その他
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その他︵そのた、そのほか︶は、特定の事柄以外のものを一つにまとめて指す語。
統計の際、どの分類項目にも属さない事項をまとめて﹁その他﹂とすることがあり、この項目はバスケット項目と呼ばれる[1]。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/36/%E8%87%AD%E7%B4%A0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%B1%E8%A8%88.png/220px-%E8%87%AD%E7%B4%A0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%B1%E8%A8%88.png)
名前が挙げられた7ヶ国以外の国が白色の﹁その他﹂の項目にまとめら れているグラフの例
多くのヨーロッパの言語やその影響を受けた言語では、ラテン語の et cetera︵エト・ケーテラ︶の略字である etc. や &c. が使われることが多い。日本語では﹁エトセトラ﹂と読む。ラテン語でetは﹁および﹂、cetera は﹁残り﹂を意味する。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/36/%E8%87%AD%E7%B4%A0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%B1%E8%A8%88.png/220px-%E8%87%AD%E7%B4%A0%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%B1%E8%A8%88.png)
日本の法令
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法令用語では﹁その他の﹂の後には前に列挙されたものを包括する概念を述べ、﹁その他﹂の後には単に列挙に並列する概念を述べるとされる。ただし、﹁の﹂の重複を避けるために﹁その他の﹂を使わないこともある[2]。
接尾辞として、﹁など﹂または﹁等︵とう︶﹂を用いることもある。法令以外の公用文では平仮名の﹁など﹂を用い、﹁等﹂は用いない。
- 例:「米、大麦、小麦など」
- 例:「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」
解釈
[編集]歴史上の事典や目録で「その他」(英: miscellaneous)というカテゴリーに分類されたものを吟味することによって、編纂当時の体系に収まらなかったものが何かが分かるので、知識体系の歴史を知る手がかりになるとピーター・バークは示唆した[3]。