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2015年3月9日 (月) 05:19時点における版
エンリコ・マイナルディ(Enrico Mainardi , 1897年5月19日-1976年4月10日)はイタリアのチェロ奏者、作曲家、指揮者。
ミラノに生まれ、4歳からチェロ奏者だった父から手ほどきを受けた。
地元の音楽院に進学し、ジュゼッペ・マグリーニに師事。1910年には音楽院を卒業し、ヨーロッパ中を演奏して回った。一方で、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を習得し、ベルリン音楽院のフーゴー・ベッカーのもとで研鑽を積んだ。
その後、ベルリン国立歌劇場のチェロ奏者になる傍ら、ゲオルク・クーレンカンプやエドヴィン・フィッシャーらとトリオを結成し、室内楽での名声を高めた。
1933年からベッカーの後を継いでベルリン音楽院のチェロ科教授になったが、翌年にはサンタ・チェチーリア国立アカデミアの教授に転出し、1936年まで務めている。教師としては、ミクローシュ・ペレーニ、ジークフリート・パルムなどを育て上げた。1976年にミュンヘンで死去。
作曲家としては、﹁2つのチェロのための協奏曲﹂などの管弦楽作品や室内楽曲、無伴奏チェロソナタ "Sonata breve"などを作曲している。