連続の方程式

物理学の方程式

: equation of continuity


狭義

編集




 

ρv t 




 


広義

編集

 q


 

ρq jq 

q 


 

σq 


広義の連続の方程式の導出

編集
 
領域 Ω における物理量 q の総量 M の時間変化を q の生成と流出と合わせて図示したもの。代表点のみの軌跡を記している。青い点の個数はΩにおけるq の総量 M (t ) を表す。ピンクの点の個数は湧き出し Δt S を、黄色の点は流れだす流量 Δt J を表す。図より
 
 
が成り立つ事がわかる。

[1]q ΩΩΩ

q 

 Ω  q     Ω  q J Ω q S
 



 qq  ρq  jq  σ 

 

dS  Ω 2 q



 



使21

 



 





 

q 

流体における連続の式

編集

質量保存則

編集

 vρj  v

 

[2]



 


輸送定理による導出

編集

 v[1]

 

  Ω(t ) 12



 





 



 

使

 


非圧縮性流体についての連続の方程式

編集



 

[2]  ρ 0 

 




電磁気学における連続の方程式

編集

電荷保存則

編集

電磁気学における連続の式とは電荷の保存則の微分形である[3]。ρ を電荷密度j電流密度とすれば、連続の式は

 

となる。

変位電流

編集



 



 

 · 

 



 


四元電流

編集

使 Jμ (μ= 0, 1, 2, 3) 

 

 c

 



 


量子力学

編集

[4]

Ψ(r , t)  ρ j

 



 



 


連続の式の導出

編集

シュレディンガー方程式とその複素共役の式

 

それぞれに Ψ* , Ψ をそれぞれ掛けて2式の差を取ると

 

更に

 

となり、連続の式

 

ただし、

 

が得られる。

拡散方程式 

編集

[5]

 

 κ    

 


脚注

編集

出典

編集


(一)^ ab1998320ISBN 4320081188 

(二)^ ab2119959ISBN 456302421X 

(三)^ 319999ISBN 4314008547 

(四)^   111971615ISBN 4489012438 

(五)^  ;  ;  ;    20111126ISBN 4000298054