ウェブデザイン技能検定
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ウェブデザイン技能検定︵ウェブデザインぎのうけんてい︶とは、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会がウェブデザインの技能検定制度の充実を図るために行われるウェブ業界で唯一の国家試験である。
概要
厚生労働省が﹁職業能力開発促進法施行令の一部を改正する政令﹂の中で﹁ウェブデザイン﹂職種を検定する国家資格が追加され、2007年3月30日に施行された。パソコンや携帯端末を通じ、様々な情報をインターネット上に掲載し、これを配信することを目的に、ウェブサイト︵ホームページ︶のデザイン︵設計︶を行うことを検定する資格である。ウェブデザイン技能検定に合格すると﹁ウェブデザイン技能士﹂となる名称独占資格である。 2007年11月に静岡県で開催された﹁技能五輪国際大会﹂では、ウェブデザインに関する競技が正式種目として実施された[1]。試験概要
ウェブデザイン技能検定は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づき、ウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われる。 等級区分は1級から3級まであり、インターネットスキル認定普及協会が定めた日によって試験が開催される。出題形式
●筆記試験︵マーク方式︶‥﹁多肢選択法﹂﹁真偽法﹂形式合格基準
●70点以上︵100 点満点︶試験時間
●1級‥学科90分 実技180分 ペーパー実技60分 ●2級‥学科60分 実技120分 ●3級‥学科45分 実技60分学科試験の試験科目
1級から3級まで試験科目は共通である。 範囲は各級によって異なっている。 ●1.インターネット概論 ●1-1.インターネット ●1-2.ネットワーク技術 ●1-3.インターネットにおける標準規格・関連規格と動向 ●1-4. ウェブブラウジング ●1-5. ワールドワイドウェブ(WWW)セキュリティ技術 ●1-6.インターネット最新動向と事例 ●2.ワールドワイドウェブ(WWW)法務 ●2-1.知的財産権とインターネット ●2-2.インターネットに関わる法令等 ●3.ウェブデザイン技術 ●3-1. ハイパテキストマーク付け言語および拡張可能ハイパテキストマーク付け言語(HTML・XHTML)とそのコーディング技術 ●3-2.スタイルシート(CSS)とそのコーディング技術 ●3-3.スクリプト ●3-4.サーバサイドアプリケーション ●4.ウェブ標準 ●5.ウェブビジュアルデザイン ●5-1.ページデザインおよびレイアウト ●5-2.マルチメディアと動的表現 ●6.ウェブインフォメーションデザイン ●6-1.インフォメーションデザイン ●6-2.インタフェースデザイン ●6-3.ユーザビリティ ●6-4.各種データベースとの連携によるダイナミックなサイトデザイン ●7.アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン ●8.ウェブサイト設計・構築技術 ●9.ウェブサイト運用・管理技術 ●10.安全衛生・作業環境構築実技試験の試験科目
1級から3級まで試験科目は共通である。 範囲は各級によって異なっている。- 1.ウェブサイト構築
- 1-1.ウェブサイト設計・計画
- 1-2.ウェブサイトデザイン
- 1-3.ウェブサイト運用管理