EWS4800

NECが販売していたワークステーションのシリーズ名

EWS4800は、日本電気(NEC)が開発・製造していたエンジニアリングワークステーション(およびそのシリーズ)の番号名称である。パソコンPC-9800シリーズの通称「キュウハチ」に対して、(後発のUP4800シリーズも合わせ)「ヨンパチ」と呼ばれることもあった。

歴史

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EWS480019869CPU68020UnixSysVEWS-UX/V[1]NEC[2]19905R3000CPUMIPS

MIPSEWS-UXSVR4SysV Release 4X Window SystemCAD/CAM

PC19975IAExpress5800/5058004800200111 EWS4800/53020063

一覧

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68k系

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  • EWS4800 (1986年) デスクサイド、CPU:MC68020 16MHz、メモリ:最大32Mバイト
    • グラフィックス:1280×1024ドット、1677万色中256色同時表示、ウィンドウ制御用グラフィックプロセッサ装備。
  • EWS4800/10 デスクトップ、CPU:MC68020 16MHz
    • 拡張スロット:VMEバス×2(以下、CISCベースのEWS4800では拡張バスは基本的にVMEバス
  • EWS4800/50 デスクサイド、CPU:MC68020 20MHz
  • EWS4800/2 デスクトップ薄型、CPU:MC68030 16MHz
  • EWS4800/4 デスクトップ薄型、CPU:MC68030 33MHz
  • EWS4800/20 デスクトップ、CPU:MC68030 33MHz
  • EWS4800/60 デスクサイド、CPU:MC68030 33MHz
  • EWS4800/30 デスクトップ、CPU:MC68030 50MHz
  • EWS4800/15 デスクトップ、CPU:MC68040 25MHz
  • EWS4800/15+ デスクトップ、CPU:MC68040 25MHz
  • EWS4800/30A デスクトップ、CPU:MC68040 25MHz
  • EWS4800/35 デスクトップ、CPU:MC68040 25MHz
  • EWS4800/75 デスクサイド、CPU:MC68040 25MHz

MIPS系

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EWS4800/220 (1990) CPUR3000 30MHz32M
1280×1024

EWS4800/260 (1990) CPUR3000 33MHz384M

EWS4800/120LT,130LT CPUvR3600 25MHz

EWS4800/210,210II CPUR3000 25MHz

EWS4800/230 CPUR3000 33MHz

EWS4800/110LT,140LT,150LT CPUR4000PC 80MHz

EWS4800/310,320 CPUR4000PC 80MHz

EWS4800/330 CPUR4400PC 133MHz

EWS4800/310LC,320EX,330EX CPUR4400PC 150MHz

EWS4800/110N CPUVR4200 80MHz

EWS4800/110NII CPUR4600 120MHz

EWS4800/310EC CPUR4600 120MHz

EWS4800/310PX CPUR4600 133MHz

EWS4800/310ECII CPUR4700 133MHz

EWS4800/310LX CPUR4700 150MHz

EWS4800/350 CPUR4000SC 100MHz

EWS4800/380 CPUR4000SC 100MHz

EWS4800/360 CPUR4400SC 133MHz

EWS4800/320SX,360AD CPUR4400SC 150MHz

EWS4800/320VX,320PX,330PX,360EX,360SX CPUR4400SC 200MHz

EWS4800/360MP,360PX CPUR4400MC 200MHz×2

EWS4800/360PXII CPUR4400MC 250MHz×2

EWS4800/410 CPUR5000PC 180MHz

EWS4800/420 CPUR5000SC 200MHz

EWS4800/410AD CPUR5000PC 200MHz

EWS4800/430 CPUR10000 200MHz

EWS4800/460,470 CPUR10000 200MHz×2

EWS4800/430EX CPUR10000 250MHz

EWS4800/530 CPUR12000 300MHz

EWS4800/570 CPUR12000 300MHz×2

EWS4800/570AD CPUR12000 400MHz×2

EWS4800/570EX CPUR14000 450MHz×2

VMEAPPCI32/EISAPCI64PCMCIA
  1. ^ NECはPC-9801シリーズ用「GDC」など、当時グラフィクスプロセッサの先進的メーカのひとつだった。
  2. ^ 後に、X Window SystemがUnixのデファクトスタンダードとなったため、そちらも提供した。

関連項目

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