アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜
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アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜 | |
---|---|
Early Man | |
監督 | ニック・パーク |
脚本 |
マーク・バートン ジェームズ・ヒギンソン |
原案 |
ニック・パーク マーク・バートン |
製作 |
ニック・パーク デヴィッド・スプロクストン カーラ・シェリー リチャード・ビーク |
出演者 |
エディ・レッドメイン トム・ヒドルストン メイジー・ウィリアムズ ティモシー・スポール |
音楽 |
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ トム・ホウ |
撮影 | デイヴ・アレックス・リデット |
編集 | シム・エヴァン=ジョーンズ |
製作会社 |
アードマン・アニメーションズ 英国映画協会 |
配給 |
スタジオカナル ライオンズゲート キノフィルムズ |
公開 |
2018年1月26日 2018年2月16日 2018年7月6日 |
上映時間 | 89分[1] |
製作国 | イギリス |
言語 |
英語 日本語 |
製作費 | $50,000,000[2] |
興行収入 | $54,114,015[3] |
﹃アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜﹄︵原題:Early Man︶は2018年にイギリスで公開されたアニメ映画である。監督はニック・パーク、主演はエディ・レッドメインが務めた。
概略
恐竜たちが隕石の衝突で滅亡した直後、運良く難を逃れた原始人たちは隕石の残骸で遊び始めた。それは洗練されたものではなかったが、サッカーが生み出された瞬間でもあった。それから数百万年が経過した。主人公のダグは部族の仲間たちと楽しく暮らしていたが、文明の足音は着実に近付いていた。ある日、ヌース率いる都市国家の軍勢が谷に襲来し、ダグたちは為す術もなく故郷を追われることになった。仲間たちが悲嘆に暮れる中、勇敢なダグはペットのホッグノブと共に故郷へ帰還する道を模索していた。ひょんなことから、ダグはヌースがサッカー好きであることを知り、故郷をめぐってサッカーでの勝負を挑むことにした。キャスト
※︵︶は日本語吹替版声優[4]。 ●エディ・レッドメイン - ダグ︵梶裕貴︶ ●トム・ヒドルストン - ヌース︵大塚芳忠︶ ●メイジー・ウィリアムズ - グーナ︵沢城みゆき︶ ●ティモシー・スポール - ボブナー族長︵佐々木梅治︶ ●リチャード・アイオアディ - ツリーボー ●セリーナ・グリフィス - マグマ ●ジョニー・ヴェガス - アスボ ●マーク・ウィリアムズ - バリー ●ジーナ・ヤシェレ - グラヴェル ●サイモン・グリーナル - イーマック ●ロブ・ブライドン - 伝言バード︵堀内賢雄︶ ●ケイヴァン・ノヴァク - ディノ ●ミリアム・マーゴリーズ - オーフィーファ女王︵戸田恵子︶ ●ニック・パーク - ホッグノブ、ダグのペットのイノシシ。製作
2007年6月18日、アードマン・アニメーションズはニック・パークが手掛ける新作映画を製作すると発表したが、当時、それはジョークだと思われた[5]。2015年5月6日、スタジオカナルが﹃Early Man﹄というタイトルのアニメーション映画に出資することになったという報道があった[2]。2016年5月9日、エディ・レッドメインが主人公の声を担当することになったと報じられた[6]。10月19日、トム・ヒドルストンの起用が発表された[7]。サウンドトラック
2018年1月26日、本作のサウンドトラックが発売された[8]。公開・マーケティング
2017年3月16日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[9]。9月7日には、本作のファースト・トレイラーが公開された[10]。興行収入
本作は﹃ブラックパンサー﹄や﹃サムソン﹄と同じ週に全米公開され、公開初週末に600万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[11]、実際の数字はそれを大きく下回るものであった。2018年2月16日、本作は全米2494館で封切られ、公開初週末に319万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場7位となった[12]。評価
本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには141件のレビューがあり、批評家支持率は82%、平均点は10点満点で6.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は﹁﹃アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜﹄にはアードマン・アニメーションズの最高傑作と言えるほどの深みはない。しかし、同スタジオの作品をアニメファン御用達にした独特のビジュアルと軽快なユーモアはある。﹂となっている[13]。また、Metacriticには39件のレビューがあり、加重平均値は68/100となっている[14]。なお、本作のシネマスコアはBとなっている[15]。出典
(一)^ “EARLY MAN (2018)”. 2018年1月31日閲覧。
(二)^ ab“Studiocanal Doubles Down On Family Fare: Reteams With Nick Park And Gilles De Maistre For New Pics – Cannes”. 2018年1月31日閲覧。
(三)^ “Early Man”. 2018年4月8日閲覧。
(四)^ “梶裕貴がアードマン新作﹁アーリーマン﹂に参戦、ヒロイン役は沢城みゆき”. 映画ナタリー (2018年5月18日). 2018年5月21日閲覧。
(五)^ “Aardman reveals new slate”. 2018年1月31日閲覧。
(六)^ “First look at Eddie Redmayne's Early Man in the new Aardman adventure”. 2018年1月31日閲覧。
(七)^ “Tom Hiddleston joins the cast of Early Man, voicing villainous Lord Nooth”. 2018年1月31日閲覧。
(八)^ “Early Man (Original Motion Picture Soundtrack)”. 2018年1月31日閲覧。
(九)^ “EARLY MAN - Teaser Trailer - In cinemas January 2018 A.D.”. 2018年1月31日閲覧。
(十)^ “First full trailer for Aardman Animations Early Man is here...”. 2018年1月31日閲覧。
(11)^ “'Black Panther' Targets $200M+ Four-Day Opening Weekend”. 2018年4月8日閲覧。
(12)^ “February 16-18, 2018”. 2018年4月8日閲覧。
(13)^ “Early Man”. 2018年4月17日閲覧。
(14)^ “Early Man (2018)”. 2018年4月17日閲覧。
(15)^ “'Black Panther' Delivers Fifth Largest Opening of All-Time, Heading Toward $235M+ 4-Day Debut”. 2018年4月17日閲覧。