鬼怒川温泉ホテル
栃木県日光市にあるホテル
鬼怒川温泉ホテル（きぬがわおんせんホテル）は、栃木県日光市の鬼怒川温泉にある温泉ホテル。
| 鬼怒川温泉ホテル | |
|---|---|
 | |
| ホテル概要 | |
| 正式名称 | 鬼怒川温泉ホテル |
| ホテルチェーン | 金谷ホテル観光グループ |
| 運営 | 金谷ホテル観光株式会社 |
| 所有者 | 金谷ホテル観光株式会社 |
| 階数 | 地下1 - 11[1]階 |
| レストラン数 | 3軒 |
| 部屋数 | 140[2]室 |
| 駐車場 | 100[3]台 |
| 開業 | 1931年[注 1] |
| 最寄駅 | 鬼怒川温泉駅（東武鉄道鬼怒川線）[3] |
| 最寄IC | 今市IC（日光宇都宮道路）[3] |
| 所在地 | 栃木県日光市鬼怒川温泉滝545 |
| 位置 | 北緯36度50分04.02秒 東経139度43分09.46秒 / 北緯36.8344500度 東経139.7192944度 |
| 公式サイト | 公式サイト |
歴史
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1931年︵昭和6年︶に、日光金谷ホテルの支店として誕生[4][5]。1953年︵昭和28年︶に独立し、鬼怒川温泉ホテル株式会社としてスタート、1969年には、金谷ホテル観光株式会社に社名を変更した[4]。
2005年、足利銀行の経営破綻および団体客の減少により、産業再生機構の支援を受けて事業の立て直しを行った。2009年3月20日に遊楽館11階︵最上階︶の全13室をリニューアルした[6]。ほかにも2010年・2014年・2018年に改修・改装工事を実施しており、いずれも石井建築事務所が手掛けている[7]。
2022年8月20日放送の﹃ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z﹄︵テレビ東京︶では、鬼怒川金谷ホテルから紹介された羽田圭介ら一行が宿泊し、ロビーラウンジで佐野ラーメンなどの夕食を摂った[8]。
特色
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人と人との心を繋ぐ﹁結旅﹂︵ゆいたび︶を掲げ、さまざまな世代の宿泊客への対応を心がけている[9]。例えば、子供向けのプレイスペースや工作机、親向けのフットマッサージャーや美顔器などを備えたキディルームを有する[10]。
鬼怒川の渓谷沿いに建ち、懐かし館・湯の街館・遊楽館の3棟からなる[10]。大浴場は木造りの﹁渓谷の湯﹂と石造りの﹁湯里﹂︵ゆり︶の2か所あり、露天風呂を含む合計10種類の浴槽を持つ[9][11]。大浴場は2011年に改修工事を実施した[7]。
食事は部屋食の会席料理のほか、ブッフェスタイルの﹁石窯ダイニング楽炎-rakuen-﹂、地物や契約農家の食材を使ったコース料理を供する﹁個室ダイニング結坐-yuiza-﹂の2か所の飲食店で提供する[9]。ほかに﹁ロビーラウンジ 暖-dan-﹂を有する[8]。
グループホテル
編集金谷ホテル観光株式会社、および系列の株式会社KANAYA RESORTSで金谷ホテル観光グループを形成している[12][13]。
現在営業していない旅館・ホテル
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●旧支笏湖いとう温泉、旧支笏湖プリンスホテル︵千歳市︶ - 2013年取得、再建が予定されていたが延期中。詳細は支笏湖いとう温泉#歴史を参照。
●THE KEY HIGHLAND IZU︵伊東市︶ - 2015年11月開業[14]、2018年11月一時休館[15]。2019年4月より、当地にはイヴレスホスピタリティの運営する﹁UMITO the salon IZU﹂が所在する[16][17]。
脚注
編集- 注釈
- 出典
(一)^ “館内施設”. 鬼怒川温泉ホテル. 2022年12月7日閲覧。
(二)^ “鬼怒川温泉ホテル”. 日本旅行. 2022年12月7日閲覧。
(三)^ abc“鬼怒川温泉ホテル”. 近畿日本ツーリスト. 2022年12月7日閲覧。
(四)^ ab“金谷ホテルヒストリー”. 2021年3月8日閲覧。
(五)^ “歩み”. KAYANA RESORTS. 2021年3月8日閲覧。
(六)^ “鬼怒川温泉ホテル、遊楽館の最上階を改装オープン” (2009年3月28日). 2022年12月7日閲覧。
(七)^ ab“実績一覧”. 石井建築事務所. 2022年12月7日閲覧。
(八)^ ab“﹁ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z﹂で紹介されたホテル・温泉旅館︵6/6ページ︶”. テレビ紹介情報. 価格.com. 2022年12月7日閲覧。
(九)^ abc株式会社オフィスユラ 2016, p. 53.
(十)^ ab“︻お部屋︼お子さまに、そしてママにやさしいお部屋”. REDIO BERRY. エフエム栃木 (2016年). 2022年12月7日閲覧。
(11)^ “︻温泉︼湯楽極楽2つの大浴場”. REDIO BERRY. エフエム栃木 (2016年). 2022年12月7日閲覧。
(12)^ “株式会社KANAYA RESORTSの求人情報”. HOTERES求人情報. オータパブリケイションズ. 2021年3月8日閲覧。
(13)^ 角田功. “100年のその先へ”. KANAYA RESORTS. 2021年3月8日閲覧。
(14)^ “大人のためのラグジュアリーリゾート﹁THE KEY HIGHLAND IZU﹂ 2015 年11月14日伊豆高原にグランドオープン”. HOTERES Online. オータパブリケイションズ (2015年9月25日). 2021年3月8日閲覧。
(15)^ “THE KEY HIGHLANDN IZU休館のお知らせ”. KANAYA RESORTS (2018年11月27日). 2021年3月8日閲覧。
(16)^ Kikuko Fujimura (2020年1月21日). “伊豆高原の自然と海を望む全10室の温泉付き隠れ家ホテル”. 一休コンシェルジュ. 一休. 2021年3月8日閲覧。
(17)^ “イヴレスホスピタリティ合同会社 | リゾートホテル運営”. イヴレスホスピタリティ. 2021年3月8日閲覧。
参考文献
編集- 株式会社オフィスユラ『栃木さんぽ 日光 那須 宇都宮』交通新聞社〈散歩の達人MOOK〉、2016年6月1日、112頁。ISBN 978-4-330-66516-0。