芸術座
芸術座(げいじゅつざ)は、東京都千代田区有楽町にあった東宝直営の演劇専用劇場。東宝本社ビル内4階(1階は日比谷映画、地下1階はみゆき座)にあった。客席数は約750と中規模であり、客席と舞台が近いのが特長だった。
芸術座 Geijutsuza | |
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芸術座があった東宝本社ビル(2005年3月撮影) | |
情報 | |
正式名称 | 芸術座 |
開館 | 1957年4月25日 |
開館公演 | 暖簾 |
閉館 | 2005年3月27日 |
最終公演 | 放浪記 |
客席数 | 約750 |
用途 | 演劇 |
運営 | 東宝株式会社 |
所在地 |
〒100-8415 東京都千代田区有楽町一丁目2番1号 東宝会館(東宝本社ビル)内北緯35度40分21秒 東経139度45分35秒 / 北緯35.672594度 東経139.759670度座標: 北緯35度40分21秒 東経139度45分35秒 / 北緯35.672594度 東経139.759670度 |
アクセス |
東京メトロ日比谷駅より徒歩2~3分 東京メトロ銀座駅より徒歩5分 JR有楽町駅日比谷口より徒歩7分 |
歴史
編集
●1957年︵昭和32年︶4月25日 - 開館。こけら落としの演目は森繁久弥主演の﹁暖簾﹂。
●1958年︵昭和33年︶11月 - 森光子が﹁花のれん﹂で芸術座初出演。
●1959年︵昭和34年︶10月5日 - ﹁がめつい奴﹂初公演。翌年︵1960年︶7月17日まで9ヵ月に及ぶ日本初のロングラン興行[要出典]となる。
●1961年︵昭和36年︶5月18日 - 同館で公開収録のコメディ番組﹁笑えば天国﹂がフジテレビで放送開始︵~1966年7月28日︶。
●1961年10月20日 - 森光子主演の﹁放浪記﹂初公演。
●1970年︵昭和45年︶1-2月、5-6月 - ﹁雪国﹂公演。若尾文子、内藤洋子主演。
●1973年︵昭和48年︶4月4日 - 芸術座の生みの親であった菊田一夫が死去︵享年66︶。
●1980年︵昭和55年︶ - 東宝演芸場の閉鎖に伴い、東宝名人会の興行を引き継ぐ。
●1990年︵平成2年︶9月23日 - ﹁放浪記﹂が通算上演回数1,000回を突破。
●2004年︵平成16年︶6月 - 老朽化した東宝本社ビル建替えのため、解体を発表する。
●2005年︵平成17年︶2月10日 - 東宝名人会最終公演﹁さよなら芸術座お名残番組﹂開催。
●2005年3月4日~3月27日 - 森光子主演の﹁放浪記﹂を最終公演として閉館。最終日はカーテンコールで﹁祝・大千穐楽 あたたかいご声援をありがとうございました﹂と書かれたパネルが舞台上に掲げられ、48年の歴史に幕を閉じた。
●2007年︵平成19年︶11月7日 - 同館跡地に新劇場﹃シアタークリエ﹄がオープンした。
外部リンク
編集- さらば日比谷映画、みゆき座 東宝本社ビル再開発へ - YOMIURI ON LINE「ジブリをいっぱい」(2004年7月6日)