高木粂太郎
経歴
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伊豆国那賀郡安良里村︵静岡県那賀郡宇久須村、賀茂郡宇久須村、安良里村、賀茂村を経て現西伊豆町安良里︶に生まれる[4]。日清戦争、日露戦争に従軍[2]。漁業界の指導者として活躍し1908年︵明治41年︶地域で初めて西洋型発動漁船﹁虎勢丸﹂を建造し、漁場の拡大に努める[4]。
1902年︵明治35年︶安良里漁業組合長、1913年︵大正2年︶賀茂郡水産組合長、1926年︵大正15年︶静岡県水産会長を歴任した[4]。ほか、安良里村会議員、静岡県会議員、同参事会員、地方森林会議員などを務めた[2]。
1936年︵昭和11年︶2月の第19回衆議院議員総選挙では静岡県第2区から出馬し当選[2]。漁船保険法、金融制度の確立、燃油の免税などの水産関連法の実現に尽くした[4]。
1938年︵昭和13年︶より静岡県漁業組合連合会長に選ばれたほか、水産会館を建設するなど業界の指導に尽くした[4]。つづく第20回総選挙でも当選した[2]が在任中に死去した[3][4]。
脚注
編集- ^ 衆議院事務局 1936, 15頁.
- ^ a b c d e 衆議院、参議院 1962, 285頁.
- ^ a b 『官報』第3948号「帝国議会」昭和15年3月6日。
- ^ a b c d e f 静岡新聞社出版局 1991, 271頁.
参考文献
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●﹃第六十九回帝国議会 衆議院議員名簿 昭和十一年四月二十五日現在﹄衆議院事務局︿衆議院公報附録﹀、1936年。
●衆議院、参議院 編﹃議会制度七十年史 第11﹄大蔵省印刷局、1962年。
●静岡新聞社出版局 編﹃静岡県歴史人物事典﹄静岡新聞社、1991年。ISBN 4783804249。