舞空瞳
宝塚歌劇団星組に所属する娘役
舞空 瞳(まいそら ひとみ、8月27日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役。星組トップ娘役[1]。
まいそら ひとみ 舞空 瞳 | |
---|---|
別名義 | 舞空 美瞳(旧芸名) |
生年月日 | 8月27日 |
出身地 | 日本 神奈川県横浜市 |
身長 | 164cm |
血液型 | A型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2016年 - |
活動内容 |
2016年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2019年:星組へ異動、星組トップ娘役就任 |
所属劇団 | 宝塚歌劇団 |
公式サイト | 舞空瞳 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ハンナのお花屋さん』 『ロミオとジュリエット』 『バレンシアの熱い花』 『1789-バスティーユの恋人たち-』 |
来歴
編集
2014年、宝塚音楽学校入学。音楽学校卒業時には小林一三賞を受賞[5]。
2016年、宝塚歌劇団に102期生として首席入団[6][7]。星組公演﹁こうもり/THE ENTERTAINER!﹂で舞空 美瞳︵まいそら みみ︶として初舞台[1]。同年4月26日付で舞空 瞳へと改名し、花組に配属[8][1]。
2017年の阪急阪神初詣ポスターモデルに起用される[9]。同年の﹁ハンナのお花屋さん﹂︵TBS赤坂ACTシアター公演︶で、タイトルロールとなるハンナ役に抜擢[10][1]。
2018年の﹁ポーの一族﹂新人公演で、主要キャストとなる主人公の妹メリーベル役︵本役‥華優希︶を演じる[6][7]。同年の﹁MESSIAH﹂で新人公演初ヒロイン[11][7]。続く﹁メランコリック・ジゴロ﹂で全国ツアー公演初ヒロイン[11][1]。
2019年4月29日付で星組へと組替え[11][12]。同年、紅ゆずる・綺咲愛里トップコンビ退団公演となる﹁GOD OF STARS﹂で、2度目の新人公演ヒロイン[13][14]。併演ショー﹁エクレール ブリアン﹂で初のエトワール[7]。同年10月14日付で星組トップ娘役に就任[10][13]。礼真琴の相手役として、﹁ロックオペラ モーツァルト﹂︵梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL公演︶でトップコンビお披露目[7]。礼とは共に首席入団のトップコンビとなった[7][1]。
2024年12月1日、﹁記憶にございません!/Tiara Azul﹂東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団することが発表された[15]。
主な舞台
編集初舞台
編集花組時代
編集- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - ビルマーヤ(回想)
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - 新人公演:イサカ(本役:城妃美伶)『Santé!!』
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - ハンナ[6][10][7][1]
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - ホテルのメイド、新人公演:メリーベル(本役:華優希)[6][7]
- 2018年5月、『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』(バウホール) - バルバラ
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 萬、新人公演:流雨(本役:仙名彩世)『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』 新人公演初ヒロイン[10][6][11][7]
- 2018年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ』 - フェリシア『EXCITER!!2018』(全国ツアー) 全国ツアー初ヒロイン[11][7]
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - マノン・バレッチ、新人公演:コンデュルメル夫人(本役:鳳月杏)
星組時代
編集- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - クリスティーナ・チャン、新人公演:アイリーン・チョウ(本役:綺咲愛里)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』 新人公演ヒロイン[13][14]、初エトワール[7]
星組トップ娘役時代
編集- 2019年11 - 12月、『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - コンスタンツェ・ウェーバー トップお披露目公演[7][16][1]
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瞳花『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場) 大劇場トップお披露目公演[1][16][2]
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瞳花『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)[2]
- 2020年11月、『エル・アルコン-鷹-』 - ギルダ・ラバンヌ『Ray-星の光線-』(梅田芸術劇場)[17][18][2]
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』 - ジュリエット[17]
- 2021年7月、『VERDAD(ヴェルダッド)!!』(舞浜アンフィシアター)[19]
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - ゆら『モアー・ダンディズム!』[20]
- 2022年2月、『王家に捧ぐ歌』(御園座) - アイーダ[21]
- 2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - アンジェリーク『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』[22]
- 2022年9月、『モンテ・クリスト伯』 - メルセデス『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(全国ツアー)[23]
- 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - ルスダン『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』[24]
- 2023年3 - 4月、『バレンシアの熱い花』 - イサベラ『パッション・ダムール・アゲイン!』(全国ツアー) エトワール[25]
- 2023年6 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - オランプ・デュ・ピュジェ[26]
- 2023年10 - 11月、『ME AND MY GIRL』(博多座) - サリー・スミス[27]
- 2024年1 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - ジェニファー(ジェニー)『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』[28]
- 2024年8 - 12月、『記憶にございません!』『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』 退団公演[15]
