - 国の標語:A Mari Usque Ad Mare
(ラテン語: 海から海へ) - 国歌:O Canada(英語)
Ô Canada(フランス語)
オー・カナダ -
公用語 英語、フランス語 首都 オタワ 最大の都市 トロント - 政府
-
国王 チャールズ3世 総督 メアリー・サイモン 首相 ジャスティン・トルドー 元老院議長 レイモンド・ガニエ 庶民院議長 グレッグ・ファーガス - 面積
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総計 9,984,670km2(2位) 水面積率 8.9% - 人口
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総計(2023年) 40,097,761[1]人(39位) 人口密度 4.2[2]人/km2 - GDP(自国通貨表示)
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合計(2020年) 2兆2049億500万[3]カナダドル($) - GDP(MER)
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合計(2020年) 1兆6440億3700万[3]ドル(9位) 1人あたり 43,294.795[3]ドル - GDP(PPP)
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合計(2020年) 1兆8515億4000万[3]ドル(16位) 1人あたり 48,759.254[3]ドル - イギリスから独立
-
BNA法 1867年7月1日 ウェストミンスター憲章受諾 1931年12月11日 1982年憲法によるパトリエーション達成 1982年4月17日
通貨 カナダドル($)(CAD) 時間帯 UTC-3.5 から -8 (DST:-2.5 から -7) ISO 3166-1 CA / CAN ccTLD .ca 国際電話番号 1
概要 編集
国名 編集
カナダで使用される諸言語による国名 編集
- 英語: Canada
- フランス語: Canada
- アティカメク語: Kanata
- イヌクティトゥット語: ᑲᓇᑕ (kanata)
- イヌピアック語: Canada, Kanata
- クリー語: Kānatā
- ミクマク語: Ganata
- セヴァーン・オジブワ語: ᑲᓇᑕ (kānata)
歴史 編集
政治 編集
政治体制 編集
現行のカナダの憲法は「1867年憲法」と「1982年憲法」の二つから構成される。1867年憲法は政治制度などを定める統治規定が中心で、1982年憲法は二言語・多文化主義、ケベック州や原住民居留地の特殊性などの人権規定が中心である。
行政 編集
政府は議院内閣制を採用している。カナダは、歴史的に各州の合意により連邦が設立された経緯があることから州に大幅な自治権が認められており、それぞれの州に首相、内閣および議会がある。このためカナダにおける政治とは、州政府対連邦政府の駆け引きそのものということもできる。
立法 編集
立法府たるカナダ議会はオタワに所在し、上院定数105名、下院定数338名の二院制を採用している。
政党 編集
司法 編集
国際関係 編集
国家安全保障 編集
地理 編集
気候 編集
平年値 (月単位) |
太平洋岸 | 西部 | 中部 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビクトリア | バンクーバー | プリンスルパート | カムループス | カルガリー | エドモントン | フォートマクマレー | サスカトゥーン | ウィニペグ | チャーチル | サンダーベイ | ||
気候区分 | Cfb | Cfb | Cfb | BSk | BSk | Dfb | Dfb | BSk/Dfb | Dfb | Dfc | Dfb | |
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 16.9 (7月) |
18.0 (7,8月) |
13.8 (8月) |
21.5 (7月) |
16.5 (7月) |
17.7 (7月) |
17.1 (7月) |
18.5 (7月) |
19.7 (7月) |
12.7 (7月) |
17.7 (7月) |
最寒月 | 4.6 (1月) |
4.1 (1月) |
2.4 (1月) |
−2.8 (1月) |
−7.1 (1月) |
−10.4 (1月) |
−17.4 (1月) |
−15.5 (1月) |
−16.4 (1月) |
−26 (1月) |
−14.3 (1月) | |
降水量 (mm) |
最多月 | 152.6 (11月) |
188.9 (11月) |
373.6 (10月) |
37.4 (6月) |
94.0 (6月) |
93.8 (7月) |
80.7 (7月) |
65.8 (6月) |
