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ちり紙︵ちりがみ、ちりし、塵紙︶は、汚れを拭き取って捨てることを目的として作られた、薄手の安価で粗末な紙。普通、20cm四方前後の手頃な大きさに裁断されている。主たる用途は、鼻をかむことと、用便の後始末であるが、日本では、前者はティッシュペーパーに、後者はトイレットペーパーに、それぞれ取ってかわられている。粗末な紙ゆえ、ごわごわしたものが多いが、直接肌に触れるものであるから、使用前にもみ合わせて柔らかくして使ったり、はじめからしわを入れて柔らかくして販売しているものもある。上級のものは化粧紙と呼ばれる。
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