鈴木奈穂子
日本の女性アナウンサー (1982-)
鈴木 奈穂子(すずき なおこ、1982年1月29日 - )は、NHKのアナウンサー。神奈川県横浜市出身。
すずき なおこ 鈴木 奈穂子 | |
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プロフィール | |
愛称 | すずちゃん、なおちゃん、なおこちゃん |
出身地 |
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生年月日 | 1982年1月29日(42歳) |
血液型 | B型[2] |
最終学歴 | 法政大学社会学部卒業 |
勤務局 | NHK放送センター |
部署 | 東京アナウンス室 |
職歴 | 高松→松山→東京アナウンス室 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 報道・ドキュメンタリー・教養・バラエティー |
配偶者 | あり |
公式サイト | NHKアナウンスルーム |
出演番組・活動 | |
出演中 | 本文参照 |
出演経歴 | 本文参照 |
その他 | 地上デジタル放送推進大使 |
経歴
法政大学女子高等学校(現・法政大学国際高等学校)[3]、法政大学社会学部[3]卒業後、2004年入局。
学生時代
転校が多く、小学校は3つ通う[3]。中学生時代は吹奏楽部に所属しトランペットを担当していた。高校時代にはバトントワラー部に所属[4]し、横浜みなと祭国際仮装行列やオレンジ祭などでは部長を務めた。親の影響で高校時代からテニススクールに通う[3]。
大学ではテニスサークルに所属[3]。2年生の時にアナウンサーを志望し[5]、3年生から法政大学自主マスコミ講座﹁アナウンスコース﹂[3]に第15期生として参加[6][7]。コミュニケーション論を学ぶゼミに入る。学部のパンフレットを作る活動をした。﹁化粧が人とのコミュニケーションにどんな影響をもたらすのか﹂について卒論を書く[3]。
アナウンサースクールは日テレ学院とテレビ朝日アスクに通っていた。日本テレビの東京箱根間往復大学駅伝競走中継の中で、久保田直子︵立教大学、後にテレビ朝日アナウンサー︶とともに駅伝グッズ紹介コーナーのモデルとして出演している。また就職試験ではTBSを受験したことを、竹内香苗︵当時TBSアナウンサー︶との対談で明らかにしている[8]。
NHK入局後
入局後、四国の2都市︵高松、松山︶の放送局に2年ずつ勤務[3]し、いずれの地域でも地上デジタル放送推進大使を務めた。特に“デジタル・マドンナ”の愛称がある松山では、図らずも東京で担当番組の後継者となった上條倫子︵2007年入局︶が就任するまで1年半以上、松山・高松・岡山3局の大使を掛け持ちした。
2008年度からの﹃首都圏ネットワーク﹄担当時にはその後の2分間番宣番組も受け持ち、“7時28分の恋人”の半井小絵気象予報士と同様に、“7時56分の女”“8時43分の女”と局内で呼ばれていたこともある[9]。
2010年度の改編に伴う異動で、島津有理子が有働由美子の後任としてアメリカ総局︵ニューヨーク支局︶へ異動することとなったため、島津が担当していた﹃NHKニュースおはよう日本﹄と東京の地デジ大使を引き継いだ[10]。地デジ大使は松山時代に務めて以来2年ぶりに復帰し、2011年7月24日の地上デジタル放送移行まで務めた。アナログ放送の最終アナウンス︵宮城県・岩手県・福島県除く︶も鈴木が行った。
2012年11月22日、法政大学在学中に知り合ったTBSのディレクターと結婚[11]。
2018年10月16日から11月2日まで、体調不良のため﹃NHKニュース7﹄を休養[12]︵代役は池田伸子、久保田祐佳、井上あさひが担当︶[13]。2019年3月いっぱいで、出産のため﹃ニュース7﹄を降板[14]。5月18日、第1子となる女児を出産[15]
2021年3月29日、産休・育休から約2年ぶりに復帰し、退職した近江友里恵の後任として﹃あさイチ﹄の司会に就任した[16]。
人物
趣味・特技
嗜好
好きな食べ物は肉、寿司、餃子、カレーライス、アイスクリーム[17]。朝のルーティンはヨーグルトメーカーで作る自家製甘酒とコーヒー。コーヒーは水筒に入れて毎日会社にも持参している[20]。
好きな人物はサッカーでは田中達也、役者では妻夫木聡が好みであると明かしている[要出典]。音楽では安室奈美恵[21]、Mr.Childrenと木村カエラ[要出典]のファン。
交友関係
女優の伊勢佳世は法政大学女子高等学校(現:法政大学国際高等学校)時代の同級生。2024年4月3日、伊勢が出演したNHK総合の連続テレビ小説『虎に翼』の放送の後、鈴木自身が担当する『あさイチ』の冒頭にてそのことを明らかにした[22]。
エピソード
出演
☆印は現在出演(担当)中。
報道
- おはようかがわ(高松局時代)
- 情報ワイド いきいき香川・ニュースアップ コーナー担当 ほか(同上)
- いよかんワイド メインキャスター(松山局時代、2006年4月 - 2008年3月21日)
- お元気ですか日本列島 ぐるっとニュース四国担当(同上)
- ※上の2つはいずれも仙波紀子と隔週交替で担当した。