90.0 (6月) |
69.9 (9月) |
89.5 (8月) |
最少月 | 17.9 (7月) |
35.6 (7月) |
108.8 (6月) |
12.4 (2月) |
9.4 (1,2月) |
12.0 (2月) |
13.2 (2月) |
8.8 (2月) |
13.8 (2月) |
16.6 (2月) |
20.5 (2月) | |
平年値 (月単位) |
東部 | 大西洋岸 | 北部 | |||||||||
トロント | オタワ | モントリオール | ケベックシティ | ラブラドール・シティ | ハリファックス | セントジョンズ | ホワイトホース | イエローナイフ | イカルイト | ユーリカ | ||
気候区分 | Dfa | Dfb | Dfb | Dfb | Dfb | Dfb | Dfb | Dfc | Dfc | ET | ET | |
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 21.5 (7月) |
21.0 (7月) |
21.2 (7月) |
19.3 (7月) |
13.8 (7月) |
18.8 (7月) |
16.1 (8月) |
14.3 (7月) |
17.0 (7月) |
8.2 (7月) |
6.1 (7月) |
最寒月 | −5.5 (1月) |
−10.3 (1月) |
−9.7 (1月) |
−12.8 (1月) |
−22.2 (1月) |
−5.9 (1月) |
−4.9 (2月) |
−15.2 (1月) |
−25.6 (1月) |
−27.5 (1月) |
−37.4 (2月) | |
降水量 (mm) |
最多月 | 78.1 (8月) |
92.8 (6月) |
96.4 (11月) |
121.4 (7月) |
113.9 (7月) |
154.2 (11月) |
164.8 (12月) |
38.1 (7月) |
40.8 (7月) |
69.5 (8月) |
16.1 (8月) |
最少月 | 47.7 (2月) |
54.3 (2月) |
62.7 (2月) |
74.5 (2月) |
40.3 (2月) |
93.5 (8月) |
91.6 (7月) |
7.0 (4月) |
11.3 (4月) |
18.7 (2,3月) |
2.2 (3月) |
生物多様性・生態系 編集
カナダは、15の陸生エコゾーンと5つの海洋エコゾーンに分かれている[30]。これらのエコゾーンには、80,000種以上に分類された現地の野生生物が含まれており、同数はまだ正式に認識(または発見)されていない[31]。
カナダは他国に比べて固有種の割合が低いが、人間の活動や外来種の侵入および国内の環境問題により、現在800種以上が絶滅の危機に瀕している[32][33]。
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地方行政区分 編集
カナダは10の州(プロビンス、province)と3つの準州(テリトリー、territory)に区分されている。人口は2015年7月1日の推計値[34]。
名称 | 人口(人) | 州都/主府/本部 | 備考 |
---|---|---|---|
ブリティッシュコロンビア州 British Columbia |
4,683,139 | ビクトリア Victoria |
■ |
アルバータ州 Alberta |
4,196,457 | エドモントン Edmonton |
■ |
サスカチュワン州 Saskatchewan |
1,133,637 | レジャイナ Regina |
■ |
マニトバ州 Manitoba |
1,293,378 | ウィニペグ Winnipeg |
■ |
オンタリオ州 Ontario |
13,792,052 | トロント Toronto |
■ |
ケベック州 Québec |
8,263,600 | ケベック市 Ville de Québec |
■ |
ニューブランズウィック州 New Brunswick / Nouveau-Brunswick |
753,871 | フレデリクトン Fredericton |
■ |
ノバスコシア州 Nova Scotia |
943,002 | ハリファックス Halifax |
■ |
ニューファンドランド・ラブラドール州 Newfoundland and Labrador |
527,756 | セント・ジョンズ St. John's |
■ |
プリンスエドワードアイランド州 Prince Edward Island |
146,447 | シャーロットタウン Charlottetown |
■ |
ユーコン準州 Yukon Territory |
37,428 | ホワイトホース Whitehorse |
■ |
ノースウェスト準州 Northwest Territories |
44,088 | イエローナイフ Yellowknife |
■ |
ヌナブト準州 Nunavut |
