郡山女子大学短期大学部
福島県郡山市にある私立大学
郡山女子大学短期大学部︵こおりやまじょしだいがくたんきだいがくぶ、英語: Koriyama Women's University Junior College︶は、福島県郡山市開成3-25-2に本部を置く日本の私立大学。1947年創立、1950年大学設置。大学の略称は郡女短。
郡山女子大学短期大学部 | |
---|---|
![]() 郡山女子大・郡山女子大短期大学部正門 | |
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1947年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人郡山開成学園 |
本部所在地 |
福島県郡山市開成3-25-2 北緯37度23分50.66秒 東経140度21分7.48秒 / 北緯37.3974056度 東経140.3520778度座標: 北緯37度23分50.66秒 東経140度21分7.48秒 / 北緯37.3974056度 東経140.3520778度 |
学部 |
幼児教育学科 健康栄養学科 地域創生学科 |
研究科 | 文化学専攻 |
ウェブサイト | http://www.koriyama-kgc.ac.jp/ |
概観
編集大学全体
編集
●郡山女子大学短期大学部は、福島県郡山市内にある日本の私立短期大学。1950年に郡山女子短期大学として設置された。元々は独立の短期大学であったが、郡山女子大学の開学に伴い併設型となった。3つの学科がある。学校法人郡山開成学園により運営されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
編集- 郡山女子大学短期大学部における建学の精神は「尊敬・責任・自由」となっている。
教育および研究
編集- 宗教系大学ではないが、「宗教学」が必修科目となっている。
- 近年、幼児教育学科では、ドイツ・フランスなどのヨーロッパやハワイでの海外研修が実施されている。
- 大学・短大が一体となって各学科の教育成果を発表するイベントとして「もみじ会」も行われている。
学風および特色
編集
●以前は、制服の着用があった。
●2000年度入学生より、学生全員にノートパソコンを貸与している。
●﹁芸術鑑賞講座﹂と称したイベントが行われているところにも特色がある。短大が設置される前の1948年6月、﹁楽しい音楽の夕べ﹂が開催されたことに始まる。ちなみに、短大設置の1950年には、近衛秀麿とエオリアンクラブ交響楽団の演奏会が行われた。
沿革
編集
●1947年 郡山女子専門学校を創設。
●1950年 郡山女子短期大学として開学。家政科を置く。
●1955年 学科の新設が行なわれる。
●保育科
●生活芸術科
●1966年 郡山女子大学短期大学部と改称。
●1968年 家政科にⅡ部が設置される
●音楽科が設置される。
●家政科を専攻分離。
●家政専攻
●食物栄養専攻
●1981年 文化学科が新設される。
●2000年 専攻科文化学専攻が設置される。
●2002年 家政科家政専攻を福祉情報専攻と改称。
●2007年 保育科を幼児教育学科に改称
●2018年 家政科食物栄養専攻から健康栄養学科へ改称
基礎データ
編集所在地
編集- 福島県郡山市開成3-25-2
交通アクセス
編集象徴
編集- 郡山女子大学短期大学部のカレッジマークには、大学の英字表記の略である「KGC」の文字が記されている。
教育および研究
編集組織
編集学科
編集- 健康栄養学科
- 幼児教育学科
- 幼児教育コース
- チャイルド・ミュージックコース
- 地域創生学科
過去にあった学科
編集- 保育科:幼児教育学科に改称
- 家政科:食物栄養専攻は現在の健康栄養学科へ改組
専攻科
編集別科
編集- なし
取得資格について
編集学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
編集大学関係者と組織
編集大学関係者組織
編集- 郡山女子大学短期大学部同窓会がある。郡山女子短期大学として設置された当初から設置されている。
大学関係者一覧
編集プロジェクト:大学/人物一覧記事についての編集方針(ガイドライン)「記載する人物」により、単独記事のない人物(赤リンクまたはリンクなし)は掲載禁止となっています。記事のある人物のみ追加してください。(2022年1月) |
施設
編集キャンパス
編集- 創学館・もみじ館・武道館・体育館・図書館・62年館・83年館などがある。
対外関係
編集他大学との協定
編集アメリカ
編集日本
編集姉妹校
編集- 郡山女子大学短期大学部には大学と同様、家庭寮がある。
関係校
編集系列校
編集社会との関わり
編集
●公開講座を催している。
●創学館に設置されたフーコーの振り子は正門受付で申し込めば部外者も見学可。
●地元のJA福島さくらと連携協定を結んでおり、2018年6月には地域創成学科の学生たちが梨選果場の外壁に郡山産の梨をPRする壁画を製作した[1]。
卒業後の進路について
編集就職について
編集
●家政科
●福祉情報専攻‥旧来の家政専攻を含めて、一般企業への就職者が大半を占めていた。
●食物栄養専攻‥資格を活かした職に就く人は、6割弱程度となっている
●幼児教育学科‥保育士としての就職者が卒業者全体の5割、幼稚園教諭としての就職者はそれの4割と、合計9割を越える学生が保育に携わる職に就いている。
●生活芸術科‥デザイナーとしての就職者は卒業生全体の約1/3を占めていた。ほか、企業の一般事務が3割弱・営業職が2割弱となっている。ほか、美術講師としての就職者が全体の1/9程度となっている。
●音楽科‥音楽教室をはじめ音楽講師に就く人が全体の4/9に対し、販売や事務を含め一般企業への就職者が全体の1/2程度を占めていた。
●文化学科‥図書館の司書職に就いている人は全体の1/7、学芸員補に就く人は3.5%程度と少なめ。事務や販売を含め一般企業へ就職する人が7割以上を占めていた。
●全学科・専攻とも2007年3月卒業生のデータを元に記述している[2]
編入学・進学実績
編集脚注
編集- ^ “地域創成学科_デッサン1「壁画制作」”. 郡山開成学園ウェブサイト. 郡山開成学園 (2018年6月28日). 2018年7月22日閲覧。
- ^ 2008年度入学案内小冊子より