- 首都圏ネットワーク キャスター(2008・2009年度)
- 平日正午の首都圏ニュース[注 1]
- NHKニュースおはよう日本 平日5時台メインキャスター(小郷知子の代役)
- ニュースウオッチ9 リポーター(安部みちこの代役)
- NHKニュースおはよう日本(キャスター:6:30〜7:45)祝日を除く月曜 - 金曜 (2010年3月 - 2015年3月27日)
- おはよう日本・関東甲信越(キャスター:7:45〜8:00)祝日を除く月曜 - 金曜 (2010年3月 - 2015年3月27日)
- ニュースウオッチ9(キャスター:2015年3月30日 - 2017年3月31日)
- NHKニュース7 メインキャスター (祝日を除く月曜〜金曜)(2017年4月3日 - 2019年3月29日)
- 東京都議会議員選挙開票速報 (2017年7月2日)
スポーツ
●2006 FIFAワールドカップデイリーハイライト︵2006年︶※堀尾正明と担当。
●バンクーバーオリンピックベストセレクション︵ダイジェスト番組、2010年2月14日 - 2月28日︻大会期間中︼︶[23]
※工藤三郎、ベッキーと担当。
●ロンドンオリンピック︵現地キャスター、2012年︶
※メダルを獲得した選手へのインタビューや、閉会式の実況も担当したが、後者においては登場したミュージシャンの演奏中に延々としゃべり続けていたことなどが視聴者から批判された[24]。
バラエティ・その他
●ふれあい紀行 山里ににぎわい再び 香川県塩江町︵BShi、2004年12月9日︶
●着信御礼!ケータイ大喜利︵2006年4月︶
●おーい、ニッポン 私の・好きな・愛媛県 リポーター︵2007年12月2日︶
●これこそ!わが町 元気魂︵2008年1月2日︶
●NHKミニミニ映像大賞 グランプリ決定!!
●第6回 明日のエコではまにあわない︵2008年12月14日︶
●第7回︵2009年12月12日︶
●もうすぐ8時プレマップ、週末プレマップ︵2008年度︶
●もうすぐ9時プレマップ、週末プレマップ︵2009年度︶
●ディープ ピープル︵番組たまごで放送、2009年5月28日︶
●ザ・コーチ 人生ノ教科書︵番組たまごで放送、2009年10月12日︶
●録っておき再放送 ︵2009年11月︶※首藤奈知子と共に番組告知
●デジタルQ︵2代目地上デジタル放送推進大使、2010年4月4日 - 2011年7月24日︶
●全国一斉地デジ化テスト︵NHK総合・Eテレ・全民放127局で放送 2010年7月24日︶
●まちかど情報室スペシャル2010︵2010年12月29日︶
●ゆく年くる年
● 2010年12月31日 - 2011年1月1日/東京スカイツリーからの中継リポーター
● 2011年12月31日 - 2012年1月1日/森本健成と共に司会進行
● 2012年12月31日 - 2013年1月1日/阿部渉と共に司会進行︵大崎八幡宮より中継︶
●NHKスペシャル︵ナレーション︶
●ワイルドライフ (BSプレミアム、不定期) - ナレーション
●﹁証言ドキュメント 永田町 権力の漂流﹂︵2011年12月25日︶
●地上アナログ放送終了のお知らせ[注2]︵2011年7月24日11時59分 - 12時0分︶
●知ってる!?デジタル ナレーション[注3]
●東京スカイツリー受信確認テスト︵総合、Eテレ、東京民放キー5局。2012年12月22日 - 2013年5月28日︶
●NHK映像ファイル あの人に会いたい ナレーション︵2015年4月4日 - 2017年4月1日︶
●オドモTV︵Eテレ︶︵﹁オドモニュース﹂のニュースキャスター︶
●ゼロからわかる皇室&元号スペシャル︵2018年4月30日︶
●あさイチ︵2021年3月30日 - ︶ - メイン司会☆
●I LOVE みんなのどうぶつ園︵日本テレビ、2022年2月19日︶ - 日本テレビ﹁I LOVE みんなのどうぶつ園﹂とNHK﹁家族になろうよ﹂の共同プロジェクトで出演[25]。
●NHKスペシャル つながれ!チエノワ #子育てのもやもや解消︵2022年5月29日︶ - 司会
●君の声が聴きたい 生放送スペシャル︵2024年5月4日︶ - 桑子真帆と共に司会進行
脚注
注釈
(一)^ 東京転勤後単発で担当する程度であったが、この枠を担当していた﹃ゆうどきネットワーク﹄司会で鈴木の初任地・四国出身の安部みちこが妊娠、出産休暇に入ったことから、2009年1月13日以降同年3月までその後任として入った︵4月以降は再び不定期担当︶。なお、﹃首都圏ネットワーク﹄メインキャスター・池田達郎は、それ以前からレギュラーで﹃首都圏ニュース845﹄を担当していた。
(二)^ 総合テレビ地上アナログ放送最終番組︵福島、宮城、岩手の3県を除く︶。
(三)^ 主に、本人に似せた人形︵すずちゃん︶が出演していたが、本人が顔出し出演することが稀にあった。
出典
(一)^ 日本放送協会. “鈴木奈穂子 | アナウンサーを探す | NHK アナウンス室”. 鈴木奈穂子 | アナウンサーを探す | NHK アナウンス室. 2021年12月27日閲覧。
