Local area network

一施設内程度の規模で用いられるコンピュータネットワークのこと。LAN。

Local area networkLAN使 使

Local Area Networkkm

概説

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バスネットワークトポロジを使用したローカルエリアネットワークの概念図。

LANIEEEISO

(一)

(二)

(三)LAN



LANLANLANLAN

LANの種類

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LANLAN

 (EthernetDIXEthernet IIIEEE 802.3)

 (Token BusIEEE 802.4)

 (Token RingIEEE 802.5)

FDDI(Fiber-distributed data interfaceANSI X3T9.5)




LANIEEE 802.11

HomePNALAN

PLCLAN

LANの歴史

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LAN1973Xerox 1960()()1970ALOHA

19802IEEE 802 DIXEthernet I

1982DIXEthernet II

1983IEEE 802.3 10Base5

1984IEEE 802.3a 10Base2IBM

1987(ANSI)FDDI

1990IEEE 802.3i 10Base-T

1995IEEE 802.3u 100Base-TX

1998IEEE 802.3z 1000Base-SXLX

1999IEEE 802.3ab 1000Base-T

2006IEEE 802.3an 10GBase-T

40GigabitEthernet100GigabitEthernet

LANの分類

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レイヤについてはOSI参照モデルを参照のこと。

トポロジーによる分類(レイヤ1)

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3

LAN()(10Base-T100Base-TX1000Base-T)[1]

LAN(10Base510Base2)

LANLAN22FDDI


スター型
  • バス型
  • リング型
  • LANのトポロジーに関する議論は、伝送媒体(ケーブル、光ケーブル)とデータリンク層を接続する機器間で共有するイーサネット(10Base5、10Base2)、FDDIが現役であった1990年代までは意義のあるところだったが、その後のLANスイッチの普及拡大により、近年ではほぼすべてがスター型配線になっている。

    伝送媒体による分類

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    各規格において使用する伝送媒体が定められている。主な例としては同軸ケーブルツイストペアケーブル(撚り対線)光ファイバー無線(大気の電波伝播)が利用される。

    標準名称 規格名称 伝送媒体
    IEEE 802.3 10Base5 外径9.5mm、特性インピーダンス50Ωの同軸ケーブル(Thickケーブル)
    IEEE 802.3a 10Base2 外径5mm、特性インピーダンス50Ωの同軸ケーブル(Thinケーブル)
    IEEE 802.3i 10BASE-T カテゴリ3以上のツイステッド・ペア・ケーブル
    IEEE 802.3u 100Base-TX カテゴリ5以上のツイステッド・ペア・ケーブル
    IEEE 802.3ab 1000Base-T カテゴリ5e以上のツイステッド・ペア・ケーブル

    変調方式による分類(レイヤ1)

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    調

    調FDDI (TP-PMD, CDDI) 

    調IEEE 802.4

    広義のLAN(大規模LAN)

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    LANの最も基本的な構成はケーブルとデータリンク層を共有する単独のLANである。それについては本項で種類を解説した。 企業などの事業所内で利用するコンピューターネットワークとしてのLANでは、複数のLANをブリッジルーターLANスイッチを用いて接続し、ネットワークを拡張する。 ネットワークの拡張に当たってはLAN技術以外にシリアル回線、ATM、WDM伝送装置などが利用される場合がある。 広義のLAN(大規模LAN)の構成や方式については先に述べたものの他にIP(Internet Protocol)や関係する技術、さらに上位レイヤも含めた技術の複合体として成り立っている。 これらの話題についてはネットワーク構築、(情報)システム構築の分野の技術として、関係する書籍などの情報を参照されたい。

    脚注

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    1. ^ トークンリングという名称であるが、配線、機器の実装はツイストペアケーブルによるスター型トポロジーである。

    関連項目

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