須磨佳津江
東京都出身のフリーアナウンサー
経歴
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女子学院高等学校[3]、東京女子大学卒業後、1972年NHKに入局[4]、朝のニュース番組﹃スタジオ102﹄でデビュー[2]。同期に小宮山洋子[5]がいる。
1976年に結婚退職しフリーランスとなり、以降NHKの番組を中心に﹃テレマップ﹄﹃ニュースの窓﹄﹃婦人百科﹄﹃ラジオジャパン土曜ワイド﹄などのキャスターを務めた[4]。初のパソコン入門番組である﹃趣味講座・マイコン入門﹄の初代女性司会者でもある。園芸、特にガーデニングに造詣が深いことから、﹃趣味の園芸﹄では1994年から1999年3月まで5年間司会をし、2005年3月までの11年にわたって不定期に司会を担当した[4]。また、2000年10月LaLa TV開局時には様々な番組に出演し、司会などを務めた[要出典]。
現在はNHKの番組出演のほか、各地域の緑のコンテストやコンクールの審査員、シンポジウムコーディネーター、インタビュアー、エッセイ執筆、講演、ナレーション、司会など、多方面で活動中。全国都市緑化フェアを共催する公益財団法人都市緑化機構評議員[6]。
2016年5月19日、明治座にて開催された﹃平成27年度JA共済優績組合表彰式﹄で司会を務めた[要出典]。
現在の出演番組
編集過去の出演番組
編集- 井出 佳津江時代
- 婦人グラフ(総合)
- 年末年始特集番組紹介(アナウンサー、1972年12月31日、総合)
- スタジオ102(司会アナウンサー、1973年4月2日 - 1976年4月3日、総合)
- 須磨 佳津江時代
- 母と子のスキー教室(司会、1977年1月4日 - 同年1月8日、総合)
- 女性手帳(きき手、1977年2月14日 - 同年7月15日、総合)
- みんなの科学(きき手、1977年3月14日、総合)
- 趣味講座 マイコン入門(司会、1982年4月7日 - 1983年3月30日、教育)
- NHK教養セミナー(司会、1985年2月21日、教育)
- 常識・博識・健康情報(1987年5月4日、アナログ衛星第1、総合)
- 働き盛りのための健康トーク(1989年10月2日、総合)
- NHKスペシャル(キャスター、1991年2月9日、総合)
- あなたのチャンネル(1991年)
- 放送記念日スペシャル(司会、1992年3月21日、アナログ衛星第1)
- 新春外国語博物誌(司会、1993年1月1日 - 同年1月3日、ラジオ第2)
- 趣味の園芸(1994年4月24日 - 2005年3月19日、教育)
- テレマップ(1994年8月2日 - 同年8月30日、総合)
- 25000鉢の菊が美を競う(1994年11月5日、アナログ衛星第2)
- ぼくの絵わたしの絵(司会、1995年3月22日 - 同年3月24日、教育)
- 世界らん展日本大賞(1996年 - 2009年)
- その美の世界(司会、1996年2月24日、アナログ衛星第2)
- 魅惑の美(1997年2月22日、アナログ衛星第2)
- 華麗なその世界(1998年2月21日、アナログ衛星第2)
- 美の競演(2001年2月24日、デジタル衛星ハイビジョン、デジタル衛星第2)
- 華麗なるらんの祭典(2003年2月22日、デジタル衛星ハイビジョン、デジタル衛星第2)
- らん魅惑の交響曲(2004年2月21日、デジタル衛星ハイビジョン、デジタル衛星第2)
- 華麗なる らんの世界(2005年2月19日、デジタル衛星ハイビジョン、デジタル衛星第2)
- 美の彩り らん(リポーター、2006年2月18日、デジタル衛星第2)
- 2007(リポーター、2007年2月24日、デジタル衛星第2)
- 2008(リポーター、2008年2月23日、デジタル衛星第2)
- 2009(キャスター、2009年2月13日、デジタル衛星第2)
- ボランティア社会への模索(1996年3月23日、総合)
- あした感じる・NHKの新年度番組(1996年3月24日、総合)
- '97NHKの新番組「きもち、ピピッ」(1997年3月30日、総合)
- '98NHKの新番組「こころが“ぽっ”」(1998年3月29日、アナログ衛星第2、総合)
- BSフォーラム(司会、1999年7月24日 - 同年10月30日、アナログ衛星第1)
- 作家・五木寛之が語る 日本人の愛唱歌(司会、2006年7月17日、同年11月23日、2007年07月16日、ラジオ第1)
- 趣味の園芸プラス(2008年4月11日、総合)
- ラジオ特集〜作家・五木寛之の“歌の旅びと”(司会、2011年3月21日、ラジオ第1)
- ラジオ音楽便〜にっぽんの歌こころの歌〜(司会、2013年8月24日、ラジオ第1)
主な著作
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●須磨佳津江﹁随想 花と緑がもつ不思議な魔力 (テーマ 参画社会と緑のまちづくり)﹂﹃公園緑地﹄第64巻第1号、日本公園緑地協会、2003年5月、5-7頁、ISSN 0287-9034。
●﹃心に花を咲かせて﹄︵2005年、NHK出版︶
●﹃花が好き!自然が好き!﹄︵2014年、NHKサービスセンター︶
﹃ラジオ深夜便﹄では毎月第2週ないし第3週の午前1時台︵週末を除く︶のコーナーをアンカーが企画立案・制作する仕組みがある。須磨は趣味を生かし﹁花が好き!自然が好き!﹂というインタビューコーナーを制作し毎月3週目の火曜日に放送。その内容が単行本としてまとめられた[7]。
脚注
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(一)^ “第1回 素顔に迫るアンケート 須磨佳津江”. www.nhk.or.jp. ラジオ深夜便. 日本放送協会. 2022年5月24日閲覧。
(二)^ ab“アンカー‥須磨佳津江アナウンサー 1・3週火曜担当”. 日本放送協会 (2016年). 2022年5月24日閲覧。
(三)^ ﹁全国アナウンサー名鑑﹂﹃NHKウィークリーステラ﹄1994年11月25日号、1994年11月、[要ページ番号]。
(四)^ abc“須磨佳津江アナウンサー”. NHK. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
(五)^ 小宮山は元民主党代議士。
(六)^ “役員及び評議員”. 都市緑化機構 (2013年7月1日). 2014年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
(七)^ 須磨佳津江﹃心に花を咲かせて : NHKラジオ深夜便﹄日本放送出版協会、2022年5月24日、帯頁。"収録作品の一部︵大日本印刷﹁honto﹂より︶
●紫竹昭葉 述﹁花咲かお婆さん、夢に邁進!﹂
●太田徳昭 述﹁苦難を乗り越えて花名人に﹂
●島野好次 述﹁樹齢八〇〇年のツツジの秘密﹂
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