(二)^ “NHK待望の美人アナ!報道志望の本格派、鈴木奈穂子を直撃”. 日経トレンディネット (2009年3月18日). 2012年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月25日閲覧。
(三)^ abcdefghi“︽新入生歓迎企画︾ 独占取材! 法大出身 鈴木奈穂子アナウンサーインタビュー”. スポーツ法政. 法政大学 (2023年4月10日). 2023年9月1日閲覧。
(四)^ ab“きょうはスポーツの日🏃♀️ということで、鈴木アナが高校3年間で培ったバトントワリングのワザを披露してもらいました!…”. NHKあさイチ公式Instagram︵@nhk_asaichi︶ (2021年7月23日). 2022年4月12日閲覧。
(五)^ “わたしの就活時代 ”迷走”も今となっては良き思い出 鈴木菜穂子”. NHK (2018年3月16日). 2023年9月1日閲覧。
(六)^ “首都圏フェアを開催”. 法政フォトジャーナル. 法政大学 (2008年10月7日). 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
(七)^ “就職特集 アナウンサー内定者インタビュー”. 法政大学新聞学会. 2022年4月12日閲覧。
(八)^ “地上デジタル‥7月24日完全移行 竹内香苗×鈴木奈穂子アナ対談”. 毎日新聞: 2011年元日テレビ特集版ページ. (2011年1月1日)
(九)^ “鈴木奈穂子アナは“2分間の微笑み天使””. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2008年10月11日) 2021年10月11日閲覧。
(十)^ “NHKの地デジ推進大使が鈴木奈穂子アナウンサーに”. インプレスウォッチ. (2010年3月25日) 2013年4月15日閲覧。
(11)^ “鈴木奈穂子アナ、﹁いい夫婦の日﹂に入籍”. スポーツ報知. (2012年12月1日). オリジナルの2012年12月1日時点におけるアーカイブ。 2020年4月17日閲覧。
(12)^ “"ニュース7"鈴木アナが休養”. 日刊スポーツ (2018年10月23日). 2018年10月23日閲覧。
(13)^ “NHK鈴木奈穂子アナが復帰 体調不良で先月16日から﹁ニュース7﹂休養”. サンケイスポーツ (2018年11月5日). 2018年11月5日閲覧。
(14)^ “鈴木奈穂子アナ、出産でニュース7を3月で卒業 赤ちゃんは﹁世の中に興味を持つ子に…﹂”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2019年3月26日) 2019年3月26日閲覧。
(15)^ “NHK・鈴木奈穂子アナが第1子女児を出産! 母子ともに健康”. SANSPO.COM (2019年5月23日). 2019年5月23日閲覧。
(16)^ “﹃あさイチ﹄近江友里恵アナ卒業 新年度から鈴木奈穂子アナが担当”. ORICON NEWS (オリコン). (2021年2月10日) 2021年2月10日閲覧。
(17)^ abc“鈴木奈穂子”. NHKアナウンス室. 日本放送協会. 2020年4月17日閲覧。
(18)^ “\教えて!鈴木アナの特技/…”. NHKあさイチ公式Instagram︵@nhk_asaichi︶ (2021年5月1日). 2022年4月12日閲覧。
(19)^ “\鈴木アナの口笛♪第2弾/…”. NHKあさイチ公式Instagram︵@nhk_asaichi︶ (2021年5月7日). 2022年4月12日閲覧。
(20)^ “鈴木アナの朝☀️はコレ、ヨーグルトメーカーで作る自家製甘酒🍶とコーヒー☕️…”. NHKあさイチ公式Instagram︵@nhk_asaichi︶ (2021年4月5日). 2022年4月12日閲覧。
(21)^ “新しいストーリー 鈴木奈穂子”. ニュース7ブログ. NHK (2017年11月24日). 2020年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
(22)^ "﹁虎に翼﹂朝ドラ受け 鈴木奈穂子アナが高校同級生の出演に驚愕﹁ひと言もないので、びっくり﹂". 日刊スポーツNEWS. 日刊スポーツ新聞社. 3 April 2024. 2024年4月3日閲覧。
(23)^ “やる気満々!ベッキーNHK五輪キャスターに”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年1月22日) 2021年10月11日閲覧。
(24)^ “閉会式中継でNHKに“批判の声”﹁アナウンサー黙れ﹂”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2012年8月14日) 2021年10月11日閲覧。
(25)^ “日テレ﹁I LOVE みんなのどうぶつ園﹂×NHK﹁家族になろうよ﹂共同プロジェクトを立ち上げます!”. 日本放送協会︵NHK︶. 2022年2月19日閲覧。
外部リンク
- 鈴木奈穂子 - NHKアナウンスルーム
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