草津熱帯圏
草津熱帯圏(くさつねったいけん)は、群馬県吾妻郡草津町に所在する動物園。日本の動物園としては最も高い場所に位置し、飼育する爬虫類の種類は日本一である[2]。入園に際してはペット同伴も認められている。設備には温泉熱を利用している。
草津熱帯圏 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 草津熱帯圏[1] |
管理運営 | (有)草津動植物公園 |
園長 | 今井敏夫[2] |
面積 | 約1万5000平方メートル[2] |
頭数 | 約1,000頭 |
種数 | 約120種の爬虫類を含むニホンザル、ミーアキャット、マーラ、カピバラ、オニオオハシ、ルリコンゴウインコなど約250種の動物[2] |
来園者数 | 21万人(1992年)[2] |
主な飼育動物 | 爬虫類など熱帯生物、ピグミーマーモセットなどの哺乳類 |
開園 | 1970年[2] |
所在地 |
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津286 |
位置 | 北緯36度37分21.4秒 東経138度36分17.0秒 / 北緯36.622611度 東経138.604722度座標: 北緯36度37分21.4秒 東経138度36分17.0秒 / 北緯36.622611度 東経138.604722度 |
アクセス | 下記参照 |
公式サイト | http://nettaiken.com/ |
沿革
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/02/%E8%8D%89%E6%B4%A5%E7%86%B1%E5%B8%AF%E5%9C%8F6.jpg/200px-%E8%8D%89%E6%B4%A5%E7%86%B1%E5%B8%AF%E5%9C%8F6.jpg)
園内
編集園内は大きくわけると本館・昆虫館・屋外展示・熱帯大ドームの4ゾーンがある。
本館
編集ドクターフィッシュによる手浴や足浴を体験できたり、資料館では巨大ワニの剥製、ヒクイドリの剥製、恐竜の卵、骨格標本、昆虫標本、写真など様々な物が展示されている。熱帯魚コーナー、昆虫コーナー、海水魚コーナーにも生き物を展示している。またはゲームコーナー、喫茶・軽食コーナー、プレミアムショップといった施設も設けられている。
- 資料館
- ビューティーフィッシュの足浴
- 熱帯魚コーナー
- 昆虫コーナー
- 海水魚コーナー
- ゲームコーナー
- 喫茶・軽食コーナー
- プレミアムショップ
昆虫館
編集現在、老朽化のため、夏休みのイベントの時だけ使用されている[いつ?]。毎年7月から9月までの夏休み特別イベント「世界の昆虫展 」を開催している。
屋外展示
編集- モンキーパラダイス(サル山)
- ウサギちゃんのふれあい広場
- ヤギ舎
- ハクビシン舎
熱帯大ドーム
編集草津温泉の熱を利用したこの大ドームは階層構造でアフリカ、アジア、オーストラリア、アメリカなどの熱帯地方に生息する野生動物達が飼育展示されている。ドームの中は高さ15メートルでトロピカル・ジャングルのように熱帯植物が生え茂り、熱帯地方に暮らす多種多様な動植物達の楽園となっている。
- 淡水魚水槽
- ワニ池
- フラミンゴ池
- リクガメ放飼場
- カメ水槽
- トカゲ・リクガメ展示コーナー
- 哺乳類コーナー
- 無脊椎動物コーナー
- 両生類コーナー
- 温度差コーナー
- ヘビ展示コーナー
- カエル・イモリ展示コーナー
- ワニガメ池
- ミーアキャット舎
- サル舎
- オオハシ舎
- カピバラふれあい広場
- マーモセットコーナー
- キツネザル舎
- インコ舎
- コンゴウインコ舎
- タラポアン舎
- 鳥類舎
- オマキザル舎
- テナガザル舎
- 小動物コーナー
- 熱帯植物コーナー
- バックヤード(非公開)
- その他の施設
- 石仏群
- かつて存在した施設
- パプアニューギニア民族資料館
- 両生類館
- 標本展示室
- 植物館
- 花温室
- サボテン室
- 洋ラン室
- 栽培温室
- ロックガーデン
- 昆虫標本コーナー
- カブトコーナー
- クワガタコーナー
- 水生昆虫コーナー
- アトラスの森
- 外国産昆虫コーナー