36,919 | イカルイト Iqaluit |
■ |
主要都市 編集
都市人口 編集
都市 | 行政区分 | 人口(人) | 都市 | 行政区分 | 人口(人) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | トロント | オンタリオ州 | 2,794,356 | 11 | サレー | ブリティッシュコロンビア州 | 568,322 | |||
2 | モントリオール | ケベック州 | 1,762,949 | 12 | ケベックシティ | ケベック州 | 549,459 | |||
3 | カルガリー | アルバータ州 | 1,306,784 | 13 | ハリファックス | ノバスコシア州 | 439,819 | |||
4 | オタワ | オンタリオ州 | 1,017,449 | 14 | ラヴァル | ケベック州 | 438,366 | |||
5 | エドモントン | アルバータ州 | 1,010,899 | 15 | ロンドン | オンタリオ州 | 422,324 | |||
6 | ウィニペグ | マニトバ州 | 749,607 | 16 | マーカム | オンタリオ州 | 338,503 | |||
7 | ミシサガ | オンタリオ州 | 717,961 | 17 | ヴォーン | オンタリオ州 | 323,103 | |||
8 | バンクーバー | ブリティッシュコロンビア州 | 662,248 | 18 | ガティノー | ケベック州 | 291,041 | |||
9 | ブランプトン | オンタリオ州 | 656,480 | 19 | サスカトゥーン | サスカチュワン州 | 266,141 | |||
10 | ハミルトン | オンタリオ州 | 569,353 | 20 | キッチナー | オンタリオ州 | 256,885 | |||
2021年国勢調査 |
都市圏人口 編集
都市 | 行政区分 | 都市圏人口(人) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | トロント | オンタリオ州 | 6,202,225 | |||||||
2 | モントリオール | ケベック州 | 4,291,732 | |||||||
3 | バンクーバー | ブリティッシュコロンビア州 | 2,642,825 | |||||||
4 | オタワ - ガティノー | オンタリオ州/ ケベック州 | 1,488,307 | |||||||
5 | カルガリー | アルバータ州 | 1,481,806 | |||||||
6 | エドモントン | アルバータ州 | 1,418,118 | |||||||
7 | ケベック | ケベック州 | 839,311 | |||||||
8 | ウィニペグ | マニトバ州 | 834,678 | |||||||
9 | ハミルトン | オンタリオ州 | 785,184 | |||||||
10 | キッチナー/ケンブリッジ/ウォータールー | オンタリオ州 | 575,847 | |||||||
11 | ロンドン | オンタリオ州 | 543,551 | |||||||
12 | ハリファックス | ノバスコシア州 | 465,703 | |||||||
13 | セントキャサリンズ/ナイアガラフォールズ | オンタリオ州 | 433,604 | |||||||
14 | ウィンザー | オンタリオ州 | 422,630 | |||||||
15 | オシャワ | オンタリオ州 | 415,311 | |||||||
16 | ビクトリア | ブリティッシュコロンビア州 | 397,237 | |||||||
17 | サスカトゥーン | サスカチュワン州 | 317,480 | |||||||
18 | レジャイナ | サスカチュワン州 | 249,217 | |||||||
19 | シェルブルック | ケベック州 | 227,398 | |||||||
20 | ケロウナ | ブリティッシュコロンビア州 | 222,162 | |||||||
2021年国勢調査 |
経済 編集
鉱業 編集
鉱物資源に非常に恵まれており、世界シェア10位に入る鉱物が17種ある。以下では2003年時点の統計データに基づく。有機鉱物資源では、天然ガス︵6,565千兆ジュール、3位︶、燃料となる褐炭︵3,695万トン、9位︶のほか、石炭︵2,954万トン︶と原油︵9,111万トン︶の産出量も多い。ダイヤモンドの産出量も1,120万カラットに及び、世界第6位である。 金属資源では、 ウラン鉱︵1万トン、1位、世界シェア29.2%︶、カリ塩鉱︵820万トン、1位、世界シェア30.9%︶、 イオウ︵903万トン、2位︶、鉄鉱︵1,980万トン、3位︶、銀鉱︵1,309トン、3位︶、タングステン鉱︵2,750トン、3位︶、ニッケル鉱︵16万トン、3位︶、亜鉛鉱︵100万トン、4位︶、コバルト鉱︵4,304トン、5位︶、塩︵1,335万トン、5位︶、鉛鉱︵15万トン、5位︶、金鉱︵141トン、7位︶、アンチモン鉱︵143トン、8位︶、銅鉱︵56万トン、8位︶が特筆される。