オイス山
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オイス山︵Oiz︶は、イベリア半島北部、ビスカヤ県にそびえるスペインの山。バスク山地︵es︶の一部である。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/16/Oiz_cara_sur.JPG/220px-Oiz_cara_sur.JPG)
オイス山を南側から見たところ。沢山風力発電用風車が林立している。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/53/Oiz_parque_e%C3%B3lico%2C_vista_parcial.JPG/220px-Oiz_parque_e%C3%B3lico%2C_vista_parcial.JPG)
オイス山に立ち並ぶ風力発電用風車。
オイス山は北緯43度13分43秒、西経2度35分24秒にある。頂上の標高は1026メートル︵約3千フィート︶で冬期には積雪が観測されることもある。山からはオイス川も流れ出している。この付近はカンタブリア山脈の一部でバスク山地と呼ばれる山がちな地域だが付近の山々の中では海寄りに︵すぐ北にビスケー湾が︶ある。
概要
事故
詳細は「イベリア航空610便墜落事故」を参照
オイス山は1985年2月19日に旅客機墜落事故が起きて148人が死亡した現場として有名である。墜落原因はパイロットの人為的なミスにあった(機体の問題ではなかった)と結論付けられている。当時パイロットが使用していた地図にはオイス山の存在が記載されていなかったという。旅客機は当時オイス山に立っていた高さ約30メートルのテレビ放送用アンテナに激突。そのままオイス山の北側斜面に墜落した。生存者は誰もいなかった。