- リスザル舎
- ポニー舎
- ダチョウ・エミュー舎
- ヒクイドリ舎
- シカ・ヤギ舎
- ラマ舎
- アライグマ舎
- クジャク舎
- リス舎
- ヒツジ舎
- カモ舎
- 草津猿舞団ショー会場
- 食堂
- レストランカトレア
- 中華レストラン槐
主な飼育動物
編集-
ピグミーマーモセット
-
ニホンザル
-
フトアゴヒゲトカゲ
-
ミズオオトカゲ
-
アオボウシインコ
-
チリーフラミンゴ
約250種1000頭[2]
飼育生物の一覧
- 哺乳類
ウサギ、ネザーランド・ドワーフ、ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、ハツカネズミ、モルモット、スキニーギニアピッグ、チンチラ、マーラ、カピバラ、秋田犬、フェネック、ミーアキャット、ハクビシン、ピグミーマーモセット、コモンマーモセット、クロミミマーモセット、ワタボウシタマリン、ムネアカタマリン、ヨザル、コモンリスザル、シロガオオマキザル、エリマキキツネザル、ブラウンキツネザル、タラポアン、ニホンザル、ワウワウテナガザル、フクロモモンガ、フタユビナマケモノ、ムツオビアルマジロ、ヨツユビハリネズミ、インドオオコウモリ、ヤギ等
- 鳥類
メンフクロウ、メガネフクロウ、コキンメフクロウ、ナンベイヒナフクロウ、アフリカオオコノハズク、オニオオハシ、チリーフラミンゴ、アオボウシインコ、バライロビタイウロコインコ、キエリヒメコンゴウインコ、ルリコンゴウインコ、ヨウム、オオバタン(非展示)、ヒヨコ等
- 爬虫類
- ワニ類
マレーガビアル、シャムワニ、ジョンストンワニ、コビトカイマン、メガネカイマン、パラグアイカイマン
- ヘビ類
アオダイショウ、ジムグリ、キタヤブコノミ、コーンスネーク、テキサスラットスネーク、カリフォルニアキングスネーク、テングキノボリヘビ、セイブシシバナヘビ、オオアオムチヘビ、ヒゲミズヘビ、ミドリニシキヘビ、アルバーティスニシキヘビ、マングローブニシキヘビ、アミメニシキヘビ、アフリカニシキヘビ、アメジストニシキヘビ、ビルマニシキヘビ、マレーアカニシキヘビ、ボアコンストリクター、ガーデンツリーボア、ブラジルニジボア、キイロアナコンダ等
- トカゲ類
ホウセキカナヘビ、トッケイヤモリ、ツノミカドヤモリ、グランディスヒルヤモリ、ヒョウモントカゲモドキ、ヒガシアオジタトカゲ、エボシカメレオン、グリーンイグアナ、エリマキトカゲ、インドシナウォータードラゴン、ゲイリートゲオアガマ、フィリピンホカケトカゲ、ミナミテグー、コガネオオトカゲ、ミズオオトカゲ、ナイルオオトカゲ、サバンナオオトカゲ等
- カメ類
クサガメ、カントンクサガメ、ニホンイシガメ、ミナミイシガメ、ウンキュウ、ハナガメ、アンナンガメ、ニセチズガメ、ミシシッピアカミミガメ、フロリダアカハラガメ、ミツユビハコガメ、キイロドロガメ、カブトニオイガメ、マタマタ、ヒラリーカエルガメ、クレフトマゲクビガメ、インドハコスッポン、フロリダスッポン、ワニガメ、カミツキガメ、アカアシガメ、エロンガータリクガメ、インドホシガメ、ビルマホシガメ、ヨツユビリクガメ、フチゾリリクガメ、ホウシャガメ、ケヅメリクガメ、アルダブラゾウガメ等
- 両生類
ニホンアマガエル、テヅカミネコメアマガエル、イエアメガエル、アフリカウシガエル、アフリカツメガエル、アズマヒキガエル、クランウェルツノガエル、ファンタジーツノガエル、アカハライモリ、シリケンイモリ、イベリアトゲイモリ、メキシコサラマンダー、オビタイガーサラマンダー、ミツユビアンフューマ、グレーターサイレン、ヒメヌマサイレン等
- 魚類
グッピー、ネオンテトラ、コンゴテトラ、クラウンローチ、ドクターフィッシュ、セイルフィンプレコ、デンキナマズ、レッドテールキャット、ナイフフィッシュ、アジアアロワナ、ピラニア・ナッテリー、ブラック・コロソマ、アリゲーター・ガー、オスカー、オスフロネームス、カクレクマノミ、クモウツボ等
- 節足動物
カブトムシ、クワガタ、コスタリカンゼブラレッグ、ベネズエラブラックジャイアントオオムカデ等
- その他無脊椎動物
昔の展示
編集営業
編集- 営業時間:8時30分~17時30分
- 定休日:無休
- 駐車場:あり(100台 無料)
- 料金:大人1000円、高校生700円、子供600円
- ペット同伴可