このほか、マグネシウム鉱、リン鉱も採掘されている。銀は大不況 (1873年-1896年) のころからコバルトなどの工業用金属を選鉱するときに副産物として生産されており、世界的な供給過剰と価格の下落を引き起こした[38]。 カナダは第二次世界大戦のころ、ベルギー領コンゴやチェコスロバキアと並ぶ世界的なウラン供給国であった[39][40]。2000年においては日本の天然ウラン輸入元における取引額1位であった。 かつてはカナダ政府の所有するケープブレトン開発公社︵CBDC︶なども存在したが、現在では政府の鉱山開発事業は公共事業・調達省の担当となっている。貿易 編集
交通 編集
道路 編集
鉄道 編集
航空 編集
科学技術 編集
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国民 編集
カナダの人口は連邦化時点から単調増加を続けている。カナダでは社会保険番号が国民識別番号として運用される。
民族・人種 編集
言語 編集
婚姻 編集
市民結婚法 編集
カナダでは、2005年7月20日に「市民結婚法(Civil Marriage Act)」が成立し、結婚を「すべての他人を除外した2人の人物の合法的な連合」と定義している、つまり異性間の結婚と同性間の結婚に区別がなく、現在世界でもっとも容易に同性結婚をすることが可能である。
宗教 編集
教育 編集
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保健 編集
各州が運営するMedicareにより、一般税収を原資とした公費負担医療が実施されている。診察などは無料提供されているが、薬剤などを含む医療費における自己負担率は30%ほどである[45]。
社会 編集
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分離主義運動 編集
カナダ国内では、これまで同国の連邦からの脱退や独立を要求するなどの様々な動きが生起している。
また、歴史上では隣国併合主義を唱える者も現れており、カナダ本土を米国へ併合する為の運動も過去に起こされた事がある。
治安 編集
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法執行機関 編集
警察 編集
カナダには刑事法執行に専念する州組織が2つしかないため、多くの警察が大規模な技術犯罪または金融犯罪に特化した捜査部隊を維持している[48]。
また連邦政府は王立カナダ騎馬警察(RCMP)、カナダ軍憲兵(CFMP)、VIA鉄道警察サービス(VRCPS)の 3つの警察部隊を管轄・維持している。
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人権 編集
人権に対する法案や制度は、第二次世界大戦以前や同大戦時まで深く注目されていなかったが、終戦と共に見直されている。現代のカナダにおける人権制度の基盤となっているのは1982年に制定された『権利と自由の憲章』である。
20世紀までに起きたカナダ政府・社会による人権侵害としてはカナダの先住民寄宿学校問題や、同じ大英帝国臣民であるインド人がカナダ上陸を拒まれた駒形丸事件などがある。
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マスコミ 編集
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文化 編集
食文化・料理 編集
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文学 編集
『赤毛のアン』の作者L・M・モンゴメリはカナダの文学者である。またサイバーパンクSF作家であるウィリアム・ギブスンはアメリカ合衆国出身だが、徴兵を拒否しカナダに移住したため、「カナダの作家」として扱われることがある。また、マーガレット・アトウッドもカナダの作家である。
音楽 編集
美術 編集
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映画 編集
建築 編集
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世界遺産 編集
カナダ国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が5件、自然遺産が6件存在する。さらにアメリカ合衆国にまたがって2件の自然遺産が登録されている。
祝祭日 編集
カナダの祝日は、おおむねカトリックに傾くほど数が多い。世界史全体において、プロテスタントの隆盛に伴い減らされてきた。
日付 | 祝祭日 (英語 / 仏語) |
備考 |
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1月1日 | 元日 New Year's Day jour de l'An |
