サーペント
表示
サーペント︵Serpent︶はラテン語の︵Serpens、Serpentis)を由来とする言葉。
●英語でヘビの別名。比較的大型の、特に毒蛇に使われる。大蛇。
●蛇神のこと。男根の象徴ともされ、男性神とされることもある。しかし、本来は大地母神への関わりが深く、ヘビの姿をとる女神も多い。
●西洋では古き蛇、つまり悪魔の異称として使われる。古代から近世にかけてはドラゴンとかなり混同されていた。サタン、ピュトン、アポピス︵アペプ︶、ウロボロス、ヨルムンガンドなども参照のこと。
●東洋では基本的に水神であり、竜と混同されることが多い。八岐大蛇、大物主、タケミナカタ、アシナヅチ・テナヅチ、ナーガ、ケツァルコアトルなども参照のこと。
●シーサーペント(Sea Serpent)は、北ヨーロッパに伝わる架空の怪物、あるいはUMAのこと。大海蛇、海竜。ヒュドラのほか、しばしばテュポンやレヴィアタン、クラーケンなどとも混同される。
●管楽器の一つ、セルパン(Serpent)。ユーフォニアムやチューバの祖先。
●ヘビに関する星座のこと(Serpent)。
●へび座(Serpens)。元はへびつかい座(Ophiuchus)の一部であった。
●うみへび座(Hydra)。ヘラクレス︵ヘルクレス座︶に退治されたヒュドラが天に上がり星座となった。
●みずへび座(Hydrus)。
●十二支の巳(The Snake)も参照のこと。
●暗号化アルゴリズムの一つ ⇒ Serpent (暗号)
●イギリス海軍の軍艦(HMS Serpent)。
●連続殺人鬼シャルル・ソブラジ(Charles Sobhraj)のニックネーム(The Serpent)。
●OVA﹃新機動戦記ガンダムW Endless Waltz﹄に登場する架空の兵器。⇒アフターコロニーの機動兵器#サーペントを参照。
●日本のメロディックデスメタルバンド。→SERPENTを参照。