遠阪トンネル
兵庫県の有料道路
(遠阪トンネル有料道路から転送)
遠阪トンネル(とおさかトンネル)は、兵庫県の丹波市と朝来市の間にある、兵庫県道路公社が管理・運営している有料道路である。2.6km(2,585m)がトンネル、道路延長は4.7kmとなっている。
トンネル (有料) | |
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遠阪トンネル TOSAKA TUNNEL TOLL ROAD | |
遠阪トンネル | |
路線延長 | 2.6 km |
開通年 | 1977年 |
起点 | 丹波市 |
終点 | 朝来市 |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
遠阪トンネル料金所 | |
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遠阪トンネル料金所 | |
所属路線 | E72 北近畿豊岡自動車道 |
料金所番号 | 01-149 |
起点からの距離 | 28.9 km(春日JCT/IC起点) |
◄遠阪ランプ (4.5 km) (1.4 km) 山東IC► | |
所属路線 | 遠阪トンネル有料道路 |
料金所番号 | 01-149 |
起点からの距離 | 4.5 km(遠阪ランプ起点) |
◄遠阪ランプ (4.5 km) (1.4 km) 山東IC► | |
供用開始日 | 1977年(昭和52年)5月27日 |
通行台数 | x台/日 |
所在地 |
〒669-5124 兵庫県朝来市山東町柴379-1 北緯35度18分13.1秒 東経134度55分23.4秒 / 北緯35.303639度 東経134.923167度座標: 北緯35度18分13.1秒 東経134度55分23.4秒 / 北緯35.303639度 東経134.923167度 |
概要
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県道山東柏原線のうち、丹波地方と但馬地方の境となる氷上郡青垣町遠阪︵現丹波市青垣町遠阪︶から朝来郡山東町柴︵現朝来市山東町柴︶にかけての遠阪峠は、急勾配でヘアピンカーブが多く、特に冬期は積雪や路面凍結が多いため、交通の難所となっていたことから、これをトンネルによりバイパスすることが計画された。
構造は2012年12月2日天井板の落下事故が起きた笹子トンネルと同様のつり下げ式天井トンネルになっていたが[1][2]、この事故を受け、2014年5~6月に天井板を撤去、新たに換気のためのジェットファンが設置された[3][4]。
2006年︵平成18年︶、北近畿豊岡自動車道と接続した際に安全上の観点から遠阪トンネル有料道路も自動車専用道路とする必要があったことから、7月12日以前は利用可能であった小型自動二輪車︵原付二種︶は通行禁止となった︵迂回路は遠阪峠︶。同時に、国道427号の指定が外され、自動車専用道路の国道483号となっている。また、北近畿豊岡自動車道との一体化に伴い、それまで設計速度が60km/hであったものを、北近畿豊岡自動車道と同じ80km/hに改築する事業が2003︵平成15︶年度から実施された。
北近畿豊岡自動車道は無料であるが、遠阪トンネルのみ有料となっている。料金所は朝来市側の山東ICの付近にある。
従来は現金および回数券のみ利用可能であったが、氷上IC-和田山JCT・ICの開通に合わせてETCカードが利用可能となった。また、ETCレーンが建設され、ノンストップ化が実現されている。なお、その他のクレジットカードは利用できない。
歴史
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●1973年︵昭和48年︶ : 着工。
●1977年︵昭和52年︶5月27日 : 開通。
●1982年︵昭和57年︶10月29日 : 県道西脇和田山線とともに国道427号に指定される。
●1993年︵平成5年︶4月1日 : 国道483号︵国道427号との重複区間︶に指定される。
●2006年︵平成18年︶7月22日 : のじぎく兵庫国体に合わせて、氷上IC-和田山JCT・ICが開通し、北近畿豊岡自動車道と一体化された。
料金
編集周辺情報
編集- 丹波市
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- 高源寺
- 丹波少年自然の家
- パラグライダー・スクール
- 朝来市
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- ヒメハナ公園
- よふど温泉
- 楽音寺
脚注
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(一)^ 神戸新聞,つり下げ式天井トンネル,県内の高速道は2カ所2012/12/4
(二)^ 同じ構造のトンネル さらに12本 公共放送NHKニュース 2012/12/5
(三)^ 遠阪トンネル天井板撤去工事に伴う通行規制について
(四)^ ﹁遠阪トンネル きょう通行止め解除﹂﹃神戸新聞﹄2014年6月6日付27面。
(五)^ “兵庫県道路公社 概要 公社概要”. 2024年2月20日閲覧。
(六)^ “兵庫県道路公社 令和元年度事業概要 供用中の道路等の概要”. p. 11. 2024年2月20日閲覧。
(七)^ “遠阪トンネル有料道路の老朽化対策等に関する有識者会議”. 兵庫県道路公社. 2024年3月25日閲覧。