出演イベント
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編集受賞歴
編集- 2019年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2018年度新人賞[12]
- 2021年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞[29]
- 2023年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2022年度優秀賞[30]
脚注
編集出典
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(一)^ abcdefghijkl“令和初のプリンセス、舞空瞳がプレお披露目公演でロックにポップに躍動!”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2019年12月12日). 2019年12月12日閲覧。
(二)^ abcde“<華宝塚>きちんと心を届けたい 舞空瞳︵星組︶”. TOKYO Web (東京新聞). (2020年9月24日) 2024年4月7日閲覧。
(三)^ ﹃宝塚おとめ 2023年度版﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、115頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
(四)^ ﹃ザ・タカラヅカVII 花組特集﹄宝塚クリエイティブアーツ、2018年9月14日、71頁。ISBN 978-4-86649-056-4。
(五)^ “宝塚音楽学校102期生卒業、君島十和子さん娘は芸名﹁蘭世惠翔﹂”. スポーツ報知 (2016年3月1日). 2016年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月1日閲覧。
(六)^ abcde“首席入団の歴女﹁1人でも輝けるように﹂/舞空瞳”. 日刊スポーツ. 宝塚 ~ 朗らかに (2018年7月12日). 2023年11月18日閲覧。
(七)^ abcdefghijklm“星組新トップ娘役﹁まっすぐ、ついていく﹂/舞空瞳”. 日刊スポーツ. 宝塚 ~ 朗らかに (2019年11月14日). 2019年11月14日閲覧。
(八)^ ﹃2016年宝塚 Stage Album﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
(九)^ ab“50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。
(十)^ abcde“次期星組トップスターに礼真琴、トップ娘役に舞空瞳”. 日刊スポーツ (2019年4月25日). 2023年11月18日閲覧。
(11)^ abcde“宝塚星組トップスターに礼真琴、娘役に舞空瞳が決定”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2019年4月25日). 2023年11月18日閲覧。
(12)^ ab﹃2019年宝塚 Stage Album﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
(13)^ abc“星組の天飛華音が初主演﹁いっぱいハッピーに﹂”. 日刊スポーツ (2019年7月30日). 2023年11月18日閲覧。
(14)^ ab“新人公演初主演の星組・天飛華音が感涙﹁いっぱいハッピーでした﹂”. スポーツ報知 (2019年7月30日). 2023年11月18日閲覧。
(15)^ abc“星組トップ娘役舞空瞳12月退団 3拍子そろう礼真琴の相手役務め﹁首席入団コンビ﹂で話題”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2024年4月7日) 2024年4月7日閲覧。
(16)^ abc﹃︻オリックス︼宝塚歌劇団 星組トップ娘役 舞空瞳さん起用﹄︵プレスリリース︶オリックス株式会社、2019年11月25日。2024年4月7日閲覧。
(17)^ ab“凪七瑠海のバウホール公演決定、月組トップコンビの退団日・今後のスケジュールも明らかに”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年9月4日) 2024年4月7日閲覧。
(18)^ “宝塚星組8か月半ぶりの関西公演開幕!礼真琴が﹁エル・アルコン﹂で重低音ボイス響かせる”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年11月20日) 2024年4月7日閲覧。
(19)^ “礼真琴の“今”に迫るショー﹁VERDAD!!﹂、愛月ひかる主演のミュージカル﹁マノン﹂”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年1月26日) 2024年4月7日閲覧。
(20)^ “宝塚星組、礼真琴&舞空瞳主演で﹁柳生忍法帖﹂と﹁モアー・ダンディズム!﹂”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年2月18日) 2024年4月7日閲覧。
(21)^ “礼真琴&舞空瞳主演﹁王家に捧ぐ歌﹂、瀬央ゆりあ主演﹁ザ・ジェントル・ライアー﹂”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年8月31日) 2024年4月7日閲覧。
(22)^ “宝塚歌劇星組﹁めぐり会いは再び﹂第3弾開幕﹁礼真琴とルーチェの10年間をリンクさせて﹂”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年4月23日) 2024年4月7日閲覧。
(23)^ “宝塚星組の3年ぶり全国ツアー開幕!組替えの暁千星お披露目に礼真琴﹁ありちゃんのパワーももらって﹂”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年9月1日) 2024年4月7日閲覧。
(24)^ “星組生・暁千星が大劇場でお披露目!トップスター・礼真琴﹁先陣を切って踊ってくれる姿は頼もしい﹂”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年11月12日) 2024年4月7日閲覧。
(25)^ “宝塚 専科・凪七瑠海主演 全国ツアー初日﹁宝塚は伝統芸能。受け継でいかないと﹂”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年3月26日) 2024年4月7日閲覧。
(26)^ “宝塚歌劇で8年ぶり再演﹁1789﹂開幕 星組トップ・礼真琴﹁もがいて悩みながら…﹂”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年6月2日) 2024年4月7日閲覧。
(27)^ “︻宝塚︼傑作コメディー﹁ME AND MY GIRL﹂開幕 水美舞斗と星組・暁千星が主演役代わり”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2023年10月9日) 2024年4月7日閲覧。
(28)^ “宝塚歌劇星組トップ・礼真琴﹁RRR﹂開幕 キレッキレのダンス﹁ナートゥ﹂で復活アピール”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2024年1月5日) 2024年4月7日閲覧。
(29)^ ﹃2021年 宝塚Stage Album﹄宝塚クリエイティブアーツ、2022年4月22日、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5。
(30)^ ﹃宝塚GRAPH 2023年10月号/宝塚通信﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、86頁。