重量挙げじゅうりょうあげは、バーベルを両手で頭上に持ち上げて、その重さを競うスポーツウエイトリフティング: weightlifting)とも呼ばれる。

重量挙げ
イラク選手の重量挙げ(クリーン&ジャーク)
統括団体 国際ウエイトリフティング連盟
通称 ウエイトリフティング
特徴
身体接触
男女混合
カテゴリ 屋内競技
実施状況
オリンピック 1896年-
テンプレートを表示
スナッチ
クリーン&ジャーク

概要

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&330 kg130&

32

1kg23030

260

女子

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IWF19831980[1][2]19861987199019972000

日本

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60201423 23西1999

1964

階級

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使1020182018
性別 階級
男子
  • 55 kg
  • 61 kg
  • 67 kg
  • 73 kg
  • 81 kg
  • 89 kg
  • 96 kg
  • 102 kg
  • 109 kg
  • +109 kg
女子
  • 45 kg
  • 49 kg
  • 55 kg
  • 59 kg
  • 64 kg
  • 71 kg
  • 76 kg
  • 81 kg
  • 87 kg
  • +87 kg

競技の種類

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現在行われている競技

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スナッチ
両手による引き上げ競技。地面に置いたバーベルを頭上へ一気に引き上げ、立ち上がる。
クリーン&ジャーク
両手による差し上げ競技。地面に置いたバーベルを第1動作(クリーン)で肩まで引き上げて立ち上がり、第2動作(ジャーク)で全身の反動を使って一挙動で頭上へ差し上げる。略してジャークとも呼ばれる。

現在は行われていない競技

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クリーン&プレス
両手による差し上げ競技。地面に置いたバーベルを第1動作(クリーン)で肩まで引き上げて立ち上がり、第2動作(プレス)で腕の力のみを使い一挙動で頭上へ差し上げる。略してプレスと呼ばれる。1972年に廃止されており、現在は行われていない。

服装

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国際ウエイトリフティング連盟により規定がなされている[3]

  • コスチュームは肘・膝を覆わないワンピース型(シングレット・レオタードなど)と規定。ただし、Tシャツやユニタードをコスチュームの下に着用可。
  • ユニタードは2011年より着用が認められるようになった。
  • ベルト及びニーパッドの着用は任意。

器具

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20 kg2200 mm28 mm15 kg2010 mm25 mm



10 kg



12.5 kg



410

競技のコツ

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足腰のばね及びスピードとタイミングとバランスが重要な要素を占めている。

フォーム

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&

握り

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バーベルの握りはフックグリップという特殊な握り方を採用している。親指をバーと他の指との間にもぐりこませバーベルの重みを親指にかけることにより確実にグリップできるようにしている。バーベル落下事故防止の観点からも競技者には必須の握り方となっている。また、クリーン&ジャークのジャーク動作ではフックをしないオーバーグリップで行う場合が多い。ジャーク動作においては、親指を人差し指の側面につけ、バーベルを「握る」のではなく掌に「乗せた」状態のサムレスグリップで試技をおこなう選手もごく稀にいる。

持ち上げ

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よく「バーベルを持ち上げる」と表現されるが、極端な言い方をすると「足腰のばねによりバーベルを引き上げる」といったイメージに近い。

静止

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バーベルを降ろす

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審判からの合図(ブザーや「ダウン」の発声)の後に、選手は自分の前方にバーベルを降ろす。重力に従いバーベルをプラットフォーム上に降ろし手を軽く添える。この際、バーベルを自分の後方に落としたり、プラットフォーム以外の場所に降ろした場合は失敗となる。しかしプラットフォームに着地させた後にバーベルが転がったり跳ねたりしてプラットフォーム外に出る分には問題ない。

脚注

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  1. ^ Women’s weightlifting: a long journey from naked weigh-ins to hijab-wearing heroine who inspired Iran” (英語). 国際ウエイトリフティング連盟. 2018年2月18日閲覧。
  2. ^ The heroines who sparked a sporting revolution” (英語). the.mixed zone. 2018年2月18日閲覧。
  3. ^ ロンドンオリンピック2012 ウエイトリフティング 概要・説明 - JOC 2014年2月6日閲覧

関連項目

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外部リンク

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