邑部ゆうぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では163番目に置かれる(7画の17番目、酉集の17番目)。

康熙字典 214 部首
邑部 酉部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

概要

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西安の明代城壁。古代中国では城壁で囲まれた空間が都市であった。









Unicode𨙨𨛜𨞠𨞰𨛜𨛜𨙵𨞠𨞰𨜕使𨞠/𨜕𨙨使

部首の通称

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  • 日本:おおざと(集落の意味から「さと」、阜部の「」を「こざと」としたのに対して「おお」という)・むら(旁ではない「邑」の形のときの名称)[1]
  • 中国:右耳旁(「」が耳の形に似ることから)
  • 韓国:고을읍부(goeul eup bu、むらの邑部)・우부방(u bu bang、右阜旁)
  • 英米:Radical city

部首字

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例字

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脚注

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  1. ^ 部首:邑 阝(おおざと・むら)の漢字一覧”. 漢字辞典オンライン. ジテンオン. 2023年5月18日閲覧。