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キャンセル︵英: cancellation︶は、一般的にはあらかじめ当事者間で契約した事柄の内、どちらか一方の都合で破棄する意味合いで用いられる。法律的には解約・取消・撤回であり、主に予約等の解除を指す場合が多い。
一般的には契約・約束事に際して当事者間で破棄する場合、日時等を変更して代替可能であればそのまま日付の変更する以前の条件で契約事項が守られる場合が多いが、それが不可能の場合、何らかの制裁が破棄する側から破棄されたほうにその補償を発生させる契約もある。
なお、直前に一方的にキャンセルすることを俗語でドタキャンという。これは、﹁ドタンバ︵土壇場︶でキャンセルする﹂の略である。
キャンセル代替の例
●交通機関では地震や台風などの自然災害による運行中止といった交通機関側の事情による運休では、代替が可能である場合には無償で代替交通機関を提供することが多いが、利用者が病気など自身の都合により利用しない場合には交通機関側に支払った運賃・料金の一部を交通機関側が定めた額を徴する場合がある。
●日本プロ野球では試合不成立の場合、振替試合への入場を可能とする。
アクションゲーム用語でのキャンセル
アクションゲームにて、︵隙になって不利になる︶主人公キャラクターの不要な攻撃モーションを、特定のコマンド操作によって一度中断させ、有用な別のモーションに変換してコンボを継続したり、意図的にコンボを終了させたりして︵必要としない︶次のモーションをカットすることをいう。