法令による。 |
復活祭の直前の金曜日 | 聖金曜日 Good Friday vendredi saint |
法令による。4月になることが多い(「イースター」参照)。 |
復活祭の翌日 | イースター・マンデー Easter Monday lundi de Pâques |
4月になることが多い(「イースター」参照)。 |
5月25日の直前の月曜日 | ヴィクトリア・デー Victoria Day fête de la Reine |
ヴィクトリア女王の誕生日と現在の国王誕生祭(Sovereign's birthday、fête de la Reine、王朝節)[61]。法令による。ケベック州では、パトリオットの祝日(fête des patriotes)として祝う。パトリオットの祝日は、愛国者の反逆(Patriotes Rebellion)の記念日。 |
7月1日 | カナダ・デー Canada Day fête du Canada |
カナダ建国記念日。法令による。1867年の英領北アメリカ法による3つの植民地の連邦自治開始(カナダ建国)を記念する日。 |
9月の第1月曜日 | レイバー・デー Labour Day fête du travail |
法令による。労働者の日。 |
10月の第2月曜日 | 感謝祭 Thanksgiving action de grâce |
法令による。アメリカとは異なる月に祝う。 |
11月11日 | リメンバランス・デー Remembrance Day jour du souvenir |
第一次世界大戦終結の記念日。州によって祝日では無い事がある。 |
12月25日 | クリスマス Christmas Noël |
法令による。 |
12月26日 | ボクシング・デー Boxing Day lendemain de Noël |
法令による。 |
スポーツ 編集
カナダはイギリス連邦の一員であるが、スポーツ文化においては旧宗主国であるイギリスの影響は薄い。隣国のアメリカ合衆国とも一線を画す独自のスポーツ文化が存在する。冬季オリンピックは、1988年カルガリー大会と2010年バンクーバー大会の2度開催されており、夏季オリンピックは1976年モントリオール大会で1度開催されている。なお、パンアメリカン競技大会もこれまでに3度開催されている[64]。
アイスホッケー 編集
カナディアンフットボール 編集
カナディアンフットボールはカナダでは単にフットボールと呼称し、隣国のアメリカ合衆国で盛んなアメリカンフットボールに非常によく似たスポーツである。カナダ国内ではアイスホッケーに次いで2番目に人気のあるスポーツであり[66]、国内8チームからなるプロリーグカナディアン・フットボール・リーグ(CFL))の優勝決定戦グレイ・カップはカナダ最大のスポーツイベントである[67]。
サッカー 編集
バスケットボール 編集
野球 編集
クリケット 編集
クリケットはイギリス領時代の1785年から試合が行われており、カナダでは230年以上の歴史がある[73]。1844年にはカナダとアメリカの国際試合がニューヨークで開催された[74]。当時のアメリカはクリケットが最も人気のあるスポーツだったが、南北戦争頃から野球などアメリカンスポーツの発展により衰退した[75]。カナダでも19世紀にはクリケットが最も人気のあるスポーツであり、初代カナダ首相のジョン・A・マクドナルドらによって、クリケットがカナダの国技と宣言されていた[73]。しかし、その後は後発のアイスホッケーなどの台頭により、カナダにおけるクリケットも衰退した。1892年にカナダクリケット協会 (現クリケットカナダ)が設立され、1968年に国際クリケット評議会に加盟した[73]。近年はクリケットが一番人気の地域である南アジアや西インド諸島からの移民が流入していることもあり、クリケット人気が再び拡大している。2018年にトゥエンティ20形式のプロクリケットリーグのグローバルT20カナダが開始された。その他の競技 編集
著名な出身者 編集
象徴 編集
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脚注 編集
注釈 編集
出典 編集
関連項目 編集
- カナダ関係記事の一覧
- カナダでの奴隷制 - 先住民とヨーロッパ植民地からの奴隷があるが、それほど多くはない。また、イギリス本国が制定した1833年奴隷廃止法以前の1790年代後半時点で裁判などで奴隷制自体が事実上廃止されていた。そのため、アメリカ合衆国からの逃亡奴隷が逃亡援助組織地下鉄道などを使ってカナダに流入した。
外部リンク 編集
- 日本政府
-
- 日本外務省 - カナダ (日本語)
- 在カナダ日本国大使館 (日本語)
- その他
-
- BetterLife Index Canada - OECD
- JETRO - カナダ (日本語)
- Canada (@canada) - X(旧Twitter)
- 『カナダ』 - コトバンク