ゲンゲ
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?ゲンゲ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Astragalus sinicus | ||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||
ゲンゲ | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Chinese milk vetch |
ゲンゲ︵紫雲英、Chinese milk vetch︶はマメ科ゲンゲ属の越年草植物。学名はAstragalus sinicus。中国原産。レンゲソウ︵蓮華草︶、レンゲ、とも呼ぶ。春の季語。岐阜県の県花に指定されている。
●茎の高さ10~25cm。暖かい地方では水平方向に匍匐し、60~150cmまで伸びる場合もある。
●花色は紅紫色だが、まれに白︵クリーム色︶の株もある。
●ゲンゲの花のミツは良い﹁みつ源﹂になる
●ゆでた若芽は食用にもなる︵おひたし、汁の実、油いため他︶
●民間薬︵利尿や解熱など︶
●ゲンゲの花を歌ったわらべ歌もある。
ゲンゲ畑
化学肥料が普及されるまでは、緑肥︵りょくひ=草肥‥くさごえ︶および牛の飼料とするため、8~9月頃、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き翌春に花を咲かせていた。これはゲンゲ畑と呼ばれ、昭和末頃までの﹁春の風物詩﹂であった。
●﹁ゲンゲ畑﹂は田植えの前に耕し、ゲンゲをそのまま鋤きこんで肥料とした。窒素を固定する﹁根粒菌﹂の働きで、ゲンゲの根には球形の根粒がつく。ゲンゲの窒素固定力は強大で10cmの生育でおおよそ10アール1トンの生草重、4~5kgの窒素を供給し得る。普通15ないし20cmに成長するからもっと多くなるはずである。
●乳牛を飼っているところでは、飼料とした。
●休耕田の雑草防止策にもなった。ゲンゲの生える中に不耕起直播して乾田期除草剤を使わないですむ方法、ゲンゲの枯れぬうちに入水、強力な有機酸を出させて雑草を枯死させる方法がある。ただしゲンゲは湿害に弱く、不耕起では連作障害が起きかねず、アルファルファタコゾウムシが大発生するなど難点も多い。
レンゲ畑
上から見た花
薄紫色のレンゲ
外部リンク